貴重な未発表原画も見られる! ボリューム満点の記念原画展
ドラえもんやパーマンなど、誰もが知っている国民的キャラクターを生み出した藤子・F・不二雄氏。その藤子・F・不二雄氏の作品やメッセージなどを見ることができるミュージアム【川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム】が今年で10周年を迎えます。
神奈川県・川崎市にある【川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム】では10周年を記念して、特別な『10周年記念原画展』を開催! その展示の様子をお届けします。
どこでもドアを通ると… さまざまな作品の原画が並ぶ豪華な世界へ
2F展示室IIの入り口にあるどこでもドアを通ると、キャラクターがデザインされた鮮やかなエントランスが。
ドラえもんやパーマン、Q太郎などお馴染みのキャラクターたちがデザインされていて、どれがどのキャラクターなのかを当てる楽しみがあります♡
奥に進むと、1950年代から1990年代まで、年代ごとに代表的なまんが原画が展示されています。3ヶ月に一度の展示替えにより、1年間(4期)で合計約680枚の原画が展示されるという圧倒的なボリューム。
普段は作品の保存のため、複製と原画を定期的に入れ替えるそうなのですが、今回の展示ではほとんどの作品が原画という豪華な内容になっています。
1970年代にはお馴染みのキャラクターが大集合
1970年代には、ドラえもんや新オバケのQ太郎、キテレツ大百科など、お馴染みのキャラクターが登場する原画を見ることができます。セリフや修正のホワイトインクなど、原画だからこそ見られるリアルな作品が盛り沢山。
「このシーンはこんな風にできていたのか!」と頭の中でまんがのページと比較しながら見るのも楽しみのひとつです。
▲ドラえもん
▲新オバケのQ太郎
▲キテレツ大百科
超貴重! 初公開の未発表原画が見られる!
ケース内には貴重な初期の未発表原画の一部が展示されています。なんとこちらの作品、今回初公開なのだそう…!
いずれも詳細は不明だそうですが、1950年代の作品とのこと。原画展だからこそ、こんなに貴重な資料を見ることができます。
もちろんこの子もいましたよ♡
原画展では、大人気のキャラクター「ピー助」も見ることができますよ♡
映画『のび太の恐竜』を見てファンになった! という方も多いはず。原画を見ているだけで、可愛らしいあのシーンや感動的なあのシーンが頭に浮かびます…。
みんなのひろばには新コーナーが登場!
展示室を出たところにある「みんなのひろば」には、「ドラえもんのまんが研究ノート」という新コーナーが誕生!
まんがのコマ運びやキャラクターの表情など、さまざまな角度からドラえもんのまんがの魅力を感じることができます。
下から見上げたとき… 真横から見たとき… ななめから引いて見たときなど、さまざまなアングルからまんがを見てみる面白さも。
めくるとびっくりするような大ゴマの効果を体験できるゾーンも! 大迫力のシーンについつい引き込まれます。
新メニューや新商品も必見♡
開館10周年を記念して、ミュージアムカフェでの新メニューや、ミュージアムショップでの新商品が登場!
こちらはドラえもんの頭の周囲と同じ、円周129.3cmの大皿で提供される「ドラえもんじゃカレー」。とっても大きく、2〜3人前という迫力満点のメニューです!
ほかにもラテアートドリンクやコロ助冷やしうどん(いなり付き)などさまざまなメニューが展開されています。
ピンズや限定まんが、ぬいぐるみストラップなど、10周年記念商品もたくさん! 7月下旬からは、人気のデニムドラえもんぬいぐるみに10周年マークが入った記念品「10周年デニムドラえもんぬいぐるみ」も発売予定!
10周年記念原画展、贅沢な原画展示だけでなく新商品や新メニューなど、楽しみがたくさん詰まった企画展になっています。
ここで紹介した作品はほんの一部。展示替えをしつつ開催される1年間、何度行っても楽しめること間違いなしなので、ぜひ足を運んでみてください!
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【藤子・F・不二雄ミュージアム10周年記念原画展】
期間:2021年7月1日(木)〜2022年6月30日(木)予定
開催場所:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム 展示室II
(c)Fujiko-Pro