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トラッドスタイルにかかせない【ローファー】とは?

オフィスカジュアルやハンサムな着こなしにも活躍するローファー。20代・30代の働く女性になじみの深いアイテムですが、正確にはどんな靴を指すのか、改めておさらいしていきましょう。
ローファーとは、靴紐のない革靴のこと。マニッシュやトラッドなスタイルに取り入れることが多く、パンツスタイルやジャケット、シャツなどと相性のよいアイテムです。
ローファーの歴史・起源について
ローファーは1920年代、英国王室や貴族階級のルームシューズとして使われていたそうで、その後、その着脱のしやすさやデザイン性のよさから、外履きとして人気を集めました。靴紐がない分、他の靴と比べて着脱がらくで手軽に履けることから、『怠け者』という意味の『loafer(ローファー)』という名がつけられました。おしゃれなファッションアイテムとして、ヨーロッパからアメリカに渡り、アメリカで大流行した波がさらに日本にも伝わったそうです。
ローファーにはどんな種類がある?
ローファーにはいくつかの種類があり、デザインも異なります。ここでは、コインローファー、タッセルローファー、ヴァンプローファー、ビットローファーといった主な種類をピックアップ。どのような特徴があるのか見ていきましょう。
コインローファーの特徴

ローファーの中で最もスタンダードなデザインで、甲のストラップ部分(サドル)の中央に切り抜き(スリット)を施したデザインが特徴。昔、アメリカの学生がスリットにコインを挟んだことから、コインローファーと呼ばれるようになったそうです。シンプルなのでコーディネートにも使いやすく、飽きのこないデザイン。
タッセルローファーの特徴

甲の部分にタッセルが施されたローファー。昔、ハリウッド俳優がタッセル付きの靴をオーダーしたことがきっかけで誕生したのだとか。クラシカルで上品な雰囲気のデザインです。
ヴァンプローファーの特徴

サドルや装飾が付いていないシンプルなデザイン。 特にU字のモカシン縫いが施されたものが有名です。コインローファーやタッセルローファーよりもカジュアル感が強いため、オフィスカジュアルや休日シーンで使われることが多いよう。
ビットローファーの特徴

甲の部分に金具が施されたローファー。この金具は、馬のくつわをモチーフとしたホースビット(馬具)と呼ばれていて、1950年代から一気に広まったデザインだそう。ホースビットがアクセントになり、コーディネートを華やかに見せてくれます。
ローファーのメリット・デメリット
オンオフ使える万能選手のように思えますが、メリットだけでなく、履く際に注意したいデメリットも。靴選びの参考になりそうなポイントをチェックしていきましょう。
メリット1:立ったまま脱ぎ履きできる
紐がないことで、着脱がらくにできるのは大きなメリット。それでいてきちんと見えするのは、ローファーならではの長所と言えそうです。
メリット2:程よいきちんと感
パンプスのようなフォーマル感はありませんが、ラフに見えず通勤にも使える点も魅力。きれいめにもカジュアルにも合わせられるため、出番が多いのもうれしいポイントです。
デメリット1:脱げやすい
手軽に履ける一方で、紐がついていないことから脱げやすいというのがデメリットでしょう。特にサイズが合っていない場合は、歩いている際にスポッとかかとが抜けてしまうことも。ローファーのデザインにもよりますが、スニーカーや革靴に比べて脱げやすいため、たくさん歩く日は避けた方がいいケースもありそうです。
デメリット2:疲れやすい
ヒールがないので歩きやすいのですが、クッション性のないものは疲れやすい傾向が。また、ソールも革でできているタイプが多いため、裏にゴムソールを貼っておかないと滑ってしまうことがあります。ソールが革のものはラバーソールに比べてソールが薄いため、長時間歩く場合は疲れやすく、クッション性がないとフィット感も感じにくいので、この点からもサイズ選びが重要になりそうです。
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【2026年最新】ローファーを履きこなすためのポイント3つ
ここからは、ローファーをコーディネートに取り入れる際におさえておきたいポイントを解説していきます。

POINT1: まずはジャケット×パンツの王道スタイルで
きちんとセットアップも、カジュアルなダブルジャケットも、ローファーを合わせるとトラッド感が漂い間違いない着こなしに。オーセンティックなローファーが着こなしをぐっと格上げしてくれます。
POINT2: ソックス合わせで上級者見えを狙う
近年、ワイドパンツにローファーを合わせる着こなしが人気。その際は、靴下を加えることで上級者の装いに。一見見えないけれど、歩いたときにチラッと見える靴下がおしゃれ度を高めてくれます。きれいめにはく場合、ローファーとトーンを合わせた薄手のリブタイプがおすすめ。
POINT3:今季のトレンドはスクエアトウ or 厚底タイプ
あまり流行に左右されないローファーですが、それでもデザインは進化はしています。最近はキレのあるスクエアトウや、カジュアルな厚底タイプがトレンド。ベーシックな黒はもちろん、ホワイトやコンビカラーなどデザインも豊富に揃っています。
今季イチ押し! 大人のおしゃれ黒ローファーコーデ
ジャケットやセットアップなど、まずはパンツ合わせで履きこなしたいローファースタイル。比較的どんなコーデにも合わせやすい「黒」のローファーに注目してコーデをピックアップ。
ビットローファー×ボア襟のブルゾン×ボーダーT×デニムパンツ
黒ローファー×黒ジャケット×黒ニット×白パンツ
ビットローファー×黒ジャケット×白トップス×グレースウェット
黒ローファー×黒ジレ×黒カットソー×黒パンツ
黒ローファー×白シアータートル×チェック柄ジレ×パンツのセットアップ
黒ローファー×グレージャケット×黒ニット×ベージュパンツ
黒ビットローファー×グレージャケット×パンツのセットアップ×ロゴT
黒ヒールローファー×ブラウンシャツ×白パンツ
ビットローファー×ボア襟のブルゾン×ボーダーT×デニムパンツ

