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2016.10.14

N.Y.とL.A.の違い~L.A.編~|35歳のアメリカ留学vol.8

前回のコラムではN.Y.についてお話したので、今回はL.A.編です。

1人1台があたりまえの完全なる車社会

N.Y.とL.A.の大きな違いといえば、公共交通機関。N.Y.はサラリーマンも学生も誰でも利用しますし、基本的に電車もバスも安全ですが、L.A.は車社会。1人1台、が一般的なので、L.A.でバスや電車に乗車する人は、学生か車を持つことができない(お金を持っていない)人が利用するもの、という認識です。ですので、正直な話、バスや電車にはお近づきになりたくないような人も乗ってきますし、エリアによってはバスの中での強盗も…。N.Y.とは違い、治安の良いエリアと悪いエリアが、隣り合わせなのもL.A.の特徴ですね(治安が悪いと言われるエリアは本当に危険なので、近づかないことをオススメします)

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(写真/L.A.は車社会なので車線の数も多いです! 運転には注意が必要ですが、教習所に行かなければいけないなどの決まりがないため、免許を取るのはすごく簡単(笑)。試験は日本語でも受けられます)

L.A.とひと言で言っても、エリアとしてはとっても広いんです。ですが、電車は一部しかないため、基本移動は車かバス。私は学生な上に、さらにお金のない身でしたので、滞在中は主にバスを利用していました。もちろん、観光客でも利用できますが、バスに乗って安全な地域は、基本的にお金持ちが多く住むエリア。海沿いか、ビバリーヒルズ、ハリウッド、行ってコリアタウンまで。オフィスが多いダウンタウンでさえ、昼間は平気ですが、夜は治安が悪くなるので注意が必要です。

L.A.の治安の悪さを知る方法の一つに、ゴミがあります。N.Y.はキラキラした反面、どこもかしこもゴミが落ちていて汚いのですが、L.A.の治安の良いお金持ちエリアはゴミがありません。ゴミ箱もたくさん置いてあるし、税金を支払っている金額が大きいため、清掃車も頻繁に見かけます。逆に治安の悪いエリアは道にゴミが散乱…。歩いていて、ゴミが目立って増え始めたな、と感じたら注意が必要です。とはいえ、車社会なのでN.Y.と違い、道を歩いてる人も少ないですが…。ちなみに、夜の女性歩き(特にひとりは論外!)、夜のバスは利用しないが賢明です。

車がない人の頼もしい味方「Uber」

「そんなこと言ったらどこにも行けないじゃん!」と言う人にオススメなのが「Uber」。日本では、まだそこまで普及していないようですが、「Uber」はアプリで今いる場所まで車が迎えに来てくれるタクシーのようなサービスです。L.A.のUberの何がいいって、他の地域に比べて断然安い点! 料金の支払いもアプリに登録したクレジットカードから引かれるので、その場でやり取りすることがないのでスムーズ。地元の人たちも車社会だからこそ、お酒を飲む日はよく「Uber」を利用しています。台数もたくさん走っているので、呼びたいときにすぐ呼べるのも便利。L.A.はN.Y.と違い、流しのタクシーがあまり走っていません。そのうえ高い…。ぼったくられる可能性も高いので、乗るときは注意を。バスで行きにくい場所や夜のお出かけには、「Uber」を是非、利用してみてくださいね!

続いての違いは、お家について。L.A.のお家はいわゆる「これぞ、アメリカ!」という感じの部屋が大きく、ゆったりとした作り。前回のコラムでN.Y.の家の衝撃写真をお見せしましたが(笑)、L.A.のお家は同じ家賃でもアパートメントにプール、ジャグジー、24Hジム、BBQエリア、テラス、コンシェルジュのいるセキュリティーのしっかりした場所でした。L.A.も家賃が高いですが、内容がN.Y.とは全く違う!! いかにN.Y.の家賃が高いか…わかっていただけると思います。ちなみにN.Y.で起きたような家でのトラブルはL.A.ではひとつもありませんでした!

日本で暮らしていると、設備も治安も良く、日本全国見ても驚いてしまうほどの差はありません。でも、アメリカは違います。留学前に以前アメリカにいた友人に言われたことは「自分で自分を守ることしかできないから、安全を買うならそれなりのお金を払いなさい」でした。男性ならまだしも、女性はある程度、安全をお金で買うべきです。

大自然が身近にあるのもL.A.の魅力

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(写真/また絶対に訪れたいと思っている場所のひとつが、セドナ!)

L.A.は雨が降らないので、N.Y.と比べて水道代が高いとか、細かいことは色々とありますが、一番の良さはやっぱりお天気ですね! 1年をとおして天気がよく、私は海の近くに住んでいたので、窓を開けていると気持ち良い風が入ってきました! 冬でも暖かい日があるので四季が感じにくいですが、とにかくあのカラッとした空気と広い青空は最高です。そしてL.A.周辺には、大自然を感じられる場所が沢山あります。セドナ、グランドキャニオン、国立公園などなど、長時間運転にはなりますが、別世界を体験しに行くことができます。L.A.から3時間も走れば雪山もありますよ!

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(写真/日本の人に人気のサルベーション・マウンテンも行きました。砂漠に突如現れるアート。でもアメリカ人は、周りに何もないこの場所になぜみんなが行くのか理解できないそう(笑)。この後はサンディエゴで1泊して帰りました!)

アメリカはとっても広いので、留学先を選ぶ時に色々と調べてみるのも楽しいと思います。日本での仕事に疲れた、リセットしたい、と思ったら、シティ感のあるN.Y.よりもL.A.をオススメします!

初出:しごとなでしこ

エディター Eri Ito

学生時代の読者モデルをきっかけに雑誌編集に興味を持ち始め、ファッションライターの道へ。
ファッションエディターとして数々の企画をこなすかたわら、エステティシャンやスタイリスト、パーソナルスタイリストとしてもマルチに活躍。
30代半ばにアメリカ留学を決意し、L.A.とN.Yへ。数々の出会いと刺激を受けてこのたび帰国!

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