物価高のシンガポールにおいて7ドルという良コスパ!
高校時代をシンガポールを過ごしたこともあり、今でも私にとってシンガポールは第二の故郷的な場所。30年前(書いていてぞっとする時の流れ…)とはすっかり街の雰囲気が変わっているようで、実はあんまり変わっていない部分も多く。都会的な部分と東南アジア特有のゆ~ったりした雰囲気、さらに勝手がわかりすぎている、ということで、最近は海外に行くならシンガポール一択、になりつつあります。下の写真は、私がいちばん好きな場所「ボタニックガーデン」(汗をだらだらかきながら、うっそうと茂る緑の中を歩くのが楽しい)。

私がシンガポールに住んでいた90年代後半は1ドル60円台後半~80円。それに比べると、近年は激しい物価高。普段近所のOKで150円くらいで買っているトマト缶が、シンガポールのスーパーで7ドル(約800円)で売られているのを発見した時には、目が飛び出そうになるほど驚きました。かつては、気の赴くままに食材や調味料を買っていましたが、私の財布の紐はぎゅんぎゅんに固くなり(笑)。それでも、これだけは!と行くたびに必ず購入しているのがこちら。

SOUP RESTAURANで売られているジンジャーソース (7ドル)です。SOUP RESTAURANは、ガイドブックにも必ず掲載されている有名レストランで、このジンジャーソースを付けて食べる蒸し鶏が人気メニュー。でも、ごめんなさい、実はまだお店でお食事をいただいたことはありません…。
こちらのジンジャーソースは、レジの後ろに置いてあり、お店で飲食をしなくともだれでも購入可。SOUP RESTAURAN自体、そんなにかしこまった雰囲気でないので、気軽に入店して全然OK。さらにシンガポール国内に10店舗以上あり、オーチャードやマリーナベイ、チャンギなどの主要スポットに店舗があるので、何かのついで、に買いに行ける点も◎。今年の3月にシンガポールを訪れた際は、コールドストレイジというスーパーで売っているのを発見し買って帰りました(お店で買うより1ドルくらい割高だったような…)。
おろしショウガたっぷり! 何にかけてもおいしい!

肝心の中身はといいますと、オイルベースにおろしショウガたっぷり。エシャロットやガーリックも入っており、このままでもしっかりおいしくて、蒸し鶏、冷ややっこに添えるだけで、味がぐっと盛り上がってくれるんです。焼きナスも、このジンジャーソースがあればご馳走です。盛り上がりすぎて、あっという間に食べ終わってしまうのが玉にキズ、というくらい。
海外で調味料を買ったはいいが癖が強すぎて使えずじまい、なんてことが決してありませんので、お土産にも超おすすめなのです。
購入の際は…

今回撮影したのは、先日父に買ってきてもらったものなのですが、日本に持って帰る、と伝えたら、ご丁寧にサランラップでぐるぐる巻きにしてくれたとのこと。私は今まで日本に持ち帰る、などと伝えたことがなかった、瓶のまま渡されておりましたが、次回からは「日本に持ち帰る」ことをお伝えしようと思います。
シンガポールといえば、のTWGやBACHAも素敵ですが、このジンジャーソースは本気でおすすめ。 シンガポールにご旅行に行かれる際は、ぜひぜひお試しください!

副編集長 小森智子
本誌・デジタル担当。育休中に消えたと思っていた物欲は、復職と同時にいとも簡単に再燃。隙間時間ができると、自然と体がショッピングへと赴いてしまいがちですが、最近は衝動買いはせず数日熟考、という新技も覚えました。そして、お買い物と同じくらい、食べることも大大大好き。