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LIFESTYLE

2022.07.20

「ビールのアルコール度数」とは? 度数の低い微アルや楽しみ方を紹介

皆さんは普段どんな「ビール」を飲んでいますか? 近年では「アルコール度数」の低い「微アル」や、「アルコール度数」が高い「ストロングビール」などの「ビール」が注目されているんです。今回は、「ビールのアルコール度数」に着目して、代表的な銘柄や各種「ビール」の楽しみ方などを紹介します。

そもそも「ビール」とは?

スッキリした喉越しと麦芽の香りが魅力の「ビール」。仕事終わりにキンキンに冷えた「ビール」を飲むのは大人の楽しみともいえますね。

近年では宅飲みが増えたり、ライフスタイルの変化から、「微アルコールビール」など新しいスタイルの「ビール」が注目されています。お店やCMで見かけて気になっている方もいるのでは? 今回は「ビールのアルコール度数」に注目して、「アルコール度数」による味の違いや「微アルコール」の銘柄まで紹介しましょう。

「ビール」の原材料は主に、麦芽(モルト)とホップ、酵母、水の4つ。よく聞くホップとは「ビール」の味を左右する原材料で、「ビール」特有のフレーバーをつけるのにも大切な役割を担っています。

また、酵母は発酵を行う菌類のことで、エール酵母やラガー酵母などが使われることが多いです。原材料の他にフルーツやハーブを加えることで、オリジナルの味を生み出しています。

(c)Shutterstock.com

「ビールのアルコール度数」はどのくらい?

日本で販売されている「ビールのアルコール度数」の平均は、5%程度。近年では、飲み応えを重視した「ストロング」と呼ばれる「ビール」もありますが、高くても7〜9%程度なので、飛び抜けて高いわけではありません。

海外にはもっと「アルコール度数」の高い「ビール」もありますが、日本の酒税法では「ビールのアルコール度数」は20%未満と定められています。

日本人はどっしりした味の濃い「ビール」よりも、「アルコール度数」が低く、後味がすっきりとしたタイプを好む傾向があるようです。近年では、お酒を飲まない若者や家飲み需要が増えてきたことから、「低アルコールビール」が注目を集めています。

近年注目の「微アルコール飲料」とは?

「ビール」のさっぱりとした味は好きだけど、お酒が弱い、気軽にほろ酔い気分を味わいたい、そんな人に人気なのが「微アルコール飲料」。「微アル」とも呼ばれ、「アルコール度数」が1%以下の「ビール」のことを指します。お酒の新ジャンルとして登場した人気の「微アル」をチェックしてみましょう。

(c)Shutterstock.com

アサヒ ビアリー

今までの「ビール」にはなかった、漆黒のパッケージがインパクトのある「アサヒ ビアリー」。CMを見て興味を持ったという方も多いはず。「ビール」を醸造してから、アルコール分のみを取り除く製法により、麦本来の旨味やコクを楽しめる「ビール」になっています。「アルコール度数」はたったの0.5%なのに、満足感を味わえるのが魅力です。

サッポロ ザ・ドラフティ

「ビール好きをもっと自由に」がコンセプトの、「サッポロ ザ・ドラフティ」。「ビール」好きが納得する味を目指して、麦芽100%の「生ビール」を原料に、「ビール」が自然な香りを実現しました。残業終わりや休日の昼間に気軽に飲むのがおすすめだそう。「アルコール度数」は0.7%です。

ブローリー プレミアムラガー

こちらは、厳選されたオーストラリア産の麦芽とホップを使っていることがポイント。「ビール」と同じ工程で作りつつ、アルコールの上昇を抑えるため途中で発酵を止めているのが特徴です。100mlあたり15カロリー、プリン体1mg未満と健康に配慮している点も、今どきの「ビール」ならでは。「アルコール度数」は0.9%です。

