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FORTUNE

2022.08.24

「家相」で重視するポイントや欠けを補うための対策・避けられない鬼門の対処

「玄関やトイレが鬼門の家はトラブルが多い」というのは有名な話です。でも、いくつかのポイントを押さえれば、凶相の家相でも凶事を避けて運を呼び込む家を手に入れる方法があります。

家相とは? 意味を解説

(c)Shutterstock.com

「家相」は、方角と家の間取りを組み合わせて吉凶を判断する占術です。

もともとは、平安時代に環境学の一種として中国から伝わってきました。江戸時代の文献『家相方位指南』には、方位別の吉凶や八卦と暦による吉凶についても書かれています。このように日本の生活様式に合わせて日本独自の鑑定法が作られてきました。

現在では、家族の運気を上げ、家に良い気を取り入れる方法のひとつとして、マイホームを建てる上での判断材料としても使われています。

◆家の間取りと方位を組み合わせて吉凶を判断する占い

住まいの吉凶を判断する際に、家相とともによく耳にするのが風水ですが、実際には風水と家相は異なります。

風水はどこに住むのか、土地の良し悪しを判断するものです。一方、家相は間取りの方位で吉凶が決まります。

家相の見方で重視するポイント

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家相は間取りや部屋ごとに良いとされる方位があります。それぞれの部屋における吉方位と凶方位を確認しましょう。

◆家の方位

家相を判断するうえで欠かせないものが、「八方位」と呼ばれる八つの方位を指した盤、「方位盤」です。家づくりの基本になる八方位は、「四方位」と呼ばれる東西南北と、四方位の間に45度ずつ北東・南東・南西・北西を入れたものが合わさっています。

このほか、それぞれの干支の方位を表す十二支方位、生まれた年で決まる九星方位などもあります。

家相を調べるには、まず「方位盤」を家の中心に方位盤を置くことから始めましょう。方位と間取りの相性が一目でわかる「家相方位盤」もあります。家の中心は、四隅の対角線が交わったところ。もし、どこが家の中心なのか分かりづらい場合には、間取り図に直接線を引いて方角を確認すると簡単です。

◆鬼門と裏鬼門

家の方角が確認できたら、「鬼門」と「裏鬼門」に何があるかチェックしましょう。

「鬼門」は家の中心から見て北東の方角、十二支方位では丑寅(うしとら)の方角です。鬼門の反対側の「裏鬼門」は家の中心から見て南西の方角、十二支方位では申未(ひつじさる)の方角です。鬼が出入りする方位として恐れられてきました。

「鬼門」「裏鬼門」は一般的に良くない方位とされていて、玄関やキッチン、トイレなどの水回りがあると家の運気が下がると言われています。他にも、鬼門の方角の壁が出っ張ったり欠けていたりすると、家族間のトラブルが起きやすくなるとされています。

◆正中線と四隅線

家相を見る上で大切なのは「正中線(せいちゅうせん)」と「四隅線(しぐうせん)」のふたつ。

「正中線」は、東と西、南と北を結んだ十字ラインのことをいいます。

「四隅線」は北西と南東、北東と南西の中心を通るクロスした線のことをいいます。なお、北東と南西の鬼門の中心を通る線は「鬼門線(四隅線)」といい、どちらもとても強い気がたまっている場所と考えられています。

「正中線」「四隅線」上にあたる場所に、お風呂やトイレ、キッチンなどの水回りを設置するのはタブーとされています。これらは不浄、穢れを流す場所という意味なので、負のエネルギーを強めてしまうといわれています。また、玄関、ドア、窓などの開口部がこのライン上にあると、不幸が舞い込むといわれるので避けましょう。

◆張りと欠け

一辺の長さの1/3までの長さの凸を「張り」、一辺の長さの1/3までの長さの凹を「欠け」と呼びます。

張りとは、四角にでっぱりがついているような状態。逆に欠けとは、物件を一つの四角と見立てた際に、四隅がかけた形になるような状態のことです。基本的に「張り」は吉相、「欠け」は凶相です。

凶相となる家相の特徴

(c)Shutterstock.com

気になる家相ですが、いわゆる凶相と言われるポイントはいくつかあります。マンションなど集合住宅の場合は、部屋だけでなく建物全体を見ることも重要です。

◆家や建物の形が複雑

方位のみならず、家の形も凶作用に影響します。建物も敷地も四角形がよく、三角形や複雑な形は凶相。欠けが大きいL字・コの字・ロの字などの形、全体的に見てデコボコした形なども凶相です。

一階が店舗やガレージなどで居住スペースになっていないのもあまりいいとはいえません。

家の中心に、階段や明かりの入らないトイレ、お風呂、収納などがあったり、廊下が突き抜けて居住スペースを左右に分断している、渡り廊下で別棟を繋いでいる、西に水まわりの設備があるなどの形状も凶相になります。

◆宅心が欠けている

欠けとは「間口より3分の1以下に窪んだ部分」を指し、家相では運気が下がりやすい場所と考えられています。この欠けが家の中心部分にあると、健康面でのトラブルが起こりやすくなり、家庭が発展しにくくなるなどの影響が出るといわれています。

