「シャーペン」は何の略?
代表的な筆記用具のひとつ、「シャーペン」。文房具売り場を見てみると、疲れにくいものや高級志向のものまでさまざまにラインナップしていますね。
シャーペンは略語として知っている方も多いと思いますが、実は正式名称は単純な「シャープペンシル」ではないことをご存知でしたか。さらに「シャープペンシル」はシャープにより商標が登録されています。
では、どんな略でしょうか?
答えは「エバー・レディー・シャープペンシル」
シャーペンは、「エバー・レディー・シャープペンシル」の略語とされています。長い名前に驚いた人もいるかもしれませんね。
シャーペンの歴史は古く、1830年代にアメリカ人によって考案され、そのときの商品名が「エバーシャープ(いつも尖っている)」というものでした。日本では大正時代に入った頃、シャープの創設者である早川徳次(はやかわ・とくじ)氏がシャーペンを考案し、「エバー・レディー・シャープペンシル」という名前をつけ、ヒット。その後、一般化していくなかで「シャープペンシル」の名称だけが残ったと言われています。
アメリカでは、「メカニカル・ペンシル」「リードペンシル」と呼ばれているので、「シャープペンシル」と言っても伝わらないのご注意を!
いかがでしたか? 日本語には知っているようで知らない略語がたくさんあります。正式名称など、こちらでまとめているので、トライしてみてください。
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