本格フレンチの味を自宅で作ってみたいと思わないか?
DRAGON GATEのYAMATOだ。
俺の料理のモットーは“誰でも簡単に作れ、なおかつ男が好きな味、そしてもちろんうまい!”だ。
だから極力手がかからないレシピを紹介しているが、今回紹介するレシピは“やや手がかかっている”。
よくレシピ紹介で“レストランの味を簡単に自宅で再現”みたいなやつあるよな。
でもレストランの味がそんなに簡単に再現できるようじゃ商売上がったり。
そこで今回は、多少手がかかるけど「一生ものになるとっておきのレシピ」を紹介したいと思う。
フランス料理の定番スープ、「ビスク」を作るぞ。
「えびのビスク」、材料からいってみよう
■材料(3~4人分)
有頭えび(頭・殻)……約200g
玉ねぎ……大1個
にんじん……1/2本
セロリ……1/3本
トマトソース……300cc(できればYAMATOレシピのトマトソースで。用意できなければ市販の缶詰)
白ワイン……100cc
水……300cc
生クリーム……200cc
にんにく……一片
昆布茶……4g
塩、こしょう……各適宜
オリーブオイル……大さじ2
(飾り用:お好みで)生クリーム、乾燥パセリ、粗びきこしょう……少々
強靭な肉体……随時
有頭えびは手に入りやすい種類でOKだ。
頭と殻だけを使うぞ。中身はほかの料理(たとえばこちら)に使ってくれ。
では「えびのビスク」を実際に作っていくとしよう
■作り方
1/常日頃からトレーニングし、強靭な肉体をキープしておく。
特に下半身の安定性が重要だぞ。今回はスクワットで鍛えていこう!
2/えびは殻をむき尻尾を取る。玉ねぎ、にんじん、セロリ、にんにくはそれぞれみじん切り。
3/オリーブオイル大さじ1を引いたフライパンで、香味野菜とにんにく、塩ひとつまみを加え、中火~弱火でじっくり炒め、ひと塊りになったらバットに空けておく。
4/一度フライパンを洗う。オリーブオイル大さじ1を引いたフライパンで、えびの頭と殻、尻尾をカリカリになるまで炒める。その後白ワインを加えアルコールが飛んだら3を加えて炒め合わせ、トマトソース、水を加えて煮込む。
5/水分が半分飛んだら、シノワ(目の細かいざる)でへらなどでえびの頭を潰しながら濾す。
えびの旨味を逃がさぬよう、しっかしと潰していくぞ。ここで強靭な肉体の出番だ!
6/濾したスープを火に掛け、生クリームを加えたら塩・こしょう、昆布茶で味を調える。
YAMATOレシピでおなじみの昆布茶。これによって味にさらなる奥行きが加わるぞ!
7/皿に盛り、お好みで粗びきこしょう、乾燥パセリ、生クリームなどで飾る。
とっておきの濃厚スープの完成だ!
どうだ、見てくれ。
いかにも「濃ゆ~い」感じがするだろ?
ひと口飲んだらヤミツキになる旨さを味わってくれ。あらゆる旨味が溶け込んだ味に感動してもらえること間違いなし!
次回もお前らをうならずレシピをお届けするから楽しみにしていてくれ!
(撮影/廣江雅美 取材/吉田奈美)
YAMATO
1981年9月10日生まれ。B型。調理師学校を経て、和術慧舟會で総合格闘家となる。2006年、プロレス団体DRAGON GATE所属のプロレスラーに転向し、人気実力とも兼ね備えた選手として活躍中。試合予定はDRAGON GATE公式ホームページを参照。調理師免許、フードコーディネーター3級を持ち、日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ」に出演するなど、料理のできるプロレスラーとしても注目が集まっている。
ブログ:http://ameblo.jp/yamato-oldtype/
料理ブログ:http://ameblo.jp/dragon-gate-deli/
ツイッター:@yamato_oldtype