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LIFESTYLE

2026.04.06

しまった!!最新の注意を払っていたが、緊急事態にまたもや文句の嵐。【中学生ママ(40歳、子連れ再婚)のぶっちゃけ365日vol.106】

厄介な患者に手を焼いていたところ、思いもよらないところから援護射撃が!【毎週月曜日19時更新】

登場人物
あん(私)…シングルマザー8年目にして5歳年下の男性と結婚。夫の会社の経理担当。41歳。
…6年生から中受を始め、第3志望の共学校へ入学。13歳。
臣斗くん…あんの会社の後輩・海斗くんの大学の同級生で再婚相手。35歳。
結衣…蓮の元彼女。4年生からS塾に通い中受するも蓮とは別の女子校へ入学。
お母様…臣斗の母。英語教師で先日熟年離婚をする。

【前回までの話】
中学受験を経て中高一貫校へ入学した息子・蓮。スマホの使い方や、友達関係、心身の不調など次から次へとトラブルを持ち帰ってくるイマドキ男子。事実婚という形で再婚した夫・臣斗とは別居婚でもあり、彼の会社の経理をあんが担当。義母とは馬が合わず、極力距離を置いている。義父は病気を患うも熟年離婚を言い渡され一人暮らしを。海外に就職した義理の姉は突然帰国し、トラブルメーカーっぷりを発揮。そして同居する父親は長年勤めた会社を定年退職した後、お付き合いのあった会社に再就職。あんは再婚を機に一度は仕事を辞めるも、歯科医院の受付業務に再就職する。
子どもたちが増える春休み中に、歯科医院で患者同士のトラブルが勃発。一方、家庭では父親が再就職した会社を相談もなしに辞めてきたことが発覚。

前回の話▶カスハラ?モラハラ?患者同士のトラブル発生!【中学生ママ(40歳、子連れ再婚)のぶっちゃけ365日vol.105】

文句ばっかり、子ども嫌いのおじいちゃんをピタッと黙らせた救世主とは?

こんにちは。シングルマザー歴8年目にして子連れ再婚をしたあおいあんです。

前回は、歯科医院で起きたお客様同士のトラブルについてお伝えしました。

マネージャーとの話し合いのあと、「春休みは子どもの受診が増えます。ご協力よろしくお願いいたします」というポスターを貼った。あのトラブルを起こしたおじいちゃんは、できるだけ子どもたちと予約が被らないよう配慮して、しばらく様子を見ることに。

歯医者の受付の写真
(c)Adobe Stock

いつもは予約時間の15分前に来るおじいちゃんだが、その日は5分遅れでやってきた。「おはようさん。トイレからなかなか出られなくて遅くなった。腹の調子が悪くてな。全部水みたいにピーピーって出ちゃうんだよ」と、遅刻を注意した訳でもないのに、汚い表現で言い訳を披露した。

岡田さんのイラスト

岡田さん

何なんですか…? あのおじいちゃん
あんのイラスト

今朝、ちょっと話したおじいちゃんがあの人

私たちが小声でやりとりしている中、おじいちゃんがポスターを見つけ「何を協力しろって? ご迷惑をおかけしてすいませんの間違いじゃないか?」私たちに聞こえるくらいのボリュームで文句を言っていた。私たちは独り言と捉え、反応せずそのままにしておいた。

ほかの患者さんとの兼ね合いもあって、予約時間より30分遅れで診察室へ通した。自分だって5分遅刻しているのに、「大分待ったぞ」「遅い」だのブツブツと文句を言いながら入っていった。

やれやれ、と私が深いため息をついていると…

岡田さんのイラスト

岡田さん

気にしないほうがいいですよ。あの手の高齢者はただ口に出ちゃうだけだから

今まで見たことがない冷静さ、というか冷酷さを感じた。

あんのイラスト

このまま、ほかのお客さんに絡まず帰ってくれることを祈るよ

診察中は待合室も静かで、ほっと一息つける…と思ったのも束の間、電話が鳴り一気に緊急事態に。

幼稚園児のお母さんからの電話で、「子どもが公園の遊具から落ちて歯茎から大量の血が出ているので見てほしい」とのことだった。医師に確認すると「すぐ連れてくるように」と言われたので、その旨をお母さんに伝え、こちらも準備をした。

5分ほどでその親子はやってきた。お母さんの手には真っ赤に染まったタオル。その先には泣きすぎたのか、あるいは血の量にショックを受けたのか、青ざめた顔をした子どもがいた。

あんのイラスト

こんにちは、大丈夫かな? ビックリしたね。先ほどのお電話の方ですよね? 保険証と医療証ありますか? もしよければ、私が出しましょうか

子どもに声をかけつつ、手が離せないお母さんに変わって私が保険証などバッグから出し、すぐ診察室へ通した。病院へ着いたときは静かだった男の子は、診察が進むにつれて大きな声で泣き叫んだ。怖いし、痛いし、そりゃ子どもでなくても泣きたくなるよと思っていたところ、おじいちゃんが診察を終え待合室へ戻ってきた。

最悪のタイミングだと思っていると「ここは動物園か? 泣いて叫んで猿でも飼っているのかい?」と子どもの声より大きな声で言ってきた。私と岡田さんは聞き流し、一応マネージャーに合図を送った。

緊急で運ばれた子どもの泣き声は止むことなく、私たちは心の中で「頑張れ!」と応援し続けた。一方、おじいちゃんはブツブツとまだ文句を言っていた。岡田さんが会計のためおじいちゃんを呼ぶと「いつになったら泣き止むんだ」と言いながら受付にやってきた。

岡田さんのイラスト

岡田さん

患者様もあのお子さんと一緒のことしてますよ。いつになったら文句言うのをやめるんですか? 子どもは泣いて強くなるんです。見守ってもらえませんか?

あっ!! と思ったが、時すでに遅し。恐る恐るおじいちゃんを見てみると、バツの悪そうな顔をしていた。

あんのイラスト

春休みや夏休みは子どもの数が増えます。どうしても子どもが苦手であれば、その時期の受診は避けていただいたほうがよろしいかと思います。次回の予約はどうしますか?

おじいちゃんは岡田さんの言葉に言い返すことなく、春休み中の予約を取って帰っていった。岡田さんは休憩時間にマネージャーに呼ばれ、厳重注意を受けた。

あんのイラスト

おじいちゃんに大分ビシッと言ったね~
岡田さんのイラスト

岡田さん

今の時代に合わないことはちゃんと言ってあげないと、おじいちゃんも孤立していっちゃうから。親の会社でもああいう人見てきたんで、つい
あんのイラスト

そっか。免疫があったんだね。でも、みんな厄介者として放っておいちゃうのにえらいね
岡田さんのイラスト

岡田さん

そんなことないです。私もあのおじいちゃんと一緒で、口にしないと気が済まないんで…

岡田さんははにかみ、肩をすくめた。
〝就職を一度もしていない良家のお嬢様〟って思っていたけど…それはそれで大変な思いをしてきたってことかな。人は見た目によらないと言うか、意外な一面を持っているものだな。何はともあれ、岡田さんの注意でおじいちゃんの態度も変わるといいんだけど。

画像:(c)Adobe Stock

あおいあん

8年間シングルマザーで、40歳を迎える前に「もう一度、女としての人生を!」と一念発起し、5歳年下の男性と再婚(事実婚)。中学生になった息子と、伴侶を亡くした父親と実家暮らし中。
▶︎インスタグラム:@shinmama_aoian

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