“My定番靴”から考える、この春のパンツスタイル
パンツスタイルのバランスを決めるには、やっぱり靴が重要。今シーズンのヘビロテ確定靴とパンツの着こなしを、Oggi専属モデル・オッジェンヌが実践! 今回は、きれいめカジュアルな靴を使った着こなしをチェック。
実践してくれたオッジェンヌはこの人!
▲オッジェンヌ・雷 国悦(32歳・広告代理店勤務)
中国出身で日本で活躍するトリリンガル。広告代理店で働くかたわら、YouTubeチャンネル『Laichanʼs Wonderland』を開設し、ファッションや美容の情報を発信するユーチューバーとしても活躍中。
縛られない“新しい私”を足元でも表現!
▲右/靴[1.5]¥15,400(ROPÉ)
かかとを踏んでも履けるバブーシュタイプ。
▲左/靴[4.5]¥22,000(オデット エ オディール 新宿店〈オデット エ オディール〉)
ウェーブカッティングが足をきれいに見せて。
細身テーパードできれいめ感をキープ
かかとを踏んで履けるローファーには、きれいめパンツを合わせてオンオフを行き来しやすく。ざっくりニットでリラクシーさをプラス。
靴/上右と同じ パンツ¥16,500(ノーブル 有楽町マルイ店〈ノーブル〉) ニット¥14,300(エレメントルール カスタマーサービス〈バビロン〉) バッグ¥29,700(essence of ANAYI〈カビネ〉) ネックレス¥24,750(アルアバイル〈フィリップ・オーディベール〉) その他/スタイリスト私物
きれい色をチラリとさりげなく
ハンサムなハイウエストワイドパンツの下からオレンジをピリッと効かせる。女性らしいきれい色はかっこよく見せるくらいがちょうどいい!
靴/上左と同じ パンツ¥24,200(FRAY I.D ルミネ新宿2店〈FRAY I.D〉) ブラウス¥16,500(デミルクス ビームス 新宿〈デミルクス ビームス〉) バッグ¥35,200(アダム エ ロペ〈メアリー オル ターナ〉) イヤーカフ[2個セット]¥8,800(オクト〈オクト〉) ブレスレット¥68,200(マリハ)
きれいめカジュアルな靴も、もっと今の自分らしく選びたい
コロナ禍をきっかけに少しずつ変化してきたMy定番靴。数年前まではヒール7cmくらいのきれいめパンプスをいつも履いていたけれど、きっちりとしたスーツを着て出社することも、クライアントを訪問することも減って、靴選びもすっかり“きれいめ”から“きれいめカジュアル”へとシフトしました。
▲明るいおしゃれもまさに今の気分!
そして、社会に解放感があふれるこの春は、「縛られずに、新しい自分に出会いたい!」というマインドを靴やおしゃれにも反映させていくことに。
以前ならベージュやモカを選んでいたパンプスはヒール低めでバックストラップデザインのオレンジを、端正なローファーはストレスフリーに履けるやわらかなバブーシュデザインを選びました。
▲楽ちんローファーはいつも玄関に!
そんなこの春の定番靴は、オンオフ問わず活躍してくれる2足。今まで“仕事用”、“休日用”と靴を分けていた私にとっては、足元のダイバーシティ! …なんていうとちょっと大げさかもしれませんが、この靴で“自由な自分”へ歩みを進めていこうと思います。
●この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
●文中の[ ]内の数字は靴の[ヒールの高さ]を表し、単位はcmです(編集部調べ)。
2023年Oggi5月号「“My定番靴”から考えるこの春のパンツスタイル」より
撮影/谷口 巧(Pygmy Company/人物)、魚地武大(TENT/静物) スタイリスト/川上さやか ヘア&メイク/あきやまひとみ 撮影協力/GLITCH COFFEE & ROASTERS 構成/旧井菜月
再構成/Oggi.jp編集部