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くせ毛だけど前髪を作りたい! どうセットするのが正解?
霧吹きで前髪を濡らしてブローする
くせ毛前髪のくせを取るためには、まず髪を霧吹きなどで濡らしてすでに出ているくせをリセットさせる必要があります。
その後ドライヤーの温風を当ててまっすぐ伸ばしましょう。
ポイントは濡らすのは毛先ではなく根元であること、ドライヤー時も指で前髪の生え際を揺らしながら乾かすこと。
ストレートアイロンを使ってくせを伸ばす
くせがある程度伸びたら、ストレートアイロンを使ってさらにくせを伸ばしていきます。
ただしまっすぐすぎると不自然な印象になってしまうので、ほんのりとカールさせるイメージで軽くテンションをかけるのがおすすめ。
ホットカーラーやカールアイロンでも良いですが、カール感が強く出てしまいがちなので注意して。
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前髪を2段に分けて伸ばすとさらにきれいに
一度に前髪を挟んでくせを取るのも良いですが、前髪を2段階に分けてアイロンを通すとさらにきれいにくせを伸ばすことができます。
まずは内側の前髪から熱を加えて伸ばしていきます。おでこに一番近い前髪を薄く残した状態で、表面の髪をクリップで留めたら、内側の前髪にアイロンを通していきましょう。
しっかりとくせが伸びたらクリップを外し、表面の前髪もくせをとっていきます。
スタイリング剤で前髪をセットする
前髪のくせがしっかり伸びたら、その状態をキープするためワックスまたは、キープスプレーを使って維持させます。
ワックスを使う場合は、髪全体に使用して手に残った分を前髪に、スプレーを使う場合はスタイルキープタイプのものを前髪の表面にサラッと塗布しましょう。必要に応じて内側にもなじませると、キープ力がさらに増します。
ただしつけすぎには注意。
前髪がペタッとしてせっかくセットした髪が台無しになってしまう可能性が…。スタイリング剤はつけすぎるとリカバリーがとても難しいため、はじめはとにかく少量ずつ、足りないと感じたら付け足していくイメージで塗布するのが基本です。
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前髪のくせを活かす髪型ってある?
レトロフェミニンなクラシカルパーマ
くせを活かすことができる強めのパーマヘア。くるっとしたカールがクラシックな雰囲気にしつつ、髪の扱いも断然楽になります。
カットは鎖骨下2cm、レイヤーは入れず毛先の重さを残した切りっぱなしスタイルに。前髪は少し長めにするのがポイントです。軽さを出すため薄めに作りますが、シースルーにしすぎないよう注意して。
パーマは顔まわりを10mmの細めロッドでねじり、横巻きでニュアンスのある仕上がりに。全体は14〜15mmのロッドで毛先から3回巻き込みます。前髪は12mmのロッドで強めのカール感を出しましょう。
強めカールでおしゃれ見え。細毛・くせ毛を活かすパーマヘア〈プロ直伝ヘア〉
ナチュラルウェーブのポジティブボブ
髪のくせやボリューム感をポジティブに表現できるようカットした、メリハリボブ。くせが強く気になる人は、首の真ん中くらいがベストなレングスです。
ボブベースにカットしたら少しだけグラデーションを加え、丸みのある女性らしいシルエットを演出。前髪はやや長めにカットし、程よくレイヤーを入れて軽さを出しましょう。
セットは髪を湿らせスタイリング剤をつけるだけのストレスフリー。表面だけでなく内側もしっかりつけることが、スタイルを決める要になります。
くせ毛・広がりを活かす! ナチュラルなウェーブが魅力のポジティブボブ〈プロ直伝ヘア〉
前髪のくせをカバーするヘアアレンジ方法
波巻きカールの大人シニヨン
\How to/
26mmのコテを使って前髪と耳前の髪以外を、根元から波巻きにしていきます。その後オイルを5プッシュ手に取り、全体になじませて。後頭部低めの位置にゴムで輪っか状のお団子を作ったら、飛び出した毛先を巻き付けゴムで留め、指先で根元をほぐしましょう。最後、前髪と耳前の髪を縦巻きにし、カールをほぐしたら完成。
【波巻き】カジュアルすぎない【大人の簡単お団子】|プロ直伝ヘア【wit】
くせ毛がどうしても気になるならストレートパーマもあり
ストレートパーマなら朝のスタイリングが圧倒的に楽になる!
くせ毛を伸ばすスタイリングが毎朝大変だという方は、ストレートパーマをかけてしまうのもありです。
ストレートパーマをかけてしまえば、朝の準備が圧倒的に楽になるだけでなく、湿気の多い季節も怖くありません。また、お直しのためのアイロンやスタイリング剤を持ち歩く必要がなくなるので、身軽でお出かけすることも可能。
ストレートパーマをかける場合、薬剤の力でストレートにする「ストレートパーマ」と薬剤と熱の力で髪をまっすぐにする「縮毛矯正」があります。
くせやうねりがとにかく強いという方は、熱を使用した縮毛矯正が推奨されています。どちらが自分に適しているかわからない方は、一度美容師さんに相談してみましょう。
また、ストレートパーマをかける頻度は個人差があれど、一般的には2〜3ヶ月程度に1回がベスト。髪は通常1ヶ月に1cmくらい伸びますが、1cm伸びるたびにストレートパーマをかけると、髪のダメージが蓄積してしまいます。
そのため、根元のくせが目立ってくる2〜3cm伸びたくらいで再度かけるのがおすすめです。