他のお酒の「アルコール度数」

「ビールのアルコール度数」は5%程度ということがわかりましたが、他のお酒はどうなのでしょう? 他のお酒の「アルコール度数」の目安は以下の通りです。

・チューハイ:3〜6%程度
・日本酒:15%程度
・ワイン:10〜15%程度
・シャンパン:10〜12%程度
・焼酎:20〜40%程度
・ウイスキー:40〜50%程度

このように、他の種類と比べてみると「ビール」は「アルコール度数」が低いお酒ということがわかります。しかし、「ビール」はその味の爽快感や飲みやすさから、他のものに比べてたくさん飲めてしまうという特徴も。気がついたら飲み過ぎてフラフラになっていた! なんてことがないように気をつけたいですね。

(c)Shutterstock.com

「ビールのアルコール度数」の表記は?

お酒のパッケージを見てみると、「アルコール度数」を示す表示に「○度」と「○%」があるのがわかります。言い方は異なりますがどちらも意味は同じ。お酒に含まれるエチルアルコールの割合を示す数値となっています。

ちなみに、焼酎や日本酒では「○度」が使われることが多く、「ビール」やワインでは「○%」がよく使われています。

「高アルコールビール」とは?

「微アル」の存在が徐々に浸透している一方で、「アルコール度数」が高い「高アルコールビール」も注目を集めています。「高アルコールビール」は、「ストロングビール」とも呼ばれ、「アルコール度数」は7〜9%と普通の「ビール」より高め。やや弱めのワインと同じくらいの度数です。

近年、大手ビールメーカーやクラフトブルワリーから次々と「高アルコールビール」が誕生しています。そもそも、「ビール」は他のお酒と比べて「アルコール度数」が低く飲みやすいのが魅力。ですが、一方ですっきりとし過ぎていて物足りないと感じる人もいるそう。そんな人たちのニーズに応えるために、飲み応えのある「高アルコールビール」が生まれたのです。

「高アルコールビール」のおすすめの飲み方

「ビール」といえば、キンキンに冷えたものをゴクゴクと一気に飲み干すのが醍醐味ですよね。しかし、「高アルコールビール」は、じっくりちびちび飲むのがおすすめ。時間が経つほど味や香りが変化していくので、普通の「ビール」とはまた違った楽しみ方ができます。おうちでゆっくり映画を見ながら飲んだり、リラックスしたい週末の夜に飲んでみてはいかがでしょうか?

(c)Shutterstock.com

アサヒ スタウト

「アサヒ スタウト」は、イギリスの伝統的な製法で作られる「スタウト」というスタイルの「ビール」です。日本で販売されている「ビール」はラガータイプが多いですが、こちらは濃厚な味わいと豊かな香りが特徴のエールタイプの「黒ビール」。しっかりとした苦みや酸味が味わえます。

「スタウト」はあまり冷やさず飲むのがポイント。だいたい12度くらいが飲みごろなので、冷蔵庫から出して10分くらいしてから飲むのが良いでしょう。

プレミアムロックボック

山梨県のクラフトビールメーカー、八ヶ岳ブルワリーが作る「高アルコールビール」。ドイツ・カナダ・イギリス産の3つの麦芽を使い、味に奥行きを出しています。とりあえず「ビール」という価値観ではなく、贅沢さを感じさせる高級志向の「ビール」といえるでしょう。チューリップグラスのような飲み口の小さいグラスで飲むと、より豊潤な香りが楽しめます。

最後に

今回は、「ビールのアルコール度数」に着目してみていきました。ライフスタイルや価値観の変化によって様々なタイプの「ビール」が発売されています。「明日は仕事だから、今日は微アルにしよう」「今晩はおうちでゆっくりストロングビールを飲んでみよう」などその時の気分に合ったものを選んでみると、「ビール」の楽しみ方も広がりそうですね。本記事を参考に、お気に入りの「ビール」を見つけてみてはいかがでしょうか?

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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Oggi5月号46ページに掲載しているアルアバイルのライトベージュのジャケットの値段に誤りがありました。正しくは¥49,500になります。
【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

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