欠けとして代表的なのが吹き抜けや階段などです。中庭や坪庭も欠けの一種とされ、宅心部分が常に外気に触れる状態にあることから家庭が安定しにくくなるといわれます。

また、トイレや収納・柱などが宅心に位置している場合も、風通しが悪くなりやすく凶相になるといわれています。

◆三備が鬼門もしくは裏鬼門にある

「三備」とはキッチン、トイレ、玄関のこと。昔から「宅心」「鬼門」「裏鬼門」を「三所」、「竈」「厠」「井戸」を「三備」と言います。三所に三備がかからないようにする「三所三備」という言葉があり、家相の基本として重要視されてきました。

家相ではキッチン、トイレ、バスなどの水回りに陰のエネルギーが溜まりやすく、凶方位や家の中心に設置するとマイナスの運気が溜まりやすくなるといわれています。

また、玄関や門は人や運気が出入りする場所になるため、凶方位へ設置しない方がいいでしょう。宅心部分の玄関がよくないのは家の欠けにつながるからといわれています。エレベーターや階段が、自宅から見て鬼門にある場合も要注意です。

◆玄関や水回りの設備が正中線や四隅線上にある

部屋の中心や北側に水回りが集中している場合は、凶相になるといわれています。

また、鬼門線である正中線と四隅線付近は気が乱れやすいため、間取りにも注意が必要と考えられています。このライン上に玄関や窓、バスルームの排水溝、トイレ、キッチンのシンクやコンロなどを設置すると、凶作用を受けやすいといわれています。大きめのゴミ箱も不浄なので、正中線・四隅線にかからないように設置しましょう。しかし、出入りのできない窓の凶相は軽減されます。

家相の欠けを補うための対策

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建物のへこんだ部分を「欠け」、出っ張った部分を「張り」といいますが、家相では建物の凹凸はできるだけない方が良いとされ、シンプルな長方形や正方形がおすすめです。家相で欠けと見なされるのは、次のようなものです。

コの字、L字、中庭、ウッドデッキ、吹き抜け、ビルトインガレージ、インナーガレージ(リビングから直接出られるもの)などは、できるだけ避けた方がいいといわれます。

欠けの対策は、欠けの部分を部屋や収納にしたり、物置を置くなどといった方法があるようです。

◆大々的な工事ができないときは、欠けに沿って植物を植える

賃貸や敷地の都合で大々的に工事ができない場合は、フェンスや植物を植えるのもOKです。グリーンは室内にも配置できるものなので、観葉植物を置いて凶の運気を浄化するのもいいでしょう。欠けている部分の外壁に光を当て、ライトアップをするのも効果的です。

◆室内の欠け部分に沿って鏡を置き、疑似的に空間をつくりだす

欠けの部分に鏡を置く方法は、スペースを広く見せるためによく使われる手法です。欠けと同じ大きさの鏡がベストですが、シート状のミラーを貼ったり、絵を飾ったりするのも効果的です。ただし、外の風景を描いた絵画はさらに運気が下がってしまうので避けた方がいいでしょう。

家相で鬼門を避けられないときの対処

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◆整理整頓、ゴミ箱の位置に注意

鬼門は何よりも整理整頓、清潔に保つことが第一です。日頃から掃除や手入れはもちろんのこと、鬼門のライン上にはゴミ箱を置かないようにしましょう。

◆窓やドアを開けっぱなしにしない

鬼門のところは壁があるのがベストですが、もし窓やドアがある場合には、開けっぱなしにしないようにしましょう。和室であれば、窓に障子を取り付けるのも効果的です。

◆盛り塩を置いて清める

鬼門や 裏鬼門には盛り塩を置くことも有効です。塩には穢れ(けがれ)を清める作用があり、神様へのお供え物の意味もあります。

鬼門対策として盛り塩が有効な場所は、トイレの隅、洗面所や洗濯機などの水まわり、キッチン、玄関先などです。

◆ヒイラギなどのトゲのある植物を置く

葉のトゲが魔除けをしてくれる柊(ヒイラギ)や、「難を転じる」と同じ音の南天(ナンテン)、一年中青々として縁起物とされる万年青(オモト)は、鬼門除けの庭木として人気があります。

また、青年の樹(ユッカ)や、アロエ、サボテンなどトゲのある観葉植物を室内に置くのも鬼門対策には効果的です。

◆赤いアイテムや炭を置く

鬼門や裏鬼門に玄関・水回り・キッチンがある場合は、赤のマットなどの赤いアイテム、トイレがある場合は「炭」が最適です。

最後に

鬼門などの家相にあまりこだわりすぎると、選べる間取りや物件数が限られてしまい、すべてをクリアできる住まいに出会うのが難しくなってしまいます。家相を重視するのもよいですが、まずは住み心地や利便性など、現実の生活が快適であるかどうかを優先することをを忘れないようにしましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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