画面越しのメイクにこなれ感は不要。やわらかい血色感を大切に!
美容家 石井美保さん
45歳とは思えない美肌で、美容誌『美的』をはじめ、メディアから引っ張りだこ。独自のスキンケア術をまとめた著書『一週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習帳』(講談社)も大人気。
ワンピース¥132,000(ADEAM 東京ミッドタウン店〈ADEAM〉) ピアス¥528,000(フォーエバーマーク〈フォーエバーマーク〉)
「メイクが完成したら、洋服や光のバランスも調整します」
多いときは月に8本もの企業コラボインスタライブを行うという石井さん。
「視聴された方からメイクの感想をいただくことも多く、その反応を見ながら自分なりのオンライン好印象メイクの正解を探してきました。少し離れたところからふんわりと光を当てる、肌映りのいい白の服を着るなどの工夫もしています。」
またチークは、メイクの最後にインカメラで画面を見ながらつけるといったテクニックも!
「広範囲にふわっと入れていますが、発色のバランスを見たいときに画面で確認してみるのもおすすめです」(石井さん)
石井さん流・画面美人をつくる3メソッド!
1|アイメイクはウォーム系ベージュパレットで優しげな印象に
「濃いアイシャドウは画面越しだと目元が落ちくぼんで見えるので、こんな淡発色の組み合わせがベスト。下記アイシャドウのいちばん上の色をアイホール、左下をアイホールの半分、2段目右のピンクで上下まぶたのキワを締めるのが好きです。より立体感を出したいときは右下のハイライトを黒目の上側にオン」(石井さん)
使用したのはこのアイシャドウ!
▲シャネル|レ ベージュ パレット ルガール ウォーム ¥8,250
2|疲れて見えないように目の下のクマはしっかりとカバー
「クマが目立っていると、画面に映ったとき対面時よりも老けた印象に見えてしまいます。私は肌にピタッとなじむクリームタイプのコンシーラーを愛用。下記コンシーラーの右上のオレンジでクマをカバーしてから、左上のピンクベージュを重ねてツヤを出すとイキイキとした表情に」(石井さん)
使用したのはこのコンシーラー!
▲コスメデコルテ|トーンパーフェクティング パレット 02 ¥4,950
3|血色感を意識して、リップは高発色のものにチェンジ
「以前はヌードベージュリップが私の定番でしたが、オンラインで人と接することが増えた今、赤みのあるリップのほうが、顔が明るく見えると実感。下記リップは色もちもいいので、1時間近く話していても落ちたりしないのが魅力」(石井さん)
使用したのはこのリップ!
▲パルファン・クリスチャン・ディオール|ルージュ ディオール 642 ¥4,950
●この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
2021年Oggi9月号「『画面美人』はメイクでつくれる」より
撮影/堀越照雄(TRON/人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/輝・ナディア(Three PEACE) スタイリスト/今井聖子(Canna) 構成/安井千恵
再構成/Oggi.jp編集部