【目次】
・バレンタインの友チョコは女性同士で贈り合うもの
・友チョコを贈る際はお菓子の意味に注意
・センスが光る友チョコの選び方5つ
・手作り派必見! 友チョコの簡単レシピ3選
・バレンタインの友チョコ文化を楽しもう!
バレンタインの友チョコは女性同士で贈り合うもの
本命チョコは好意を寄せる相手に渡すもの、義理チョコは日頃からお世話になっている相手に渡すものという意味合いがあります。それらに対し、女性同士でお菓子を贈り合うことは友チョコと呼ばれます。
友チョコを渡す人の割合は増加しつつあり、なかには本命チョコよりも友チョコに重きを置いているという人もいるほど。女性同士で交換し合うことにより、数量限定のお菓子や普段は食べないようなお菓子を食べられるなどの楽しみ方があります。
友チョコを贈る際はお菓子の意味に注意
友チョコにチョコ以外のお菓子を選ぶ際は、お菓子がもつ意味にも注目しましょう。実はお菓子にはさまざまな意味があり、友チョコに贈ると喜ばれるものもあれば、友チョコに向いていないものもあります。
たとえ相手にマイナスな感情をもっていなくても、渡すお菓子によっては不快な気持ちにさせることになりかねません。ここでは、友チョコに向いているお菓子・不向きなお菓子をそれぞれ解説します。
友チョコで喜ばれるお菓子
友チョコを贈る際は、以下のお菓子を選ぶのがおすすめです。
・キャンディ
・クッキー
・キャラメル
キャンディは長く食べられることから良好な関係性を意味しており、友チョコとして贈る際には「あなたが好き」というメッセージを表します。また、小分けにして配りやすいという点も、友チョコとして喜ばれやすい理由です。
サクサクとした食感で気軽に食べられるクッキーには、「友だちでいよう」という意味があります。たくさんの量を作りやすいため、友チョコを渡す相手が多いときにも配りやすいでしょう。
バレンタインに用いられることが多いキャラメルは、キャンディと同じような意味をもつのが特徴です。特にバレンタインの友チョコとして渡すと、相手に「安心する存在」というメッセージを伝えられます。
友チョコには不向きなお菓子
以下に挙げるお菓子をバレンタインに渡すと、本来の意味がネガティブなものに変化します。
・マシュマロ
・グミ
チョコが入ったマシュマロはバレンタインの定番でしょう。真っ白なマシュマロがチョコを包む様子から、「純白の愛で包む」というメッセージを含みます。
しかし、マシュマロは食べた途端に溶けることから、マシュマロ自体には「関係がすぐに途切れる」という意味があります。渡す相手との縁が切れることを連想させるため、友チョコとして渡すのは好ましくないでしょう。
友チョコにグミを選ぶケースもありますが、バレンタインにおけるグミの意味は「嫌い」です。どうしてもというこだわりがないのであれば、グミに似ているキャラメルなどを選ぶのがベターです。
センスが光る友チョコの選び方5つ
女性同士で贈り合う友チョコは、いわばお互いのセンスを見せ合う機会と言っても過言ではないでしょう。センスが光る友チョコの選び方として以下の5つが挙げられます。
1. 見た目がおしゃれで可愛いお菓子を選ぶ
2. 贈る相手の好みをリサーチする
3. ブランドの限定品・新発売のお菓子を贈る
4. 常温保存ができるかチェックする
5. 配りやすい個包装のものを選ぶ
友チョコで自身のセンスをアピールできるように、選び方のポイントを押さえておきましょう。
1. 見た目がおしゃれで可愛いお菓子を選ぶ
友チョコ選びでは、見た目のおしゃれさや可愛さにこだわることが大切です。おいしさも大事な要素ではあるものの、特に友チョコでは見た目が重視される傾向があります。
これは、お菓子のデザインには贈った人のセンスが反映されるため、自身のセンスを認めてもらえるようなチョコを選びたいという人が多いことも理由の一つでしょう。
選ぶ際の基準は、SNSにアップしたくなるような見た目であることです。味はもちろんデザイン性の高さにも注目して、思わず写真を撮りたくなるようなお菓子を探してみてください。
2. 贈る相手の好みをリサーチする
友チョコ選びのポイントとして、贈る相手の好みを下調べしておくことが挙げられます。チョコといってもさまざまなフレーバーがあり、ミルクチョコレートを好む人もいれば、ビターチョコのほうが嬉しいという人もいるでしょう。
健康を意識している人やダイエット中の人なら、オーガニックやシュガーレスなどのお菓子を渡すと喜ばれやすいです。また、味の好みに加えてアレルギーの有無や苦手な食べ物をリサーチしておくと安心です。
3. ブランドの限定品・新発売のお菓子を贈る
ブランドの限定品や新発売のお菓子を贈り合うのも友チョコの醍醐味といえます。バレンタインにはシーズン限定の商品が出回ることが多いため、その時期にしか買えないお菓子の中から選ぶのも一つの方法です。
特に名前が知られているショコラティエのお菓子などは会話の種になりやすく、コミュニケーションが弾むきっかけにもなります。友チョコ選びに迷ったときは、有名なブランドのお菓子や新商品を贈ると失敗が少ないでしょう。
4. 常温保存ができるかチェックする
