3位:友達とのトラブル
3位には「友達とのトラブル」が選ばれました。
寄せられたエピソードには「高校時代、クラス替えのグループに失敗して半年間まったく気の合わない人たちと作り笑いしながら過ごした時間」(33歳女性)、「クラブへ行こうと友人と約束してたが、酔った別の友人を介抱していたら終電をなくしクラブへ行けなくなってしまい、約束していた友人と疎遠になってしまった」(34歳女性)などがありました。そのときには“最善”と思った行動でも、後から振り返ると「あのとき、あんなことをしなければよかった」と感じる出来事は、黒歴史になりやすいですよね。
また「とても仲が良かった子だったので『私のナイーブな情報を他の人には話さないで』とわざわざ言わなくても話さないと思っていたのに、とある飲み会の席で私の情報を喋っていたらしく、それ以降は全く相手と連絡をとっていません。今度関わることも絶対にない」(31歳女性)と、信じていた友人に裏切られたエピソードも。
2位:親やきょうだいとの確執
2位は「親やきょうだいとの確執」でした。
「みんなには親と仲がいいふりをしているが、実は昔からとても仲が悪い」(30歳女性)、「妹の彼氏を略奪したことがあります。それ以来、妹とは10年以上話していません」(36歳女性)、「とにかく家族バラバラで仲が悪いです。親がお金にだらしないのが理由」(34歳女性)など、家族との問題を抱えているという声が目立ちました。
家族との複雑な関係は、よほど信頼できる相手でなければ話したくない話題でもあるので、人には言えない黒歴史として秘めている人も少なくないのかもしれません。
1位:過去の恋愛
1位には「過去の恋愛」が選ばれました。
その当時は黒歴史になる自覚がなくても、あとで振り返ると「あのときの恋愛はサイアクだった…!」となることもありますよね。
読者からのエピソードには「自分に自信がなさすぎて、好きだった人から告白されたのに『ドッキリじゃないか』と不安になりお断りしてしまった」(39歳女性)といった過去のほか、「DV男と離れられず5年付き合ってしまった。貴重な20代を無駄にした!」(33歳女性)、「お見合いで知り合った男性が、実家は金持ちのお坊ちゃんだけど、モラハラ体質でマザコンだった。挙式の3ヶ月前に婚約解消した」(38歳女性)と、ダメ男に関わってしまったのを悔やむ声も少なくありませんでした。
「黒歴史はない」という人が2番目に多い
「黒歴史はない」という人が2番目に多かったものの、それよりもやや多い割合で「過去の恋愛」にまつわる黒歴史を自覚している人が最多という結果に。
恋愛は、夢中になっているときには盲目になりやすいために、終わってから「黒歴史だった!!」と気づくケースも案外と多いのではないでしょうか。
みなさんは、人には言えない黒歴史がありますか? 黒歴史の過去が深刻であるほど、今の自分につながるいい経験だったと思えるようになるには、時間がかかるものかもしれません。
黒歴史を笑い話にできるようになれば、吹っ切れたサインと見てもいいのかも!
【調査概要】
調査方法:2023年12月にOggi.jp編集部にてテーマと設問を設定し、Oggiのメルマガ会員にアンケートを行い、その結果を集計したものです。
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構成・文/並木まき
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