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LIFESTYLE

2023.01.06

英国移住。日本から持参して役立っているもの… ユニクロ極暖、着圧ソックス、ストラップ付携帯カバーなど【渡英日記_10】

仕事もプライベートもしだいに充実してくる、30代。そんな年代を目前にして迷うこともあります。海外に住むことを考えるなら、今何をすべき? 29歳のエディトリアルライター・小西麗が等身大の海外生活をお届けします。〈29歳渡英日記 #10〉

▶︎前回の記事はこちら

日本から持ってきてよかったー♡ と実感しているモノたち

私が今、恩恵を受けているYMS VISA。そろそろ2023年前期の抽選の季節。昨年後期の抽選で当選した方は、そろそろ渡英準備の時期でしょうか。

大抵のものは現地でも買えるけれど、わざわざ日本から持ってきてよかったなぁ、としみじみ思うものたちを紹介します。渡英はもちろん、海外旅行のときの荷造りの際にも参考にしてみてください。

毎日履ける着圧ソックス

Amazonで見つけた、看護師さん向けらしい白い膝下丈の着圧ソックスをセットで購入。毎日湯船に浸かれないので、これを日常的に履くことでむくみ対策を。かなり救われている気がする。

冬はヒートテックのスパッツの下に履いていて、年中ヘビロテの予感大。薄くてすぐ乾くのも嬉しい。

毎日履ける着圧ソックス

EVA素材のビルケンシュトックのサンダル

基本的に日本のような“脱衣所”がないことが多いので、シャワーの後に濡れてもぐしょぐしょにならず、すぐに履ける素材のスリッパは本当に持ってきてよかった!

もともと夏に東京のマンションで室内履きとして使っていたものだけど、寒いロンドンの冬場も床からの冷えを直に感じなくて快適。室内履きに限定された商品ではないので、土足スタイルの家でも違和感なく過ごせるのが◎。

滞在先に着いてすぐ使うもの(機内で履いてもいい)なので、取り出しやすいところに入れていたアイテムのひとつ。

UNIQLOのインナー、部屋着

“どこでも買える”の筆頭格であるUNIQLO。“どこでも買えるけれど日本で買うのが一番安いもの”でもある。

私はMame Kurogouchiとのコラボ商品の良さに感激して、ご無沙汰だったUNIQLOでのお買い物を再開したクチなのだけれど、プチプラなのにやっぱり丈夫。イギリスの容赦ない洗濯機にも耐えていて本当にすごい。

通称“マメクロ”のファーストシーズンである、エアリズムコットンのボトムスをパジャマや部屋着、ときどきおでかけでも着ている。洗濯機で気兼ねなく洗えて、乾燥機がなくても乾きやすいので旅行にもぴったり。

インナー類、特に他のメーカーと比べるとお手心価格な吸水ショーツはブルーデイの生活が変わるので、世界のどこにいる女性であってもおすすめしたいくらいお気に入り。個人差があるけれど、私は低用量ピルを飲んでいるので、生理の日もこれ1枚で過ごせてしまう。

あと、極暖のヒートテックは11月から毎日着ていて、すでにロンドンの冬には欠かせない品になっている。かさばるアイテムなんだけど、絶対にスパッツは持ってきたほうがいい! 下半身のガードは手薄になりがちだけど、冷えは足元から来るので……。

ジェラピケのもこもこロングワンピ

現地でもフリース素材のあったか部屋着は売っているので、マストではないかもしれないけれど、お気に入りを着るのは心に効く。膝下までのロング丈が本当に良くて、下半身のあたたかさがぜんぜん違う! 下半身は大事!

朝起きたとき、パジャマの上からすぐに着られる伸縮性の高さが最高で、さすがジェラートピケだな〜と毎朝頬擦りする。

ジェラピケのもこもこロングワンピ

ストラップ付きスマホケース

撮影に立ち会うときや、インタビュー仕事のときに便利でずっと愛用していたけれど、先日街中でiPhoneを奪われかけたときに「本当につけててよかったー!」と思った一品。

海外にいるときは、カフェなど座るときも必ず胴体にストラップを回して置き忘れを防止中。

私が遭ったスマホ盗難未遂は、自転車に乗った人にすれ違いざま、手からむんずとスマホを掴まれるというアッパーな手口だった(そしてこの手口の盗難は多い)ので、海外旅行の際は用意しておくと安心かも。

珪藻土バスマット

私の今住んでいる部屋は、水回りが自室専用なので珪藻土バスマットがあるのとないのとでは快適さが段違い。

シャワーを浴びて、これに乗って(足元の水分が一瞬で吸い込まれるのを観察して)、体を拭いて、ビルケンシュトックのゴムサンダルを履くたび、自分の快適さに対する執念を感じている。

実は、マレーシアのドンキホーテに売っていると聞きつけて、滞在中にわざわざ買ってロンドンに持って帰ってきたアイテム。イギリスのネットショップから入手できないか調べてみたけれど、柔らかいマット素材のものしか見つけられなかった。

日本に住んでいるときから使っていたので、もうこれがない生活が考えられない。

(蒸気で激しくピンボケする写真……)

珪藻土バスマット

シルクの枕カバー、ナイトキャップ

枕カバーは薄くてかさばらないから4枚ほど持ってきていて、Airbnbやホステルのような短期滞在の宿でも毎日新しいすべすべカバーに替えられる安心感がとてもよかった。

ナイトキャップはスキンケアをした肌に髪が張り付かないで済むところが気に入って使っている。毎日髪を洗わなくていいか…… と思う気候なので、なおさら髪の毛が顔に張り付いてほしくない。髪が丈夫なので実感はあまりないけれど、乾燥した土地なのできっとヘアケアとしても役立ってくれているはず。

ピンガちゃん(ぬいぐるみ)

寝るとき、飛行機に乗るとき、抱くと心が安らぐ私のオアシス。

連れてきてよかった〜と思っているけど、マレーシア滞在中にお世話になった友人には「ピンガ邪魔じゃない?」と言われたので、個人差があるらしい。

ピンガちゃん(ぬいぐるみ)

もうしばらくロンドンで暮らしてみてから、イギリスで買ってよかったものなんかも紹介していきたい!

今年もよろしくお願いいたします。

#11につづく

小西麗

小西 麗

1993年生まれ。日本女子大学卒業。モデルを経て、編集者・ライター。雑誌媒体を中心にインタビューや特集記事を作成。「男性同士のアツい関係」の意であるブロマンス好きが高じて、コラムの寄稿も。2022年、YMSビザで渡英。現在ロンドン在住。
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