こんにちは、editor_kaoです。
最新の香港を知るべく参加した、ツアーのレポートも最終回となりました。ツアー中はいろんなところを巡りましたが、その中から私がOggi読者におすすめしたいスポットをご紹介します。
イギリス発のラグジュアリーホテル「THE HARI」
2021年にオープンした、香港島の湾仔(ワンチャイ)に位置するホテルで、香港はロンドンに次いで2軒目。世界的デザイナー、タラ・バーナードの率いるチームが手がけた、洗練されたインテリアが魅力です。館内のいたるところにアートが飾られていて、それを探すのも楽しみのひとつに。朝食会場にもなるイタリアンレストランや、コンテンポラリーな日本食レストランも併設されています。
アジアの現代アートが一堂に介する美術館「M+」
20世紀以降の、アジアの視覚芸術をテーマにした、
ヴィジュアル・カルチャー美術館です。近年、香港西部のウォーターフロントに、カルチャー施設が密集する西九龍(ウエストカオルーン)文化地区を開発。そのランドマークのひとつが「M+(エムプラス)」です。
敷地が6万5000平米と、とにかく大規模で、常設展や企画展の展示室、シアターやライブラリーなどもそろいます。数時間でまわりきれるはずもありませんが、個人的には最も印象的だったスポット!香港のもつ背景も相まって、作品を鑑賞する中で、アートが人の心を強く打つものだということを、言葉がわからないだけに改めて実感しました。
香港にはおいしいものしかないのか?と思わせる洗練レストラン
食の都・香港がテーマだった今回のツアー。老舗から話題のレストランまで、どの店もおいしかったけれど、特におすすめしたい、特別感のある2軒をご紹介。
1:VOYNICH
尖沙咀(チムサアチョイ)のオーシャンセンターにある広東料理「VOYNICH(ヴォイニッチ)」。
伝統的な英国スタイルをテーマにした内装が華やかで、心踊ります。ここではランチをいただいたのですが、手の込んだ点心や高級食材のスープなど、贅を尽くしたコースにうっとり……。
2:Mott32
予約の取れないレストランのひとつ「Mott32」ではディナーを。金融街である中環(セントラル)にあるモダン中国料理の店で、バンコクやドバイ、シンガポールにも出店しているという人気店だそう。
ここでは小籠包をはじめ、上海蟹や豚の角煮といったコースを、ワインや紹興酒とのペアリングでいただきました。大事な会食や記念日に訪れたい、ハイエンドなレストランという印象です。プロポーズとかもしちゃう店なのかな♡と、勝手に妄想〜。
全面ガラス張りのロープウェイ「ゴンピン360」にドキドキ!
実は香港のもうひとつの魅力が、豊かな自然。短期間の滞在ではスルーされがちですが、空港のある大嶼(ランタオ)島はハイキングコースとして知られ、山頂には世界最大級の大仏「天壇大仏(テンダンダイブツ)」がそびえる、パワースポットでもあります。
さらに話題なのが「クリスタルキャビン+」と呼ばれる、天井や床までもがガラス張りになったロープウェイ(通常のデザインもあり)。地上から山頂まで約25分、まるで鳥になったかのように、見下ろす香港の風景は圧巻です!最初こそやや緊張するものの、いざ出発するとすぐに慣れてしまうもの。山頂に着いたら、268段の階段を登って大仏の元へ。香港の、また違った一面がうかがえる通なスポットです。
今回のツアー、私にとっては初めての香港でしたが、一気に大好きになってしまいました!本当は、もっと美術館もゆっくり観たいし、いわゆるド定番の観光スポットを訪れたり、ローカルフードも食べてみたいと思ったのが正直な気持ち……。「また絶対、すぐに行く!」そう心に誓いながら旅を終えた、私の遅い夏休みでした。
【おまけ】スーパーで見つけた香港みやげ・その3
ホテル近くのスーパーで購入したのは、ビタミンCが摂れるグミと、ヒマラヤ産の塩が入ったレモンキャンディ。正直、あまり香港っぽさはないけれど、パッケージがかわいいから配る用のおみやげに!
取材協力/香港政府観光局
editor_kao
大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。また、インスタグラム@editor_kaoでは、私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドとのコラボレーションも手がけている。Domaniでは「今日からは、自分のために服を着たい」、ライフスタイルWEBメディアkufura(クフラ)では「4ケタアイテムで叶えるオシャレ」を連載中。