はじめまして、editor_kaoです。
ファッション誌を中心に、ウェブマガジンなどで活動している編集者&ライターです。最近はファッションだけでなく、旅や人物インタビューなど、カルチャー系の記事も担当。Oggi.jpの姉妹メディア・Domaniでは「今日からは、自分のために服を着たい」というコラムも連載しています。お時間があるときは、ぜひこちらも読んでいただきたく!
いつかは行きたいと思っていた、憧れの香港へ!
さて今回、編集部からのうれしい依頼で、香港政府観光局とキャセイパシフィック航空が主催する、大人の香港ツアーに参加することになりまして。コロナの影響もあり、しばらく海外旅行とは無縁でしたが、いつか訪れてみたいと思っていた場所!アジア旅といえば台湾や韓国も人気だけれど、「食べるのが好きならやっぱり香港」という話を聞いていたこともあり、ずっと憧れていました。だから依頼がきたときには「絶対絶対行きます!」と、食い気味にOK。すっかり切れていたパスポートを慌てて更新し、ガイドブックやYouTubeなどで香港の最新事情を日々予習しながら、楽しみにしておりました。
香港の大盛り上がりイベント「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」って何?
とはいうものの、私の香港に対するイメージは「夜景」「飲茶」「香港ディズニーランド」という超ベタベタ3点セット。でも今回のツアースケジュールを見てみると、どうやらそういった感じでもありません。特にメインイベントである「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」なんて、聞いたことない……。そう思っていたのですが(失礼)、なんとすでに第5回を迎える、香港では大盛り上がりしているお酒と食の祭典だそう。毎年10月末(今年は10月23日〜27日)に、香港島のセントラル・ハーバーフロントで開催され、世界を代表するワインをはじめとするさまざまなお酒、そして料理のブースが300以上も出店。それが今年はなんと5日間も行われるというから、驚きです。
入り口をくぐると、テントがずらり。とにかく会場が広い!お酒と食の祭典というから、限られた大人しか楽しめないのではと思っていたのですが、タピオカミルクティーやアイスレモンティーといったソフトドリンクのブースも充実。食もお酒に合う軽食からスイーツまでそろい、お酒が苦手な友人や家族と訪れても、十分満足できそうです。ここだけの話ですが、実は私、そこまでお酒が強いわけではないので、出発の2週間前から毎日の晩酌でお酒の特訓をしていたのですが、それは気苦労というものでした。
若い世代が活躍する酒造メーカーが印象的
とりあえずエリア内をまわってみると、数あるブースの中でも特に目を引いたのが、Oggi読者と同じような世代が立ち上げた酒造メーカーでした。こちらは香港のクラフトジン「N.I.P.」のブースで、香港らしいジャスミンなどが香る口当たりのいいジンを開発。オーナーが、香港スターのようにポージング!
日本のゆずや、ほうじ茶を原料にしたクラフトビール「HOWONG BREWING」。パッケージもかわいいですし、飲みやすすぎるゆえ、ぐいぐい進むのがコワい……。ちなみにフェスを楽しむには、入場料のほかにトークン(テイスティングチケット)が必要。トークンと引き換えに、好きなメニューをいただくことができます。
そんな感じで、さまざまなブースでワインやカクテルをいただいているうちに、夜も更けて……。来場者もどんどん増え、大賑わいに。
飲むばかりではく、おいしいものも食べたい!ワインにめちゃめちゃ合うトリュフプリン(チーズたっぷり!)や、ナッツ専門店のジェラート(ウイスキーピーカン味!)、王道のマンゴープリン(果実のボリューム感!)と、魅惑のスイーツを次々と平らげ、すっかりご満悦。有名ホテルや星付きレストランなど、普段はなかなか行けないようなお店も出店しているので、この機会に味わってみるという楽しみ方もよいかと!
高まるテンションを落ち着けるために、最後はアイスレモンティーをいただきました。湿度の高い香港の夜にぴったりです。
眠らない街・香港はバーシーンも注目度高し!
世界でも有数の美食の都・香港。こういった大々的なフェスがあるように、食だけでなくお酒を飲む文化も、深く根づいているのがわかります。仕事帰りに、気軽にバーに行く若い世代も多いそうで、フェスを後にし、次は街中の有名バーへ移動!
この日の最後は、昨年アジアのベストバー50に選ばれたという、中環(セントラル)の「QUINARY」へ。香港でも有数のバーと聞くと、敷居が高いのかなと思いきや、世代や国籍を問わず、各々がわいわいと楽しんでいました。進化系のミクソロジーカクテルが話題で、シグネチャーでもある「アールグレイ キャビア マティーニ」は、映え力も抜群!香港の夜って、だいぶ楽しいですね。
【おまけ】スーパーで見つけた香港みやげ・その1
“アニヤ ハインドマーチ”とスーパーマーケットのコラボショッピングバッグ!日本では人気すぎて、実物を見たことがなかったけれど、香港のスーパーにもありました。レッドは「シティスーパー」、ネイビーは「テイスト」で購入。どちらも数量限定だそうなので、近々香港に行かれる方は、要チェックです!
【大人の香港旅レポートVol.2】へ続く
editor_kao
大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。また、インスタグラム@editor_kaoでは、私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドとのコラボレーションも手がけている。Domaniでは「今日からは、自分のために服を着たい」、ライフスタイルWEBメディアkufura(クフラ)では「4ケタアイテムで叶えるオシャレ」を連載中。