ショコラコーディネーター®市川歩美がスイーツにまつわるNEWSや甘く美味しいお話をお届けします!
2016年秋のコンビニチョコがすごい!
はい。そうなんです。2016年秋から次々と登場する大手メーカーのチョコレートが例年以上にクオリティが高いです。仕事柄、チョコレートにはうるさい私ですら、む、、これはなかなか、というものが出てきています。ということでコンビニでいただける「ショコラコーディネーター市川歩美も注目! この秋おすすめのコンビニチョコレート」をご紹介しています。
今回はその2。
9月27日に発売となった「明治 ザ・チョコレート」です。
これにはいきなりやられました。
▲パッケージもカカオモチーフで持っていてお洒落感あり。
まず、コンビニチョコとして凄いのは、このチョコレートには「香料」が入っていないこと。
つまりピュアなカカオの香りがします。そしてこのチョコレートの原料のカカオ豆自体がプレミアム。通常の明治チョコレートに使うカカオ豆以上に、発酵、焙煎などの全工程にこだわっているので、カカオの風味がしっかり感じられます。コンビニで出会えるなんてすごい! 明治製菓さんの心意気を感じます。
▲2種類以上買って、食べ比べよう!
1箱220〜230円(税別)なので、2箱でもお気軽に。たとえば、この青いパッケージの「コンフォートビター」とオレンジのパッケージの「エレガントビター」を買って食べ比べると、あ、こっちはナッティ、でもこっちはフルーティ、なんて、はっきりとお味の違いがわかって楽しいです。ソムリエ気分?
▲ボックスには小さな板チョコが3枚、小分けになって入っています。
ワインのぶどうの産地や品種の味の違い、のように、ベネズエラ産カカオ、ブラジル産カカオ、といった感じで、豆の風味をチョコレートで楽しむ。こういうスタイルがいま、チョコレートカルチャーのトレンド。
▲カカオ分が高いミルクチョコレートも2種。赤の「ベルベット ミルク」はきっとみんな好きな味。
「クラフトチョコレート」ともいわれる、カカオ豆からこだわって小規模にチョコレートを作る「Bean to Bar(ビーントゥバー)チョコレート」専門店がいま、世界中で大人気で、日本にもたくさん、素敵なお店があります。
スタイルやフィロソフィーがあって、クール。世界中に広がる魅惑の「ビーントゥバーチョコレート」ワールドへの、入り口になりそうなチョコレートです。
詳しくはこちら
▶明治 ザ・チョコレート
初出:しごとなでしこ
ショコラコーディネーター® 市川歩美
チョコレートのジャーナリストとして最新のチョコレート情報に精通。おすすめ・注目のチョコレートの紹介ほか、関連情報を雑誌、テレビ、ラジオ、WEBなどのメディアに提供しながら、メディア・チョコレートブランド・消費者をつなぐ、日本唯一のショコラコーディネーター®として活動。フランスの上質なショコラに1990年代前半に出会って以来、チョコレート愛好家歴は25年以上。「ショコラのある生活」を豊かにするべく、チョコレート関連イベント、トークショーへの出演、テレビ番組、記事の監修、商品企画なども行う。