寒くて暗い日々…できるなら温かな室内で過ごしたい!
スマホの天気予報を見ると毎日曇りマークが続く最近のロンドン。15:30ごろには薄闇に包まれ(日本なら18:00くらいのムード)あっという間に1日が終了した気分にさせられます。
短い日照時間に、紫外線を浴びることで体内での生成を促すビタミンDが不足しがち。骨や筋肉さらにメンタルにも悪影響があるのだとか。その予防としてサプリメントを摂ることが推奨されているほどで、冬のあいだは室内でいかに明るい気分で過ごすか、が重要だったりします。
「メゾン ディプティック」の可愛すぎるオーナメント作り
そんな真っ暗な?ロンドンの冬、熱い紅茶でもいれてぬくぬくインドアで過ごすのが最高♡ でもせっかくなら何かクリエイティブなことをしたい…。そこでフレグランスキャンドルが日本でも大人気の「ディプティック」が開催するワークショップに参加してきました♪
初夏にオープンした旗艦店「メゾン ディプティック ロンドン」の素敵な空間で行われるワークショップ。大きなテーブルを囲んで、エキスパートが丁寧に指導してくれます。私が参加した回は、お知らせメールが届いた日のうちに予約が満席になるほどの盛況でした。
今年のホリデーは英国人アーティスト、ルーシー・スパロウとのコラボレーションしているディプティック。ゆる可愛なフェルトのオーナメントを作成していきます。
ホッコリ手仕事のつもりが意外とアグレッシブ
イギリスらしい編み物や刺繍もいいけれど、ホリデーシーズンならではのアイテムは記念になるし、ディプティックならスペシャル感もひとしお♡ 参加者はスタイリッシュなファッションピープルで、シャンパンを飲みながら和やかな時間…と思いきや、意外と真剣な製作タイムに冒頭から突入。
私的にはまずデザインを熟考してから実際の手作業を始める算段が、他のメンバーはためらいなく作業をスタート。オーナメントのカスタマイズを大胆に進める姿にやや圧倒され(国民性の違いですかね?)、私は1時間に2つ仕上げるというプレッシャーで冷や汗をかきながら寡黙に、ただただ集中する人となりました…。(実際は時間で急かされることなく、終わったらゆるく解散)
ディプティックのほか、老舗デパート「ハロッズ」では「ロロ・ピアーナ」もオーナメント作りのワークショップを開催しています。
2024年はシャネルが席巻!ラグジュアリーなイルミネーションは一見の価値あり
おうちで手仕事をして過ごすのもいいけれど、ホリデーシーズンならではのライトアップ鑑賞もこの時期マスト。とくに華やかなのがラグジュアリーブランドのフラッグシップストアが並ぶボンドストリートです。
シャネルのアンバサダーである女優のルーシー・ボイントンが点灯。60年にわたるクリスマスライトアップの歴史のなかで、一本のストリートを丸ごと飾るのは史上初めてなのだとか。メゾンの象徴であるフレグランス、No.5のボトルを模ったライトインスタレーションが眩い光を放ちます♡(2025年1月12日まで)
スペイシーなデコレーションが目を引くカルティエは、16:00から22:00まで、30分ごとに音楽と光のショーで楽しませてくれます。
夏休みが終わったら次はクリスマス!とばかりに一年の半分近くイギリス国民が情熱を注いできた(大袈裟かも)、ホリデーシーズンの到来。年が明けたら何もなく、厳しい冬本番がいよいよやってくるようで、想像するだけでも今からちょっと憂鬱です…。ビタミンDをしっかり摂って備えなければ!
ライター 神田朝子
ロンドン在住。得意分野はファッション、ラグジュアリーホテル、クラシック音楽。Instagram:@asako_kanda