お家でも楽しめる♡「新宿中村屋」の面白いコラボメニュー
日本で最初にインドカリーを提供したことで知られる老舗の名店「新宿中村屋」。時代を問わないその美味しさと、時代とともに変化するニーズに合わせて、芯はブラすことなく対応する姿勢は本当に素晴らしく、僕自身学生時代からずっとファンであり続けているお店です。
その新宿中村屋が、この夏に面白いコラボを2つほど展開しています。
「コメダ珈琲店」とコラボ!
まずは全国に名古屋の喫茶店文化を広める「コメダ珈琲店」とのコラボ。夏のカリー祭りと題されたコラボでは新宿中村屋のカリーソースを使用したパンが3種類提供されています。そもそもレギュラーメニューとなっているカツカリーパンも以前の限定コラボで人気となり、レギュラーメニューに昇格したもの。それに加え、エビカリーパン、コロッケカリーパンが期間限定(2021年9月下旬までの予定)で登場中。
エビカリーパンはプリっとした海老とサクっとした衣の異なる食感の共存が楽しく、新宿中村屋らしいスパイシーなカリーソースが良い刺激となって食欲を増進させます。かなり大きいので軽食ではなく、これひとつでお腹一杯になるメニューですね。このカリーパンシリーズはテイクアウトにも適しているので、注文して自宅で食べるのも良いかもしれません。
▲エビカリーパン
それに加えて一部店舗では「旨辛カリー インディアンスパゲッティ」というカレースパゲッティも登場しています。もちもちの太麺に絡むカリー仕立てのボロネーゼ的なカレースパ。そのまま食べて美味しく、粉チーズとタバスコをかけると懐かしさも加わって個人的にはさらに美味しく感じました。
▲旨辛カリー インディアンスパゲッティ
こちらは全ての店舗で提供されているわけではないので、見つけたらラッキーというメニューです。これだけ美味しいなら全店舗で展開すれば良いのにとも思いますが、探す楽しさもあるということです。というわけで今年はコメダ珈琲のカレーメニューが増えるという素晴らしい夏になっています。
「松屋」とコラボ!
もうひとつ驚きのニュースが入ってきました。皆さんご存知、牛めしの「松屋」。カレーマニアにも評価が高く、「松屋はカレー屋」という言葉も浸透している程なのですが、その松屋の創業ビーフカレーがレトルトになり、しかも新宿中村屋が製造して販売されるというのです! これは凄い! わかりやすく例えるなら、ドラえもんと名探偵コナンがタッグを組むようなものです。
▲創業ビーフカレー
早速食べてみました。湯煎してご飯にレトルトカレーをかけている時点で、そのテクスチャーが創業ビーフカレーそのもので、期待感を煽ります。繊維状にほぐれた牛肉も見事に再現。一口食べてみると濃厚でパンチのある味、後から追いかけてくる玉葱とリンゴの甘味、強めの塩味でご飯がどんどん進むカレー。まさしく松屋の創業ビーフカレーです。このクオリティは流石松屋であり、流石中村屋だと感心しました。
こちらのカレーは松屋のオンラインショップなどで購入可能。数が多い程金額もお得になるセット売りをしていますので松屋カレーのファンの方は必見です。
新宿中村屋。老舗でありながらも柔軟に他企業とのコラボも続け、僕の知る限りどれもクオリティが高いというのが本当に素晴らしいと思います。中村屋のレトルトのクオリティの高さがまずあるからこそ、その技術力で失敗のないコラボとなっているのでしょう。
コメダコラボも松屋コラボも広い地域で楽しめます。ステイホームでカレーを楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
AKINO LEE カレーおじさん\(^o^)/
ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。
音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん\(^o^)/としても知られ、年間平均1000食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。
http://www.akinolee.tokyo/