キャリアアップキャリアダウンetc. 「私のリアル転職」実例、よかったことも悪かったことも、すべて語ります! キャリアアップする人、起業する人、休職する人…さまざまな転職経験者に、以前の働き方や退職を決意した瞬間、転職活動の極意など、ホンネで語りつくしてもらいました!
Y・Rさん 34歳|価値ある事業を広めたい!
福利厚生が充実の人材関連会社→やりたいことに直結するNPO法人へ
<前職>
業種:人材関連会社
年収:600万
残業:週5時間
<現職>
業種:NPO法人
年収:400万
残業:なし
<経歴>
23歳 新卒で人材関連会社に入社、求人広告の営業を担当
27歳 CSR活動のメンバーになる。転職を意識
29歳 転職活動を開始
30歳 NPO法人に転職、マネージャー職に
直接やりがいにヒット! 給与は減っても満足度はアップ
前職の人材関連会社ではCSRの一環で全国の小学生にキャリア学習の出張授業を行う活動をしていました。社会人5年目にそのメンバーに選ばれ活動をしていくうちに、元々学生のころに目ざしていた「キャリア教育の領域で仕事がしてみたい」という気持ちを思い出して、転職を意識するようになりました。
ただ、それを事業としている組織はなかなかなくて、転職活動を始めたものの1年ほどずっと踏ん切りがつかず悶々と過ごしていたんです。そんなある日、たまたまネットで「キャリア教育 採用」と検索したときに出てきたのが、キャリア学習を通して中高生のための居場所を提供する今の会社です。
NPO法人だということに関してはそんなに不安はなく、むしろ「その手があったか!」という感じ。お給料は減りましたが、前職のときに貯金できていたので、生活スタイルは変わっていません。それよりも会社と自分のビジョンが一致しているのですごく気持ちいいです。仕事で満たされることの喜びを日々実感しています。
想像していた以上に広くてきれいな施設でした!
これから転職予定の人へ
「『NPOだから…』と不安がらないで」
非営利組織も企業のひとつの形。社風や基盤がしっかりしていれば思いきって飛び込んでもいい、素敵な転職先だと思います!
Oggi11月号「Around 30 転職のリアル」より
メイン画像/Shutterstock 構成/大椙麻未、酒井亜希子・佐々木 恵(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部