ズナイデン房子さんってどんな人?
今回の主人公は、日本マクドナルド マーケティング本部 上席執行役員 CMO・ズナイデン房子さん。
今年で日本上陸50周年を迎えたマクドナルドで数多くの印象的なCMを作り出し、商品広告やパッケージなど、すべての広告表現を手掛けている。
なかでも木村拓哉さんや堺雅人さんを起用したCMは話題を呼び、昨年にはCM好感度ランキングで企業部門1位を獲得。コロナ禍でも右肩上がりの成長を遂げ、昨年は歴代最高収益を売り上げた。
日本マクドナルド CMOになった理由とは――
長崎県で生まれ、自然に囲まれた環境で幼い頃から活発だった彼女。
大学卒業後、化粧品メーカーに就職。マーケティング部署に配属され初めて“広告”という仕事と携わり、猛勉強。その後、転職した会社でも多くのヒット商品を生み出しキャリアを重ねた。
そして3年前、マクドナルドのCMOに就任。CMの内容を大きく変化させるなど、消費者に響くマーケティング方法でマクドナルドに新たな風を送り込んだ。
ズナイデン房子さんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 記憶に残るより心に残るCMを作る
彼女が手掛けるCMの主役は、商品ではなくあくまでストーリー。単に商品をアピールするのではなく、見る人の心に残るCMを作っている。
■2. 四季に合わせてパッケージを変える
消費者の心に響くマーケティングを展開するため、彼女の発案で始めたことが。それは、季節を感じられるパッケージにすること。
■3. スタッフを褒めて伸ばす面談を行う
スタッフ一人ひとりと定期的に面談を行う彼女。部下から悩みを打ち明けられたときは、ポジティブな言葉で褒めて伸ばすことに注力。
■4. 家事は「ジャマイカ作戦」で乗り切る
日々多忙を極めるなか、家事は「じゃ、まいっか」の精神=「ジャマイカ作戦」で乗り切る。これが彼女にとって、うまく肩の力を抜く秘訣。
■5. 会議では若手社員から順番に発言する
会議のアウトプットの質を高めるために彼女が意識しているのが、若手社員からの意見を吸い上げること。そのため会議では、若手社員から順番に発言。
■6. プレゼン中はずっとスマイル
店舗で働くスタッフ向けのビデオで、プレゼンターも務める彼女。人前で話すときは、常にスマイルでいることを徹底している。
■7. 新商品の発売時はこっそりお客さんになる
新商品が発売されたら、客として店に足を運ぶ彼女。お客さんが楽しんでいる姿を直に見られるのは、マーケターとしてこの上ない幸せな瞬間だという。
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次回の放送は、11月9日(火)よる11時00分〜。東京・六本木にある、しらす専門店「二万匹」店主・岩本梨沙さんをピックアップ!
高知県産の新鮮なしらすを使って、ここでしか食べられないしらす料理を次々と生み出している。しらすの魅力に取りつかれた彼女のルールとは…?
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