ボーダーT、ボア襟のスエード風ブルゾン、デニムパンツ…カジュアルなアイテムのコーデも、スクエアトウでほんのりモードを漂わせて、きれいめにシフトチェンジ。
黒ローファー×黒ジャケット×黒ニット×白パンツ

ローファー、ジャケット、チェックのトラッド要素と、シアー素材のトレンド感をMIX。やわらかな透け感のシアーニットで季節感もプラス。
センスが光る“ちょうどいい”感。トラッド&トレンドMIXスタイル
ビットローファー×黒ジャケット×白トップス×グレースウェット

カジュアルに振ったジャケパンコーデ。ゴールドのロゴプレートが美しいローファーで「きちんと感」を加えれば、細部まで抜かりない印象に。
黒ローファー×黒ジレ×黒カットソー×黒パンツ

ハンサムなジレパンも、ツイード素材を選べばフェミニンで華やか。リボンヤーンとラメが入ったブラックツイードのジレパンで、かっこよくドレッシーに。
黒ローファー×白シアータートル×チェック柄ジレ×パンツのセットアップ

トレンドの襟なしタイプのジレは、知的でありながら肩の力が抜けた印象。さらに、グレンチェック柄&ショート丈ジレのセットアップなら、メンズ的な粋も漂う。インは白のシアータートルで軽やかに。
ジレ×パンツのセットアップこそ、今の気候に寄り添ってくれるマストハブ♡
黒ローファー×グレージャケット×黒ニット×ベージュパンツ

きれいめスタイルにもなじみやすいスニーカーのような安定感のあるローファー。スニーカーより大人っぽい上質さと歩きやすさを両立。
タフな毎日をおしゃれに支えてくれる、“TOD’S(トッズ)”の新名品バッグを主役に♡
黒ビットローファー×グレージャケット×パンツのセットアップ×ロゴT

足元のカラー選びはコーデを基準に統一感を出していきたい。例えば、このお手本コーデは、赤を差し色にしたダークトーンスタイルだから、足元も黒でなじませるとGood。
「テーラードジャケット」でつくるアメトラコーデ4選。カジュアルMIXでも〝きれいめ〟
黒ヒールローファー×ブラウンシャツ×白パンツ

ブラウン×白のまろやか配色でまとめた大人顔のオフィススタイル。締め色にローファーとバッグで黒レザーを取り入れれば、キレのいいかっこよさを味方にできる。
きれいめハンサムな外勤派におすすめ、「TOD’S」の新作バッグ3選
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カラー別×おすすめローファーコーデ
ローファーのコーディネートや今季らしい選びのポイントがわかったところで、ワーキングパーソンにおすすめのコーディネートをローファーの色別にご紹介します。
【黒】テーラードジャケット×ウインドブレーカー×白T×白スカート
【ブラウン】ツイードジャケット×白Tシャツ×デニムジャケット×白パンツ
【白】ベージュシアーニット×黒ワイドパンツ
【バイカラー】トレンチコート×黒シャツ×黒ニット×黒パンツ
【カラー】ピンクトップス×白スカート
【黒】テーラードジャケット×ウインドブレーカー×白T×白スカート

足首を肌見せしたり、ソックスをチラ見せすると、抜け感が生まれて好バランスに。斬新なレイヤードでアメトラをさらにアップデート!
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【ブラウン】ツイードジャケット×白Tシャツ×デニムジャケット×白パンツ

ツイードをはおって華やぎをプラス。真面目すぎないこなれ感を出したいから、ローファーは黒ではなくブラウンで洒落感を加味して。チノパン×ローファーのトラッドスタイルが今の気分にぴったり。
【白】ベージュシアーニット×黒ワイドパンツ

スリッポンスタイルの白ローファーは、エフォートレスな中にエレガントな風を吹かせる一足。どんなボトムス合わせでもバランスがとりやすく、シンプルなワイドパンツも一気に洒落る。
セルジオ ロッシのエフォートレスなローファーは、通勤シューズにも!
【バイカラー】トレンチコート×黒シャツ×黒ニット×黒パンツ

ロングトレンチにシャツとパンツ、足元はローファー…。かっちり手堅いアイテムを重ねて、知的なハンサムスタイルに。太フレームの黒メガネもキャラ立ちのポイント。
黒メガネがキャラ立ちポイント! トレンチ×ローファーの正統派知的スタイル
【カラー】ピンクトップス×白スカート

ピンクに白を混ぜたようなさくらピンクカラーのローファー。冒険アイテムだからこそ、トップスで色をリンクさせ、とことんチャーミングに着こなしたい。
グッチ、セリーヌ、J.M. WESTON…「ローファー」は憧れブランドで投資買い!
「きちんと感」と「リラックス感」を兼ね備えたデザインが魅力
通勤コーデにはこなれ感を、休日コーデには程よいきちんと感を漂わせてくれるローファー。カラーやデザインも豊富なので、自分らしく履ける一足を見つけて、ローファーコーデをたっぷり楽しんでください。



