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LIFESTYLE

2022.05.17

これ何の野菜の花? 疲労回復や老化防止にもいい?! あの食べ物の花〈野菜の花クイズ〉

野菜や果物を知っていても、その花を知らない人も多いはず。今回は、歯ごたえや味わいが特徴の食べ物を取り上げます。

この花は何の野菜? カレーのトッピングで人気のアノ食べ物

みなさんはカレーに欠かせない食べ物はありますか? 玉ねぎやじゃがいも、お肉など具材もありますが、トッピングもさまざまにありますね。

今回は、そんなカレーのトッピングで人気の野菜をピックアップしました。

この花は何の野菜か知っていますか?

(c)Shutterstock.com

正解は、「らっきょう」の花です!

正解は、らっきょう(辣韮)の花でした!

らっきょうはユリ科ネギ属の食べ物で、鱗茎(りんけい)と呼ばれる根の部分を食べる野菜。

旬の時期は6月〜7月ごろで、主な産地は鳥取県、鹿児島県、宮崎県。やせた土地でもよく生育し、砂丘地でよく作られます。

(c)Shutterstock.com

◆らっきょうの歴史

らっきょうの原産地は中国と言われています。なんと紀元前から栽培されていたそう! 漢方では、お腹をあたため、腸を活発する効能があるとされています。

日本への伝来は不明ですが、9世紀頃から記録が残っていて、主に薬用として扱われていたよう。江戸時代に入ると食用のために栽培され、現在に至ります。

◆らっきょうの栄養

らっきょうは、漢方薬として利用されていたように、健康効果が高い食品として食べられてきました。

糖尿病予防や便通改善に役立つ水溶性の食物繊維、抗酸化作用(老化防止)・美肌効果が期待できるビタミンC、疲労回復をサポートするアリシン、皮膚・粘膜・髪を維持する栄養素ナイアシンを含みます。

嬉しい効果がいっぱいですが、食べ過ぎには注意。らっきょうに含まれる「硫化アリル」は殺菌効果が高く、胃の粘膜を傷める可能性があります。お腹が痛いときには控えた方がいいでしょう。

◆らっきょうの選び方

らっきょうは、甘酢漬けがポピュラーですが、生でも食べられます。そのまま食べることで、効率よく栄養を摂れますね。

美味しいらっきょうの選び方は以下です。

・粒がふっくらと丸く、傷がない
・粒に硬さがある
・粒が緑ではない
・芽が出ていない

* * *

らっきょうの花から栄養・選び方まで紹介しました。らっきょうは、肉や野菜と一緒に炒めたり、かき揚げや天ぷらにしたりしても美味しい野菜。夏バテにも効果的なので、暑くなるこれから季節は、取り入れてみるとよいかもしれません。

参考:農林水産省「らっきょうの特徴や主な生産地について教えてください。

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