友チョコを購入する際は、常温保存できるかどうかをチェックすることが大切です。相手の都合によっては、もらったお菓子をすぐに冷蔵庫で保存できないこともあるでしょう。例えば、一緒に食事に出かけた際に友チョコを渡す場合は、家に帰るまでに時間がかかることも考えられます。
そのため、友チョコを選ぶ際は要冷蔵の生チョコなどは避けるのが無難。渡す際の状況も考慮し、常温保存ができるものを選ぶのがおすすめです。
5. 配りやすい個包装のものを選ぶ
友チョコを複数人に渡す場合は、配りやすい個包装のお菓子を選ぶのがベターです。友チョコを渡した際に、必ずしもその場で食べ切れるとは限りません。もらったお菓子の量が多かったり、その場では食べられない状況だったりすると、もらったお菓子を持ち帰りたいという人もいるでしょう。
個別に包装されたものなら、相手が好きなタイミングで食べられます。配りやすさともらった相手の都合を考えると、友チョコには個包装されたものが適しているでしょう。
手作り派必見! 友チョコの簡単レシピ3選
友チョコは市販されたものを買うのもいいですが、手作りしたお菓子を渡しても構いません。手軽にお菓子作りを楽しむなら、以下の3つのレシピがおすすめです。
1. ホットケーキミックスのロングプレッチェル
2. 板チョコを使ったスプーンチョコ
3. レンジで作れるおかきチョコ
それぞれのレシピをチェックして、作りやすいものを試してみてください。
1. ホットケーキミックスのロングプレッチェル
一度にたくさんのお菓子を作るなら、ホットケーキミックスを使ったロングプレッチェルがおすすめです。スティック型のロングプレッチェルをチョコでデコレーションすれば、バレンタインにぴったりのお菓子が簡単に作れます。
【材料(20本分)】
・ホットケーキミックス:150g
・溶き卵:大さじ3(Mサイズの卵1個程度)
・溶かしバター:30g
・デコレーション用:溶かした板チョコレート、アラザン、チョコスプレーなど
【作り方】
まずは、ホットケーキミックス、溶き卵、溶かしバターをボウルに入れ、よく混ぜて生地を作りましょう。台に打ち粉(分量外・小麦粉を使用)をしてから生地をのせて、厚さが2mm程度の長方形になるようにめん棒で伸ばします。その後、幅5mm・長さ15cmのスティック型になるように切ります。
オーブンを170度に予熱しておき、天板にクッキングシートを敷いてから切った生地を並べましょう。オーブンで15分ほど焼いたら取り出して冷まします。溶かしたチョコレートを1本ずつかけていき、チョコが固まる前にアラザンやチョコスプレーでデコレーションしたら完成です。
2. 板チョコを使ったスプーンチョコ
スプーンチョコは、板チョコを溶かして固めるだけの簡単な手順で作れるお菓子です。見た目はシンプルですが、トッピングにこだわるとさまざまなアレンジを楽しめます。
作る際に製氷皿を使うため、同じサイズのお菓子を一度に大量生産できるのも嬉しいポイント。そのままでも食べられるほか、コーヒーやホットミルクに溶かして飲むこともできます。
【材料(8個分)】
・好みの板チョコ:200g
【作り方】
まずはミルク味やビター味の板チョコを湯せんにかけて溶かします。溶かしたチョコを製氷皿に流し入れたら、冷蔵庫でおよそ5分間冷やします。チョコが少し固まってきたタイミングで木のスプーンを刺します。
表面をトッピングで飾りつけ、さらに冷蔵庫でしっかりと冷やし、チョレートを固めます。製氷皿からチョコを取り出して完成です。友チョコ用に作るなら、マスキングテープなどで木のスプーンをデコレーションするとさらに喜ばれるでしょう。
3. レンジで作れるおかきチョコ
手間をかけずにお菓子を手作りしたいなら、レンジで簡単に作れるおかきチョコがおすすめです。シンプルな材料ですぐに作れるため、急に友チョコを用意しなければならなくなったときにも重宝するレシピ。甘さと塩っけの両方が楽します。
【材料】
・おかきやおせんべい(しょうゆ味、塩味などお好みで):適量
・板チョコレート:適量
・アーモンド:適量
【作り方】
おかきやおせんべいをビニール袋に入れてめん棒で1〜2cm程度の大きさになるように叩いて割ります。
フライパンでアーモンドを軽く煎っておきましょう。
ざっくり刻んだ板チョコをボウルに入れ、電子レンジで2〜3分加熱します。加熱する際にボウルにラップをかける必要はありません。また、加熱の途中で1〜2回混ぜるのがポイントです。
溶かしたチョコと細かく砕いたおかきを混ぜ合わせたら、丸い形になるようにスプーンを使ってオーブンシートの上に落とします。真ん中にアーモンドをのせ、冷蔵庫で固めたら完成。
バレンタインの友チョコ文化を楽しもう!
バレンタインには女性同士でチョコを贈り合う友チョコという文化があります。お互いのセンスの見せ所でもあるため、友チョコを選ぶ際は見た目のおしゃれさを重視するといいでしょう。相手の好みやアレルギーを事前にリサーチしておくことも大切です。
また、お菓子にはそれぞれ意味があり、なかには友チョコに不向きなお菓子もあるため注意が必要です。市販のものを配ったり、手作りのお菓子をプレゼントしたりして、友チョコ文化を楽しんでくださいね。
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