1:「猫が君になつかない」
「1年付き合って別れた彼氏は、“猫がなつかないから”を理由に、私に別れを告げてきました。結婚前提で付き合っていたので猫との相性は彼にとって重要だったみたいです。
“なつかない”って言われても、彼の家に行ったときには、それなりに猫をかわいがっていたんですけどね…。しかも、私から見ると猫はそこそこ私になついていたように見えたので、この理由を冷たい顔で言われてフラれた瞬間には、彼が何を言っているのか理解できませんでした(苦笑)。
今振り返ると、親を巻き込んだ結婚の話まで出ていたのに何言ってんの? って感じです。なつかないなら、なつかせるよう彼も努力すればよかったのに、ドン引きしかありません」(サービス・32歳女性)
2:「声が大きすぎる」
「私は仕事柄ハキハキと話す癖がついてしまっているので、プライベートでもわりと声が大きいと言われることが多いです。
だけどそれを理由に恋人からフラれるなんて、思ってもみなかったですね…(泣)。4ヶ月付き合った元カレからいきなりフラれたことがあるんですけど、そのときの理由が『声が大きすぎて一緒にいると疲れるんだよね。相性が悪いんだと思う』でした。
そのときは『これからは小さい声で話すように気をつけるから!』と言って彼に別れ話を考え直すよう説得したのですが、ダメでした。でも、別れてしばらく経った今は新しい恋人もできましたし、そんな理由でフってくるような男とはあのとき別れてよかったなって気がしています」(教育関係・30歳女性)
3:「家が狭すぎる」
「同棲も視野に入れて付き合っていた彼からいきなり『家が狭すぎる』って理由でフラれたことがあります。その人とは同棲に向けていろいろ計画を立てていたので、私はてっきりふたりで新しい家を借りるんだと思っていたんですけど…。元カレはどうやら私の家で暮らす気だったみたいですね。
けっこうヒモっぽいところがある人なのかも、ってそのときに悟りました。フラれたけれど別れて正解だったと思うし、こんな理由であっさりと彼女をフってくるような男性とはそのまま付き合っていても幸せになれないと思いました。平然とこんなことを言ってきたところにドン引きですよ!」(税務事務所・34歳女性)
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別れ話で告げられた別れの理由があまりにも的外れだと、思わず「え?」となりますよね。フラれた直後はショックだったとしても、時間が経って冷静になれば「あんなこと言ってきた彼にドン引き」となっても無理はありません。こんなことを告げる男性とは、別れて正解…!
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。