今回は、高田馬場にある焼鳥居酒屋を職場のおじさんから教えていただいたのでご紹介します。
学生街ゆえかリーズナブルで少し変わったメニューもあり、気軽に楽しく飲めるお店です。社会人になってからは普段飲みに行くことのない場所なので、高田馬場駅周辺というと学生の街というイメージしかなかったのですが、今回訪れてみて仕事帰りのOLやサラリーマンが集まる街だということもひとつの発見でした。
珍しい【蛙】と【ほうでん】の串焼きもおすすめ! 安くて美味しい焼鳥居酒屋
9月から東京六大学野球の秋季リーグ戦が始まりました。私の職場には東京六大学野球が大好きなおじさんが結構いらっしゃいます。
先日、そのうちのひとりで早大OBのおじさんが「今日は母校が勝って、10月27・28日にある早慶戦に優勝の望みをつないだ日なんだよ!! 気分がいいから飲んで帰ろう!」と大興奮で、「今日は学生のころから行っているおすすめの焼鳥屋さんを教えてあげる! 安くて美味しくて珍しいものも食べられるよ!!」と、高田馬場にある「鳥やす支店」を教えてくださりました。
お店はJR高田馬場駅の早稲田口から徒歩3分くらいの場所にあります。入り口の赤提灯と暖簾が歴史を感じさせる良い雰囲気。この時点ですでに美味しい焼鳥が食べられそうな気がします。
お店に入って席に着くと、すぐにお店の方がお絞りとお通しのうずらの卵が乗った大根おろしを持ってきてくれます。
大根おろしにうすらの卵が入っているだけで嬉しい気持ちになるのは私だけでしょうか…
メニューを見ると焼き鳥は1本60円から120円くらいまで。おつまみも300円前後でリーズナブルです。そして、その他にも野菜焼きや煮込み、鍋、丼もあり種類豊富です。
お店を紹介してくださったおじさんから「まずは珍しいものを注文しよう! 蛙とほうでん」と言われ、「え!? 蛙? ここは焼鳥屋さんじゃないんですか? ほうでんって何ですか?」と、いろいろと混乱している私。
メニューを改めてよく見ながらおじさんの説明を聞くと、「蛙はこのお店の串焼きの中では1番高級品(1本400円)だよ。鶏肉みたいで美味しいよ。ほうでんは鶏の睾丸。そう聞くと気持ち悪いけど、白子みたいで美味しいよ。せっかくだから食べてみなよ」とのことでした。
▲蛙の串焼き
食べてみると、とてもあっさりしていて結構歯ごたえがありました。鶏肉のような白身魚のような…。
▲ほうでん
見た目も味も本当に白子のような感じです。プリッとしているのですが、中はふわふわで不思議な食感。食べる前は抵抗があったのですが、美味しかったです。
▲生野菜
生野菜は1種類200円で選んで注文することができます。キャベツとにんじんを選びました。結構ボリュームがあってびっくり。
▲地酒
日本酒です。注文した銘柄を忘れました…。お店の方が目の前で大きなぐい飲みに注いでくれます。
▲煮込み
これはお店の名物だそうです。これ、とても美味しかったです! 特に女性におすすめです。手羽先と根野菜の煮込みで、居酒屋で出てくる煮込みのイメージとは全く異なるものでした。ポトフのような優しい味でほっとします。
▲焼鳥
今回は盛り合わせにせず、単品で色々と注文しました。どの部位もとても美味しかったです。
年季が入っているのを感じるレトロな店内は賑やかで活気があり、何となく暖かみがあって落ち着きます。夜はサラリーマンやOLが結構いらっしゃいました。カウンター席もテーブル席もあるのでグループで行くのももちろんおすすめですが、ひとりでサクッと飲みに行くのもおすすめのお店です。
珍しくて少し躊躇してしまうような【蛙】や【ほうでん】も、きちんと美味しくて話のタネにもなるので是非味わってみてください。
Oggi.jp’s 小山香織
年金関係の職場で働く30代OL。女子大を卒業し、大学院生時代から美容関係の会社を経営した後、現在の職場に転職。女性ばかりの環境に暫くいたことにより、働く男性(おじさん)達の素敵な価値観に関心を寄せる日々。最近の趣味は、おじさん達の影響もあって楽しく飲むこと、食べること、ゴルフ、競馬。そして、女性らしさを忘れないためのホットヨガ。今までおじさん達から教えていただいた社会を上手く生きる方法を綴ります。2018年4月からoggi.jpにてブログを執筆する“Oggi.jp’s(オッジ ジェイピーズ)”としての活動を開始。