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LIFESTYLE

2021.08.05

ペルセウス座流星群、今年の見ごろは8月13日の何時?【気象予報士・太田絢子発】

毎年この時期になると美しい流星群が見られると話題で持ちきりに。今年も美しい流星群を見るために、観察するのにベストな日時を確かめておきましょう! 気象予報士の太田絢子が解説。

気象予報士 太田絢子

夏の流星群を楽しむ! 今年の見ごろをチェック✔️

梅雨明けしてからうだるような暑さの日が続いていますね。

それでも8月にはその暑さを吹き飛ばしてくれるような壮大な天体イベント、ペルセウス座流星群が見られます!

今年は月明かりの影響もなく最高の条件です。

そもそも流星群とは?

流星は、宇宙空間にある直径1mm~数cm程度のチリの粒が地球の大気に飛び込んできて光る現象です。

宇宙には数年~数百年おきに太陽に近づく「彗星」があり、彗星は太陽に近づくと小さなチリを帯のように残していきます。このチリの帯の中を地球が通るタイミングで、たくさんの流れ星が見られるというわけです。

地球は1年をかけて太陽の周りをまわっているので、毎年同じ時期にチリの帯に近づき、同じ時期に特定の流星群が出現します。

今年の見ごろは?

今年のペルセウス座流星群の活動は、8月13日4時頃に最も活発になります。なので11日~13日の夜21時頃~翌明け方にかけて特に多く見られるチャンス。

夜遅くなればなるほど、薄明に近づくにつれて流星の数が増加していくので、できるだけ遅い時間に観察するのがオススメです。

最も多く流星が見られるのは、13日の夜明け近く、東京では3時台と考えられます。この時の流星数は、空の暗い場所で観察した時には1時間あたり50個程度、街中でも10個程度も!

また今年は月明かりの影響もほとんどなく、とても良い条件で観察することができます。

山奥の方が街の明かりもなく多くの流星が見られますが、自宅でも十分に楽しむことができます。

夜はだいぶ暑さも落ち着いてくるので、1時間くらいは夜空を眺めるつもりで気長に待ちましょう。

流星群は夜空のどこにでも出現するので、観察する際に方向は気にしなくても大丈夫です。また観察する際に望遠鏡や双眼鏡は必要ありません。肉眼の方が広い範囲を見渡せて観察しやすいです。

自宅にいながらも星空観察は楽しめます。とても明るく輝く流星に心癒やされてみてはいかがでしょうか。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

気象予報士 太田絢子

気象予報士、防災士。中学生のころから気象に興味をもち、大学在学中に気象予報士試験に合格。卒業後は損害保険会社に就職し、交通事故や自然災害に遭った人へのサービス業務に従事。自然災害が多発するなかで、犠牲者をゼロにしたいと思うようになり、気象キャスターへ転身。現在は地元名古屋のCBCテレビ「チャント!」などに出演中。趣味はモーニング巡り、季節の箸置き集め。


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