Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 暮らし
  4. 「掲題の件」の意味、知ってる?メールで見かけるビジ…

LIFESTYLE

2026.07.10

「掲題の件」の意味、知ってる?メールで見かけるビジネス表現をわかりやすく解説

ビジネスメールで「掲題の件につきましてご連絡いたします」という書き出しを見たことはありませんか?
丁寧な言葉だとはわかるけれど、「そもそも『掲題』って何?」「『表題』とは違うの?」と思った方もいるのではないでしょうか。
今回は「掲題の件」の意味と使い方、よく似た「表題の件」との違いをご紹介します。

コマツマヨ

「掲題の件」とは?まどろっこしいけれど日本っぽい表現

「掲題の件」は「けいだいのけん」と読み、メール本文の書き出しで「件名に書いた内容について」と指し示すときに使う表現です。主にビジネスメールの本文冒頭で使われる定番の書き出しでで、件名と本文をつなぐクッション表現として機能します。

「掲題」という言葉は、「掲示」「掲載」など「かかげる」という意味の「掲」に、タイトルや件という意味の「題」を使った言葉。つまり、「件名に書いた内容について」という意味になります。

「それならそうと、「件名に書いた内容について」と書けばいいのに!」と、なんだかまどろっこしい印象を受ける人もいるかと思いますが、これもまた日本のビジネス表現特有の、回りくどいけれど丁寧な表現の一つです。

「表題の件」との違いは?

「掲題の件」と似た表現に「表題の件」があります。どちらも件名に書いた内容を本文中で指し示す表現ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

意味はほぼ同じ

「表題の件」も「件名に書いた内容について」という意味で、「掲題の件」とほぼ同じ意味で使われます。実務上では大きな違いはなく、どちらも正式なビジネス表現として広く使われているため、どちらを使っても失礼にはなりません。

「掲題の件」を見てピンとこなかった場合、「表題の件」と同じ意味だと理解しておけば問題ないでしょう。

「表題の件」の方が見かけることも多い

実際のビジネスメールでは「表題の件」のほうが使われる頻度が高い傾向にあります。意味もほぼ同じで、厳密なルールもないため、自社でよく使われている表現に合わせるのが自然です。

どちらかといえば、「掲題の件」の方がフォーマル

意味も使われるシーンもほぼ同じだと思って問題ありませんが、「掲題の件」の方がどちらかといえばフォーマルな印象です。

しかし、「表題の件」と書き出しに使うあたりで十分で丁寧なので、さほど気を遣って書き分ける必要もありません。

「掲題の件」という表現を見かけた際、意味がわかっていれば問題ないでしょう。

pcを見る女性
(c)Adobe Stock

「掲題の件」の使い方

「掲題の件」は、件名を本文で受けるクッション表現として機能します。具体的にどのように使われるのかをお伝えします。

メール本文で使うケース

メールの書き出しとして、件名に書いた内容を本文で受ける形で使います。たとえば件名が「来週の打ち合わせ日程について」であれば、本文の冒頭で「掲題の件につきまして」と書くことで、件名の内容を指し示します。

特に件名が長い場合や複数の案件を抱えている相手へのメールで便利な表現です。

例)

・掲題の件につきましてご連絡いたします。

・掲題の件、承知いたしました。

返信メールで使われることも多い

返信メールで件名の内容をそのまま繰り返すと長くなりがちです。「掲題の件」を使えば件名の内容を本文中で繰り返さずに済み、短くまとめられるため、メールへの返信の際に使われることもあります。

一言で言い切れるので、特に要件に特化した社内メールでのやり取りでもよく使われます。

例)

・掲題の件、確認いたしました。

・掲題の件について、以下の通りご報告申し上げます。

「掲題の件につきまして」は失礼にあたらない?

「掲題の件につきまして」当表現は、決して失礼な表現ではありません。ただし、ややかたいビジネス表現であるため、相手や社風によっては堅苦しく見えることもあります。普段からカジュアルなやり取りをしている社内の相手や、フラットな雰囲気の職場では、もう少しシンプルな表現に言い換えるほうが自然に映る場合もあります。相手との関係性に合わせて使い分けるのがポイントです。

「掲題の件」の言い換え表現

「掲題の件」が少し硬く感じる場面や、相手に伝わりにくい場面では、以下の言い換えが役立ちます。

〇〇についてご連絡します

件名の内容を直接書き出す形で、最もシンプルな言い換えです。「先日ご送付いただいた資料についてご連絡します」のように、相手にとって読みやすく本題へスムーズに入れます。

先日の件につきまして/ご連絡した件につきまして

事前にやり取りしていたり、実際に会って話をした際の内容を引き続きメールなどにて連絡する場合に使います。

相手との共通認識がある場合に特に便利です。

「掲題の件」がわかりにくいと感じる人もいる

「掲題の件」は普段の会話ではほとんど使わない言葉です。ビジネスメールに慣れていない新入社員や若手社員には馴染みが薄く、受け取った際に意味がわからないこともあります。また、社外の相手がビジネスメールに不慣れな場合も同様です。

読みやすさや伝わりやすさを重視するなら、「〇〇の件につきましてご連絡いたします」のように件名の内容を直接書き出す形に言い換えるほうが親切な場面もあります。

相手に確実に伝わることを優先するなら、シンプルな表現を選ぶのも賢い選択です。

「掲題の件」はビジネスシーン特有のクッション表現

「掲題の件」はメールの本文冒頭で、件名に書いた内容を指し示すために使われる、ビジネスシーン特有のクッション表現です。カジュアルな会話では使われないため、遭遇した際には上手に対応できるように、覚えておきたいですよね。

堅い印象が気になる場面や相手に伝わりにくいと感じるときは、件名の内容を直接書き出す言い換えも活用してみてください。

TOP画像/(c) Adobe Stock

コマツマヨ

WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。

合わせて読みたい!

Today’s Access Ranking

ランキング

2026.07.10

人気のキーワード

PopularKeywords

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。