コースデビュー前に訪れたいショートコース
青木「泉さん、いよいよショートコースです!」
里香「はい! 3ヶ月間、室内レッスンと自主練に励んできたので、今日は楽しみにしてきました」
青木「ショートコースって、どんなところか知っていますか?」
里香「いえ(笑)」
青木「ショートコースは、すべてパー3で構成され、通常のコースに比べて距離が短いコースのことなんです。各ホールの距離も100ヤード前後から長くても160〜180ヤードくらい。すべてがパー3なので、18ホールの規程打数も54になります」
里香「へぇ〜。通常は72だから、ミニチュア版みたいですね」
青木「そうですね。バンカーや池があったり、斜面があったりと、ぐっと本番に近い形なので、実戦練習の場としてコースデビューの前に一度訪れておくといいですよ」
里香「打ちっぱなしやインドアスクールのゴムマットから打つのとは、全然違うんでしょうね…。緊張してきた!(笑)」
ショートコースを訪れる際の持ち物をチェック!
青木「大丈夫! ショートコースはドレスコードを設けていないところが多いので、カジュアルな服装で気軽に訪れられますし、後続組が来れば“お先にどうぞ〜”と抜かしてもらってもOK。手引きカートでのセルフスタイルだから、本番よりずっとリラックスできるはずですよ」
▲キャディーバッグ¥77,000・ヘッドカバー(ドライバー)¥7,920・ヘッドカバー(フェアウェイウッド)¥7,700・ヘッドカバー(ユーティリティ・パター)各¥7,480(パーリーゲイツ)
里香「そうなんですね。でも、靴はゴルフシューズがいいと聞いたんですが?」
青木「ショートコースは運動靴でもOKなところが多いですが、芝生は滑るので、ホールド力のあるゴルフシューズの方がベターなんです」
里香「なるほど。クラブはフルセット必要ですか?」
青木「フェアウェイウッド(FW)かユーテリティ(UT)を1本と、7番アイアン、ピッチング(P)、サンドウエッジ(S)、そしてパターの5本もあれば十分。でも初心者の人はどのクラブがどれくらい飛ぶかを知るために、全部持っていくというのはいいと思います」
里香「ショートコースではドライバーは振れないんですか?」
青木「自分の飛距離に応じてクラブを選ぶのが基本なので、絶対にダメということはありません。例えば、ドライバーの飛距離が150ヤードという女性なら、振れるホールもあるかもしれませんよ」
里香「へぇ〜。あとはボール、グローブを忘れなければOKですよね?」
青木「ボールをティーアップするためのティーも必要ですよ。ショートティーをメインにロングティーも念のため、持参しましょう」
里香「はい!」
都心から約50分! 本格的ショートコース「アコーディア・ガーデン志津」
今回訪れたアコーディア・ガーデン志津は、池、樹木などが大胆にレイアウトされた美しい林間ショートコース。
最大163ヤードのホールがあり、飛距離次第ではドライバーを打つこともできるかも!?
また、100打席、250ヤードの打ちっぱなし練習場もすぐ横にあり、ショートコースで出来なかったポイントを練習場でおさらいするといったことも可能。
練習環境抜群の施設として、ゴルフビギナーのみならず、幅広い世代のゴルファーにおすすめです。
里香「人生初のコースラウンド、いよいよですね!」
青木「さぁ、スタートしましょう!」
次回は「泉 里香、ショートコースまわってみた【前編】」をお届けします!
ダウンベスト¥38,500・ニット(インナーのボーダートップスとセットで)¥48,400・パンツ¥28,600・サンバイザー・¥6,160・グローブ[両手]¥9,900(パーリーゲイツ)、靴/スタイリスト私物、クラブ/本人私物
撮影/高野友也、YOSHiMARO(PEACE MONKEY) スタイリスト/林かよ ヘア&メイク/秋山 瞳(PEACE MONKEY) モデル/泉 里香(本誌専属) 構成/一寸木芳枝
撮影協力/アコーディア・ガーデン志津(アコーディア・ゴルフ)
泉 里香
1988年生まれ。京都府出身。身長166cm。2003年、モデルデビュー。2019年からは『Oggi』の専属モデルに。女優としても活動の幅を広げており、2021年はドラマ『ゲキカラドウ』、『高嶺のハナさん』(主演)、『密告はうたう 警視庁監察ファイル』等に出演。
青木 翔
ツアープロコーチ。ツアーで活躍する男女多数のプロが信頼を寄せる人気コーチ。2017年、当時アマチュアだった渋野日向子選手の指導を引き受ける。2019年に彼女が全英を制覇した時はキャディを務め、歴史的優勝をサポート。自身のスクール『AOKI SHO GOLF ACADEMY』を拠点に活躍中。