最上級のラム肉体験ができる「BISTRO PRIME LAMB」
ラム肉は、牛肉や豚肉と比べると、やわらかい質感でありながら肉の旨みもたっぷり。高タンパクで脂肪燃焼を助ける栄養が含まれています。
そんなラム肉のかつてない体験ができると聞いて、「BISTRO PRIME LAMB」へ行ってきました。
ディナーメニュー「プライムコース」を感想とともにレポートしていきます。
◆前菜|フィレ肉のひと口レアステーキ、フィレタルタル
まずは、ラム1頭から約200gほどしかとれない希少部位のフィレ肉をレアでいただくステーキから。もちろん美味しい! 表面をローストした香りが、フィレ肉の味わいに引き立てています。鼻から抜ける香りすらも美味でした!
プレートの奥にはひと口で食べられる、フィレ肉タルタルが。ラム肉を細かく刻んだものに、ピーナッツオイルと食感のある野菜がのせてあり、みずみずしいラム肉が楽しめました。
◆前菜盛|もも肉のカルパッチョ、ハツの低温調理、スパイシーラムのケサディージ ャ、塩麹カルビジャーキー
前菜盛には、赤身、脂身、ホルモンのさまざまな部位を使い、ひと皿でラムの魅力を堪能できる盛り合わせ。
もも肉のカルパッチョは赤身のおいしさをダイレクトに感じることができ、あばら肉が使用された塩麹カルビジャーキーは塩加減が抜群。噛むほどに溢れ出てくる旨味を楽しめます。ドライオレンジがいいアクセントになっていました。
ラム肉のハツはなかなか出回らないそうで、コリコリした食感が新鮮。ラム肉のミンチとチーズをトルティーヤで包んだケサディージャは、もう一枚食べたくなるほど、やみつきに(笑)。個人的に、キンキンに冷えたスーパードライと好相性でした。
◆サラダ|ラムタングリルのサラダ
サラダには、ミディアムレアのスモークタンに、レモンドレッシングで味付けした野菜のプレートがサーブ。横にはネギ塩レモンが添えられ、食欲を増進してくれます。タンそのものも美味しかったけれど、野菜と食べると味わいが変わって◎。
◆スペシャリテ|レバー、しびれ、ももなどラム尽くしのパイ
ラム肉の5種の部位を使ったパイが登場! あえて異なる部位を重ね合わせることで、味の奥行きを表現したのだとか。パイのバターとあいまって味わい深く、濃厚な赤ワインのソースをつけると、ラム肉の甘味をより味わえるように。一瞬でなくなってしまいました(笑)。
◆メイン|プライムチョップ(ラムチョップのグリル)と柴海農園の野菜を添えて
コースの中でも特にこだわったという“ラムチョップ”。こちらはラム肉を熟成することで、特有の旨味と風味を引き出したそう。
食べてみると、これこそザ・ラム肉! と感じるほど、ストレートに味わいを堪能できます。美味しかった! スモークヨーグルトと春菊のソースをつけると、さらに旨味が増して食べる手が止まらなかった…。自家製フォッカッチャもモチモチでしたよ♡
◆デザート|ペコリーノのアイスクリームとレモンのソルベ
デザート、羊のチーズペコリーノを使った自家製のミルクアイスにレモンのソルベ。レアチーズのような風味で、食事の最後にさっぱりできました。
大満足のディナーコースは、全10皿でお一人様5,800円(税別)。この価格でラム肉を食べ比べできるのは嬉しい限り。また、今後のコースは、10種類以上のラム肉使用をテーマに、隔月(約2ヶ月毎)にアップデートしていくそう。そんなこと言われたら、通いたくなっちゃいますよね。
ラム肉を楽しめるドリンクメニューも豊富
「BISTRO PRIME LAMB」では、ラム肉と楽しむために、アルコールメニューを厳選。“世界一空気と水が綺麗”なタスマニア産のジン&ウイスキーを使用したカクテル、スペインやイタリアなどから直輸入したナチュールワインやオレンジワインがラインナップされています。赤ワイン、白ワインは、それぞれ5種類ずつ用意しているそう。
ノンアルコールメニューの自家製の生搾りレモネードやジンジャーエールもあり、今度はランチコースでノンアルコールをオーダーしてみたいと思いました!
【BISTRO PRIME LAMB】
住所:東京都渋谷区神宮前3-25-18 THE SHARE 1F
電話番号:03-5772-8858
営業時間:
全日【ディナー】17:00〜22:30[L.O. 21:00]
土日祝【ランチ】11:30〜15:30[L.O. 14:00]
※ディナーコース、ランチコースとも、仕入れの関係上予告なくメニュー内容・盛り付けを変更する場合があります。