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LIFESTYLE

2026.05.11

ホント大変!! 長時間労働に人格、人気まで要求される職業って。【中学生ママ(40歳、子連れ再婚)のぶっちゃけ365日vol.111】

保護者会で見かけた顧問に声をかけたあん。果たして顧問の反応は?【毎週月曜日19時更新】

あおいあん

登場人物
あん(私)…シングルマザー8年目にして5歳年下の男性と結婚。夫の会社の経理担当。41歳。
…6年生から中受を始め、第3志望の共学校へ入学。13歳。
臣斗くん…あんの会社の後輩・海斗くんの大学の同級生で再婚相手。35歳。
結衣…蓮の元彼女。4年生からS塾に通い中受するも蓮とは別の女子校へ入学。
お母様…臣斗の母。英語教師で先日熟年離婚をする。

【前回までの話】
中学受験を経て中高一貫校へ入学した息子・蓮。スマホの使い方や、友達関係、心身の不調など次から次へとトラブルを持ち帰ってくるイマドキ男子。事実婚という形で再婚した夫・臣斗とは別居婚でもあり、彼の会社の経理をあんが担当。義母とは馬が合わず、極力距離を置いている。義父は病気を患うも熟年離婚を言い渡され一人暮らしを。海外に就職した義理の姉は突然帰国し、トラブルメーカーっぷりを発揮。そして同居する父親は長年勤めた会社を定年退職した後、お付き合いのあった会社に再就職。あんは再婚を機に一度は仕事を辞めるも、歯科医院の受付業務に再就職する。子供たちが増える春休み中に、歯科医院で患者同士のトラブルが勃発。一方、家庭では父親が再就職した会社を相談もなしに辞めてきたことが発覚。

前回の話▶それは卑怯!! 息子が泣いて悔しがることとは?【中学生ママ(40歳、子連れ再婚)のぶっちゃけ365日vol.110】

尊敬している職業だが、“ナメてんなコイツ!”と思った先生に思わずチクリ。

こんにちは。シングルマザー歴8年目にして子連れ再婚をしたあおいあんです。

前回は息子・蓮が部活の顧問とやり合ったところまでお伝えしました。

その後、蓮の顧問への期待感は薄れ、新学期が始まったころのモチベーションを保つことはできなくなっていた。しばらくして保護者会があったため学校へ。熱血担任の暑苦しい話をみっちりと聞き、息も絶え絶え、広いピロティまでやってくると……例の顧問に遭遇。

あんのイラスト

川田先生!

私は逃げられては困ると思い、少し大きめの声で呼び止めた。

顧問の川田先生のイラスト

顧問

こんにちは
あんのイラスト

先日のお電話のお話なんですけど
顧問の川田先生のイラスト

顧問

蓮くん、この間どうでした?

あの蓮が泣いた日、顧問は蓮が帰宅するより先に電話をかけてきたのはなぜか。30分も話し続けた割に何を伝えたかったのかわからなかったのはなぜか。自分なりに考えたところ、顧問は蓮がブチ切れて帰ってくる前に、言い訳しておきたかったんだろうと私の中で結論が出た。

「蓮を蔑ろにしたことに対して言い訳しつつ、お母さんになだめてもらいたい」…そんな卑怯なことってあるのかな? と思い、私も顧問へピシャリと言ってやった。

あんのイラスト

だいぶ荒れてましたよ。蓮からも話聞きましたけど、なんだかふたりが話していることが全然違うんですよ。細かすぎて一個一個覚えてないんですけど。もう一度ふたりで話し合った方がいいと思います。私が間に入っても解決はしないと思うんで
顧問の川田先生のイラスト

顧問

そうですよねぇ

そうですよねぇじゃない! わかってるなら正々堂々と話し合え!! と言いたい気持ちをグッと押し殺し、

あんのイラスト

先生もクラス持ってますし、いろいろとお忙しいと思いますけど、蓮も英検の勉強しつつ部活のことも考えているようなので、よろしくお願いします

チクリと刺しつつ私は頭を下げた。子供のためならいくらでも頭を下げられる。プライド云々ではなく、自分の子に誇りを持っているからこそ、自信と余裕を持ってお辞儀できるのだ。勝ち負けではないけれど、私は少し勝者のような気分で学校を後にした。

振り返ろうとする女性の後ろ姿の写真
(c)Adobe Stock

駅までの道を歩く途中、後ろから声をかけられ振り返ると──1年生の時の担任の先生だった。

蓮の中1担任のイラスト

先生

あおいさん、今お帰りですか?

蓮がいちばん信頼をおいている先生だったので、顧問とのトラブルを軽く説明してみることに。

蓮の中1担任のイラスト

先生

それは顧問が下手くそなんです。学校は集団生活なので、どうしてもできないことが出てきてしまう。それを生徒たちに説得して納得させるのも教員の仕事です。川田先生は蓮くんへのプレゼンができてないってことですよ。言っておきますね

顧問は20代後半の若い先生。ベテラン先生との差は歴然だった。

あんのイラスト

ありがとうございます。親なので蓮の言っていることをもちろん信じているのですが、川田先生だって嘘をついてるとは思えず…お互いの理解不足かなと思って
蓮の中1担任のイラスト

先生

お母様の言うとおりだと思います。どちらも勉強ですね。川田先生は生徒が納得できるまで話し合う根気強さが必要ですし、蓮くんもやりたい! の一辺倒では通らない。アプローチの仕方をいくつか考えることが必要ですよね
あんのイラスト

そうですね。中3になって、来年は高校生だと思うと、親としてはだんだん手放していかないといけないなと思うんですけど、そうやってアプローチの仕方を考えるにはまだひとりでは難しいだろうし…なんて行ったり来たり考えが揺らいじゃいます
蓮の中1担任のイラスト

先生

それでいいと思うんですよね。高校生になったから、スパッと今日から自分でやってね! なんてできないですよ。特に男の子は女子に比べて幼いですし、お母さんに頼ることが多すぎますから
あんのイラスト

確かに。やってもらうのが当たり前で、たまに水筒持たせ忘れてイラッとされるんです。つい「ごめん」と謝っちゃうんですけど、いやいや自分のことは自分でやろうよって思い直すんです
蓮の中1担任のイラスト

先生

お弁当も作ってもらってるのに、水筒ぐらい自分で用意しろって話ですよね。タイミング見て、蓮くんにも声かけてみますね

頼もしいベテラン先生と会話すると、胸の中のちょっとしたモヤモヤに答えを出してくれ心が軽くなった。朝早くから夜遅くまで思春期の子供たちを相手に働いて、“先生”という職業って本当にすごいなって思う。

未完成な子供と関わるために、親からは人間性の高さや、相性なんかも見られてしまう。さらには、子供たちに好き嫌いをシビアにジャッジされるとか、人気商売的な部分もあったりして……改めて過酷な仕事だな。

そんな思いを巡らせながら、ベテラン先生と駅にたどり着くと──意外な光景を目にすることに。

画像:(c)Adobe Stock

あおいあん

8年間シングルマザーで、40歳を迎える前に「もう一度、女としての人生を!」と一念発起し、5歳年下の男性と再婚(事実婚)。中学生になった息子と、伴侶を亡くした父親と実家暮らし中。
▶︎インスタグラム:@shinmama_aoian

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