“My定番靴”から考える、この春のパンツスタイル
パンツスタイルのバランスを決めるポイントは、合わせる靴。今シーズンのヘビロテ確定靴とパンツの着こなしを、Oggi専属モデル・オッジェンヌが実践! 今回は、甘めな服もかっこよく着られる「黒」の靴を使ったコーデを紹介します。
実践してくれたオッジェンヌはこの人!
▲力丸莉帆さん(32歳・不動産関連会社勤務)
9年間宝塚歌劇団に所属した華やかな経歴の持ち主。趣味は舞台鑑賞で、主にミュージカルを観劇。
定番靴は… 甘めな服もかっこよく着られる黒
▲右/靴[1]¥23,100(オデット エ オディール 新宿店〈オデット エ オディール〉)
ゴールドチェーンで辛口感を演出。
▲左/靴[4.5]¥39,600(THE GRAND Inc.〈LAURENCE〉)
洒落た靴底がスクエアトウの印象を高めて。
ワイドパンツに負けない存在感
トウに長さがあるから、フルレングスのワイドパンツに合わせても黒がしっかり効く! 白パンツの春らしさを上半身で盛り上げて。
靴/上右と同じ パンツ¥26,400(プルミエ アロンディスモン〈プルミエ アロンディスモン〉) カーディガン¥24,200(FRAY I.D ルミネ新宿2店〈FRAY I.D〉) シャツ¥35,200(フィルム〈ソブ〉) バッグ¥14,850(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ〉) リング¥38,500(マリハ)
ハンサムな足元で、ピンクをスマートに
スクエアトウに加えて幅広なアッパーも足元のクールさを後押し。ややゆとりのあるカラーパンツで今っぽい甘辛ミックスに!
靴/上左と同じ パンツ¥50,600(デザインワークス 銀座店〈デザインワークス〉) 肩に掛けたカーディガン¥30,800(アブソリュート〈フォルフォルモ〉) ブラウス¥49,500(カレンソロジー 青山〈シーエスジー〉) バッグ¥28,050(T-square Press Room〈パオラ ヌッティ〉) リング¥9,900(デミルクス ビームス 新宿〈フィリップ オーディベール〉)
自宅にある靴は、気づけば“補正できる黒”ばかりでした!
このテーマに参加するにあたって、自宅のシューズクローゼットを見返して驚きました。「黒い靴、多っ!」って(笑)。その理由はおそらく、きれい色の服、特にカラーパンツが好きだから。
▲カラーパンツ×黒靴は鉄板コーデ!
足元は黒でかっこよく、洋服はきれい色で華やかに。大人かわいい服もかっこいい靴と合わせれば甘くなりすぎない。そんなおしゃれのバランスが好きなんです。
そして“足を大きく見せる”ことも靴選びの重要ポイント! 身長167cm・靴サイズ23cmと背の高さに比べて足が小さいので、コンパクトな靴を履くと足元が詰まって見えてしまう気がして… ロングノーズ気味のデザインにしたり、スクエアトウで足幅を広く見せるようにしたりしています。
▲ちょっぴりギラついた黒靴が多め…!?
そんな“補正シルエット”は、どこかマニッシュだったりモードだったりする印象。黒い靴をよりかっこよく見せてくれるから、パンツとの相性が抜群。最近は自転車通勤をしていることもあって、さらにパンツコーデの日が増えていきそうです。
●この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
●文中の[ ]内の数字は靴の[ヒールの高さ]を表し、単位はcmです(編集部調べ)。
2023年Oggi5月号「“My定番靴”から考えるこの春のパンツスタイル」より
撮影/谷口 巧(Pygmy Company/人物)、魚地武大(TENT/静物) スタイリスト/川上さやか ヘア&メイク/加藤志穂(PEACE MONKEY) 撮影協力/GLITCH COFFEE & ROASTERS 構成/旧井菜月
再構成/Oggi.jp編集部