6月に入り、梅雨に入りどんよりした天気が続くと、気分が沈んで何もする気になれない日が多くなります。そんな日は、会社帰りに落ち着いた雰囲気のバーで美味しいお酒を1杯飲んで帰るだけでも良い気分転換になります。
今回は職場のおじさんに教えていただいた素敵なバーのご紹介と、粋なバーの使い方についてのお話です。
カツサンドがおすすめの【GINZA1954】
「こういう場所で、ダラダラしないでサクッと飲んで帰るのが粋な飲み方なんだよ。」と、おじさん上司に教えていただいたのが【GINZA1954】というシックで落ち着いた雰囲気のバーです。
このバーは、お店に入り席に着くとまずお通しにコンソメスープが出てきます。このスープがとても美味しくて、心が落ち着きます。
そして、お酒を注文すると、ふたつめのお通しにポンデケージョが出てきます。これも美味しくて、更にリラックスした気持ちになります。
お店の雰囲気も素敵で、バーテンダーの方もとても親切で、お通しやカクテルも美味しく、この要素だけでも十分ですが、さらにもうひとつこのバーをおすすめしたいポイントは、絶品のカツサンドです。
うっすらとピンク色の豚肉は見た目も味も素晴らしく、パンも美味しくバランスが絶妙でカツサンドの概念を覆されると言っても過言ではありません。
私の中では、今まで食べてきた中でいちばん美味しく、美しいカツサンドです。
美味しいカツサンドとカクテルを楽しみながら、
「人は正面を向かい合わせて話をすると緊張してしまう。特に、上司と部下の関係であったりすると余計にそうなる。こうして横並びでお互いの顔や目線がきちんと合わない状態で座るだけでも大分緊張がとける。更に落ち着いた照明の空間で、少しお酒を飲みながら話をすると、お互い本音で話しやすくなる」
「だから、昔から部下と仕事のシビアな話をしなくてはならない時にはここに連れてきて話をするようにしているんだよ。」
と教えていただきました。
確かに、クラシックで素敵な雰囲気のバーで、美味しいお酒と絶品のカツサンドをいただいているうちに、いつの間にか緊張がとけ本音で話をしている自分がいました。
「人と話をするときはきちんと目を見て…」と、よく言いますが、敢えて目線を外し、肩の力を抜いて話をすることが必要な場面もあると気付かせていただいた場所でした。
ちなみに、おじさんはひとりでゆっくり考えごとをしたり、リラックスしたいときにもこのバーに来るそうです。
私も、素敵な銀座のバーを上手に使いこなせる大人を目指します!
Oggi.jp’s 小山香織
年金関係の職場で働く30代OL。女子大を卒業し、大学院生時代から美容関係の会社を経営した後、現在の職場に転職。女性ばかりの環境に暫くいたことにより、働く男性(おじさん)達の素敵な価値観に関心を寄せる日々。最近の趣味は、おじさん達の影響もあって楽しく飲むこと、食べること、ゴルフ、競馬。そして、女性らしさを忘れないためのホットヨガ。今までおじさん達から教えていただいた社会を上手く生きる方法を綴ります。2018年4月からOggi.jpにてブログを執筆する“Oggi.jp’s(オッジ ジェイピーズ)”としての活動を開始。