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ロンドンのクリスマスはキラキラ
12月に入って、私が間借りしている家では暖炉に火が灯り、生木のクリスマスツリーが出現。
実はヨーロッパに行きたかった理由の1つに、「クリスマスのきらきらした空気が好き」というのがあった。街に暖かくライトが灯ると、なんだか嬉しい気持ちになる。今回はロンドンのクリスマスをお裾分けします!
個性派オーナメント盛りだくさん
デパートや雑貨屋さんにはクリスマスツリーのオーナメントが山盛り。とにかく種類が豊富なので、日本では見かけたことのないモチーフがたくさんある。クラシカルなものから、ラブリー、ファンシー、クール、ナチュラル…… あらゆる路線のアイテムが集結。
老舗百貨店Harrods(ハロッズ)で気になったのは食品シリーズ。七面鳥やワイン、ケーキといった定番クリスマスフードはもちろん、カレーなどのインド料理、ラーメン、餃子などの中華料理のラインナップが。こんなところも多国籍なのね、と思っていたら、ジャパニーズフードもあった!
キラキラの寿司と醤油です。このトンチキさ、たまらない!
私がJohn Lewis(ジョンルイス)でゲットしたのはこちら。このスパンコールまみれなUFOに乗ったサンタさんは、にぎやかなデコレーションコーナーの中でもひと際陽気だった。
ドームがガラスでできているので、結構繊細。カラフルなキラキラがスノードームみたいで、たまにフリフリして愛でている。
インパクト大のイルミネーション
続いては街中のイルミネーション。クリスマスのロンドンシティは平日休日問わず、プレゼントを買い込む人々で溢れていて、写真を撮るのもひと苦労な混雑ぶり。
派手だな〜! と思ったのは、やっぱりSOHOのリージェントストリート。超巨大な天使が翼を広げて、キラキラをどーんと道路に張り巡らせた様はちょっとスパイダーマンチック。あんまり美しいので、通りかかるたびに写真を撮らなきゃ…… という気持ちになる。
東京では伊勢丹派の私。ロンドンの推しデパートはLIBERTY(リバティー)に決定。ぐるりと見回りやすい規模感ときゅんとする商品セレクトが最高〜! あの小花柄のオリジナル商品やコラボ商品(Diptyqueのキャンドルも!)が多くて楽しい。
吹き抜けのある店内に吊るされたクリスマスツリーも、リバティーらしさ全開。ハンドメイド感たっぷりなあたたかみのあるデザインが素敵! ときめくデパートは日々の活力になるなぁ。
そんなキラキラなロンドン。だけど、体調不良の人を多数観測している今日この頃。みなさんも体には気をつけて、楽しいクリスマスをお過ごしください。メリークリスマス!
#9につづく
小西 麗
1993年生まれ。日本女子大学卒業。モデルを経て、編集者・ライター。雑誌媒体を中心にインタビューや特集記事を作成。「男性同士のアツい関係」の意であるブロマンス好きが高じて、コラムの寄稿も。2022年、YMSビザで渡英。現在ロンドン在住。
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