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LIFESTYLE

2022.11.26

化粧水でたっぷり保湿は日本人だけ!? ロンドン在住ライターのイギリススキンケア事情をレポート!

ロンドン在住ライターが、海外になかなか行けない今、思わず「そうなんだ!」といいたくなる生のイギリス情報をシェア。今回はスキンケア事情をレポートします。

化粧水を使わない!? イギリス人のスキンケア事情

ロンドン在住ライターが生のイギリス情報をお届けします。今回はスキンケア事情を深掘り。ロンドン在住20年以上の友人にもその実態について聞いてみました!

1日に四季があるといわれるくらい、目まぐるしく変わるイギリスの天気。夏が終わるとほぼ毎日一回は雨が降る印象ですが、意外と湿度は低く、冬場、暖房のガンガンに効いた屋内はとくに乾燥しています。

乾燥対策といえば日本人なら、まず化粧水でしっかり保湿することが基本と思えるのですが、イギリスでは化粧水は「コットンに含ませて拭くもの」のよう。化粧水を使うようですが、使い方が日本人とは違うようです。

ドラッグストア「Boots(ブーツ)」

「化粧水」を求めて、日本でいうならマツキヨのようなドラッグストア「Boots(ブーツ)」へ。ここで化粧水といったら「GARNIER(ガルニエ)」。メイク落とし・洗顔・保湿化粧水が一緒になったミセラークレンジングウォーターで有名です。大きなスペースをとってディスプレイされていて、その人気がうかがえます。

美白って言葉が存在しない

そもそも化粧水の概念が違うとわかったところで、ローカルコスメでどう乾燥対策すればいいのか…。イギリス生まれのオーガニックコスメブランド「NEAL’S YARD REMEDIES(ニールズヤード レメディーズ)」が、スキンケアのワークショップを日本人向けに開催していたので参加してみることに。

オーガニックコスメブランド「NEAL’S YARD REMEDIES(ニールズヤード レメディーズ)」

やはり、保湿に特化した日本のような化粧水のラインナップはなく、ミスト状の化粧水で代用するのが最適とのアドバイス。また、日焼けどめについての質問には潔く「おすすめできるものがない」そう。ロンドン在住歴の長い友人曰く「『美白』も『シミ・くすみ対策』という言葉になっているし、こっちは日焼けがステイタスってところがまだあるからね」

ストローハット

とはいえ、そうはいってられないお年頃の私。今夏はしばらくストローハット、気分を変えてバケットハット… などを持ち歩いて対策。

日差しが強い日に、日本の家族が送ってくれた超軽量&99%紫外線カットの日傘を恐る恐るデビューさせたところ、意外にもイギリス人はノーリアクションでほっとしました(ロンドンで日傘をさしている人はほぼ皆無です)。

化粧水好きの在英日本人はどうしてる?

さて、話題は最初に戻りますが、日本的化粧水が見つからないロンドンで、在住日本人はどうしているのでしょうか。

化粧水

私は洗顔後、硬水が顔に残るのが気になるので、拭き取りをしてから化粧水で保湿… というステップを取り入れています。とくに乾燥の気になるシーズン到来で、コスメも使いかたも試行錯誤中です!

渡英時に持参した化粧水を使い果たした今、世界共通で販売されている海外ブランドのスキンケアを愛用しています。ロンドンにいながら使い慣れたアイテムがあるとうのは、やはり安心材料になります。

まわりに取材してみると、老舗デパート「Harrods(ハロッズ)」にカウンターがあるクレ・ド・ポーなどのデパコスでやりくりしている人、バシャバシャ使える日本的な化粧水はロンドンにはないので日本から大量に持ち帰ってくる人、送料が高価ですがアマゾン ジャパンでオーダーするという人もいました。

現地品でどうにか対応できないかと果敢にチャレンジしたという人も、ぴったり合う化粧品が見つからなかった… という結果だったそうです。

シートマスクなら、ドラッグストアで様々な種類が手に入る!

写真はドラッグストア内のシートマスクコーナー。日本同様、韓国メーカーのものも人気です。

シートマスクコーナー

こちらは韓国製で思った通りの保湿効果でした!

韓国製のシートマスク

最後に、紅葉がきれいなロンドンの写真を!

ロンドンの紅葉

ライター 神田朝子

ロンドン在住。得意分野はファッション、ラグジュアリーホテル、クラシック音楽。Instagram @asako_kanda

 

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