お家時間が増えた今、日々のお掃除も楽しくラクにこなしたい!
お家時間は、やっぱりクリーンなお部屋で過ごしたいですよね。
だけど「いざお掃除しよう!」と考えると時間もかかるし大変… なんて思っていませんか? 私も掃除は苦手派ですから、時間を割いてお掃除しなくてもいいように、“ながら掃除”を実践しています!
お掃除のコツは、“汚れは溜めない”。普段やっていることに一手間加えるだけで、汚れ落とし=お掃除も簡単になります!
これであなたもお掃除マイスター! 揃えておきたい基本道具9つ
まずは、楽々お掃除に欠かせない基本道具と、あると便利なプロが使う道具をチェック。道具選びや使い方のポイントも見ていきましょう!
1. タオル・雑巾
まずは基本のタオル・雑巾。汚れがわかりやすい白色がベストで、水拭き用・乾拭き用と別々に用意しましょう。
《ポイント》
毛羽立ちにくいものがベスト。どんな場所の掃除も乾拭き仕上げは必須!
2. マイクロファイバークロス
吸水性が高く乾きやすいマイクロファイバークロスは活用性◎。柔らかい素材なので、コンロなどの油汚れや洗剤を使いにくい家具・家電などにも使え、ミクロの繊維が埃や汚れをキャッチしてくれます。先ほど紹介した乾拭き用をマイクロファイバークロスにしてもOK。
《ポイント》
鏡面・窓ガラスの拭きあげにぴったりで、拭き跡が残りません。水垢がつきにくい状態をキープしやすく、蛇口などもピカピカになるので水回りのふき取りにもおすすめ。視線が行きやすい金属面、鏡などがピカピカだと、全体がきれいに見えるんです。
3. メラミンスポンジ
洗剤がなくとも水だけで汚れを落とせる人気のスポンジ、いまや掃除のプロにも必須のアイテムです。水垢・トイレの黒ずみ・網戸汚れ・茶渋などのお掃除に、場所に合ったサイズにカットして活用しましょう。他の部分には、表面がザラザラしているスポンジパッドを準備。2層になって、硬・柔の2層に分かれていると使い分けができて便利です。
《ポイント》
研磨して汚れを落とす仕組みです。コーティング施工・アクリルなどの樹脂素材・塗装素材など、傷つけてしまいやすい素材には使用を避けましょう。
4. 歯ブラシ
歯ブラシも、掃除のプロも愛用する万能道具のひとつです。歯ブラシの寿命は約1ヶ月。使い終わった歯ブラシをどんどん有効活用していきましょう。排水口・浴室のタイルの溝・蛇口まわり・扉やサッシのレール・便器の縁裏や床のつなぎ目・洗濯機の縁やゴミとりネット・巾木など、いろいろな場面で活躍してくれます。
《ポイント》
歯ブラシの他に、コシがあり狭いところにも奥まで届く毛足の長い専用ブラシも用意しておくと、歯ブラシでは届かない部分までカバーできます。
5. ハンディモップ
OA機器、棚の上、テレビ、家電上などの汚れやホコリを落とすのに便利です。埃を放置しておくとアレルギー性鼻炎や喘息の原因になる可能性もあります。埃はすぐに掃除が一番。埃は放置していると水分や油分などと結びつき汚れに変化していきます。汚れがこびりつくと落としにくくなりますが、埃の段階ならお掃除も簡単ですね。
6. 使い捨てシート
キッチンペーパーやタオルペーパー、床用シートなどは、常備しておくと気がついたときに気軽にお掃除できます。タオルなどの代用品としても使えます。
《ポイント》
コロナで、コットンタオルをタオルペーパーに変更した方も多いのでは? 手を拭き終わったシートで蛇口周りの水滴や洗面台への水撥ねをサッと一拭きしておくだけで、水垢もつきにくくなりますよ。
7. ヘラ
溝に固まってしまった汚れ、蛇口や金属などについたカルキなど、スポンジでは取れない固まった汚れはヘラを使って削ぎ落します。金属には金属製の、金属以外にはプラスチック製のヘラを使いましょう。
《ポイント》
使わなくなったプラスチック製カードなどをヘラの代用に活用できます。使用後は切れ目を入れて安全に廃棄しましょう。
8. ビニール手袋・ゴム手袋
洗剤や埃・汚れなどから手を保護します。お掃除というと中厚くらいのゴム手袋が一般的ですが、ちょっと使いにくいんですよね。使用を重ねていくと、きれいに洗っているつもりでも内側が臭くなって衛生的にも不安が残ります。
私のおすすめは、100円ショップなどでも売っている薄手のビニール手袋。1箱に100枚程度入っているものもありコスパも高いです。手を保護しながら細かい箇所のお掃除もやりやすく、使い切りで衛生的にも安心です。作業内容によって、中厚・薄手など使いやすいものを選びましょう。
《ポイント》
ビニール手袋やゴム手袋の上に軍手をしてお掃除もできるんです。簡単な汚れなら、軍手に洗剤をつけてこすり落とせますよ。
9. スクイージー
こちらは、本当におすすめしたい必須アイテムです。プロの窓掃除にも欠かせないスクイージーですが、今では誰もが簡単に入手することができますよね。窓ガラス掃除にはもちろんですが、ぜひ浴室に常備を! 浴室のお掃除のポイントは、水垢やカビ防止。お風呂上りに壁や鏡、床、蛇口などに残っている水滴を取るだけで、水垢やカビ対策に。
《ポイント》
浴室をきれいに保つポイントは石鹸カスや水分を残さないこと。入浴後、シャンプーや石鹸カスなどがついた壁・タイル床などを、シャワーで洗い流しましょう。その後、乾燥しやすいように水分を取り去ること。スクイージーなら、あっという間に誰でも簡単に水切が完了します。
次回は、お掃除洗剤のアレコレをわかりやすく見ていきましょう。
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メンテナンスアドバイザー 鈴木光代
株式会社SBMplus 代表取締役。創業50年ビルメンテナンス会社3代目。ビルメンに携わること28年。
傍ら、日本の最先端技術活用の324ecoブランドを設立。
スキンケアスペシャリスト。睡眠コンサルタント。アーユルヴェーダマイスター。