不動産会社勤務 L子さん(33歳)の場合
L子さんDATA
職歴:現在の会社に就職して11年目。人事部門などを経て、企画部門マネージャーに。
手取り給与:約31万円
住まい:都内マンションでひとり住まい
預金総額
普通預金:約140万円
普通預金:約30万円
定期預金:約30万円
TOTAL:約200万円
L子さんの通帳は、こんな感じ!
1|クレジットカード支払い
通常は月10万円台。10月の支払いが多いのは両親のブランドバッグ代立て替え(11万円)、エステの痩身コース回数券(15万円)、マッサージ券(4万円)などに使ったため。
2|LINE Pay入金
まとめてチャージしておき、会社周辺のカフェやスーパー、コンビニ、ドラッグストアなど、細かな支払いに使用。最近は友達間のワリカンにも使っている。
3|給料
年1回、上司と昇給の話し合いがあり、この秋から年間50万円アップが決定。ようやく年収600万円になったが、「35歳で年収700万円」になるのが次の目標。
断捨離®の後は、婚活と貯金に全集中!
「マネージャーに昇格直後、コロナ禍になって…。ずっと転職を考えていたけれど、求人は減っているし、今は動くときじゃなさそう。それより、できた時間でもっと婚活を頑張らなくちゃ」合コンやお見合いパーティは軒並み中止なので、頼りは知人経由の紹介だ。
「自粛期間に、人づきあいも家の中も断捨離®しました。そのぶん、いい縁が入ってくると思ってるから。3ヶ月以内に、なんとしても相手を見つけます好みはちょい悪な男です(笑)」と決まれば、今まで漠然とやっていた貯金も、「結婚・出産のため」という目標ができて、頑張れる。
かといって節約に精を出すのではなく、オンライン投資で大きなお金をつくるテクに心ひかれる。男性も投資も、真面目よりやんちゃなほうが、L子さんの好みなのだ。
西山美紀さんが指南! マネーセンスを磨くアドバイス
目標をどんどん立てて、さらにいい方向へ
年収や彼を見つける時期など、具体的に目標を立てていますね。貯蓄も金額を決めて積み立ててみては。月5万円なら5年で300万円が自動で貯まります。
結婚相手は、散財しすぎ、ケチケチした人はストレスになるので、金銭感覚のバランスがとれていて、相手を思いやる心のある人が個人的にはおすすめ。収支をある程度オープンにできる間柄で、お金に関する心配事だけは避けましょう!
投資は大きくもうけようと思うと、売りどきを間違えて失敗しがち。株は半値以下になってもいい金額で始めて、同時並行で投資信託を着実に積み立てていくといいでしょう。〝つみたてNISA〟は手数料が安く、税金上メリットもあり。ほったらかしでいいので気楽ですよ。行動力があるL子さん。いい目標を立て続ければ、いい方向に進めそうです!
2021年Oggi2月号「お金に困らない女になる!」より
文/南 ゆかり、西山美紀 デザイン/マミアナグラフィックス 構成/宮田典子(HATSU)
再構成/Oggi.jp編集部
TOP画像/(c)Shutterstock.com