どんなときも寄り添ってくれる、GOOD VIBESなアルバム!
大人気グループ・SixTONESが、NEWアルバム「THE VIBES」を発売。約1年ぶりのアルバムということで、すでに話題沸騰中の本作をレビューします。
2023年は初のドームツアーを大成功させた6人が、2024年はどんな姿を見せてくれるのか。そのヒントが散りばめられた作品にワクワクします!
まず着目したいのは、「THE VIBES」のジャケットビジュアル。過去三作のアルバムビジュアルはシックな衣装を纏った彼らを全身カットで切り取ったクールなスタイルがメインでした。「これぞ、SixTONESだ!」と堂々とした感じがかっこよくて、もちろんとても魅力的でしたが、そのパブリックイメージを思い切り崩してきたのが本作。
潔くグッと寄ったバストアップのカット(通常盤)は、表情や眼差しから、デビュー4周年を迎える6人がこれまでの歩みで身につけてきた自信と誇りを感じます。今回ジャケット写真で着用している衣装は、収録曲「アンセム」MVのダンスパートにも使われているもの。カジュアルで抜け感のあるストリートテイストの衣装は、キャップやニット帽、フーディと6人6様のヘッドアクセがポイントになっています。それぞれのキャラクターを表しているようなパーフェクトなセレクトに脱帽です。
そのほか、アクセサリー類や柄、質感など、MVでは判別しきれなかった衣装のディテールをジャケット写真でチェックできるのも楽しみのひとつ。それぞれまったく違うスタイルのようで、さりげなくポイントカラーがリンクしていたり、同色使いでもマットと光沢のある素材で質感を変えていたり、6人の衣装のバランスがなんとも絶妙…!
グループとしてだけでなく、役者やモデル、バラエティなどメンバーそれぞれが多方面で活躍し、各々の個性を確率した今の6人が、“止まる気ないんだって” “アレもコレもすべて振り払って 前へ前へ”と力強く歌う「アンセム」。860万回再生(2024.1.4時点)されているMVも好評ですが、なんといっても強気な歌詞にグッと引き込まれます。
いろんな経験を積み重ねて大人になった今の彼らが歌うからこそ説得力があり、この6人ならどんなことも成し遂げてしまうんじゃないか、と本気で思えてしまいます。バンドサウンドと爆速ラップは耳心地がよく、気分が上がります。気持ちを奮い立たせたい大事な仕事の前やちょっと憂鬱な連休明けの朝に応援歌として聴きたい!
ほかにも本作には、YouTubeでのMV再⽣回数が1億回を突破した⼤ヒットシングル「こっから」を筆頭に、シングル「ABARERO」や「CREAK」など、共通の収録12曲にReebok CMソングにもなった「Drive」のアルバムバージョンなど、それぞれの形態ごとのボーナストラックを含め、全形態合計で20曲が収録されています。
音楽性の高さに定評のあるSixTONES。「うれしいとき、悲しいとき、ひとりで寂しいとき、だれかと熱くなりたいとき…どんなシチュエーションにも寄り添うGOOD VIBES全開なアルバム」との紹介文に期待値が上がる中、楽曲の幅広さでさらにその実力を見せつけてくれました。どんな感情もSixTONESが歌で寄り添ってくれる、そう思えたら無敵も同然です。
さらに特典映像の豪華さにも注目! 初回盤Aの特典映像には、リード曲のMusic Video、メイキング、ソロアングルに加えて、YouTubeのみで⼀部公開されていた、収録シングル「ABARERO」「こっから」「CREAK」の3曲のダンスパフォーマンスver.のミュージックビデオをフルで収録。
初回盤Bの特典映像には、「Blue Days」(ジェシー、髙地優吾)、「希望の唄」(京本大我、森本慎太郎)、「スーパーボーイ」(松村北斗、田中樹)とメンバー2人ずつのユニット曲のミュージックビデオが収録されています。グループでの楽曲よりも一人ひとりの個性が際立つ&メンバー同士のケミストリーを楽しめるユニット曲ならではのミュージックビデオは永久保存版!
SixTONESの魅力がたっぷり詰まった「THE VIBES」(全3形態)は、要チェックです♡
▼初回盤A
▼初回盤B
▼通常盤
▼初回仕様:スリーブケース