閉鎖中に透明度が64%向上! 魚も美しさも増したハナウマ湾
オアフ島随一のシュノーケリングスポットとして不動の人気を誇る「ハナウマ湾」。全米ベストビーチNo.1にも選ばれたハナウマ湾は、透き通る水の中で泳ぐ色鮮やかな魚たちやサンゴ礁を間近で見ることができ、個人的にハワイで一番好きなスポット。
9ヶ月の閉鎖期間中、パンデミック前と比べて海水の透明度がなんと64%も向上し、以前よりも大きな魚が増えたと話題になりました。
昨年12月に営業を再開しましたが、自然保護区でもあるハナウマ湾の美しい海洋資源を守るために、人数制限や営業時間短縮などの新たな取り組みが導入されています。
今回は、オアフ島に訪れた際にぜひ行っていただきたいおすすめスポット、ハナウマ湾の予約方法と現在の様子をお伝えします!
まずはオンライン予約…!
コロナ禍前は1日3,000〜5,000人もの来場者数があったハナウマ湾。再開後の現在は1日約1,000人に人数が制限され、入場時の混雑を緩和するために予約システムが導入されました。
予約はこちらから行うことができ、毎朝7時(ハワイ時間)にサイトが更新されて2日後の予約が取れるシステムになっています。
しかし、この予約がなかなか困難…。なんと約3分後には全てsold outになってしまうほどの争奪戦なのです!
ハナウマ湾が大好きな我が家は再開後から既に5回訪れているので、ちょっとした予約のコツを伝授します!!(コツというほどのものでもないですが笑)
1:朝6時55分には予約サイトを開きスタンバイ!
2:7時ピッタリに予約受付を開始するため、7時になる2分程前から数秒毎にサイトを更新し続けます!
3:来場時間の選択画面が更新され次第、急いで希望時間帯を選択し、名前、メールアドレス、電話番号、来場人数を入力!
(ここ重要! のんびりしていると入力中に予約が埋まってしまいますよ!)
※予約は代表者1名の入力で大人5名、子供5名まで予約可能
来場時間の選択画面は、このように10分ごとに区切られています。ログインなど事前登録する必要はありません!
入場の際、チケットに記載されている予約代表者の名前確認があるので、当日は身分証をお忘れなく…!
いよいよ入場!!
チケットさえ取得できれば、後は全てスムーズ♪
予約制のため駐車場も空いています。スタッフの方の誘導指示に従い予約時間に入場します。
ハナウマ湾では、安全な遊び方や海洋資源を守るための注意事項に関する教育ビデオの鑑賞が義務付けられています。
ビデオを鑑賞した後は、ビーチに行って思いっきりシュノーケリングを楽しみましょう♪
シュノーケリンググッズはレンタルすることもできますよ。
自然が蘇り、美しさが増したハナウマ湾
この日は波が穏やか且つ干潮だったこともあり、水面上からでも魚が見えるほどの透明さ!
潜ってみると、サンゴ礁が以前よりもカラフルで、魚たちが一回りも二回りも成長し、のびのびと泳いでいるように見えました。
▲ハワイ州の魚、フムフムヌクヌクアプアア
運が良ければハワイアン・モンクシール(アザラシ)に遭遇できることも…!
因みに、絶滅危惧種に指定されているハワイアン・モンクシールに50フィート(約15メートル)以上近寄ることは、連邦法で禁じられているので要注意! そっと遠くから見守りましょう。
綺麗な海を守りながら楽しむために
ハワイ州では、2021年1月からサンゴ礁に有害だと言われるオキシベンゾンとオクチノキサートが含まれる日焼け止めの販売が禁止となりました。
ハナウマ湾でも、日焼け止めを含む海洋資源を守るためのマナーに関する注意喚起がより強化されています。
ハワイでは「Reef Safe(リーフセーフ)」とパッケージに表示された日焼け止めが様々なお店で販売されているので、お持ちでない方は簡単に現地調達ができます! ハナウマ湾のお土産ショップでも購入可能◎
こちらは、ロコに人気のリトル・ハンズ・ハワイの日焼け止め。
綺麗な海を守り続けるために、リーフセーフの日焼け止めを使用して環境に配慮しながら楽しみましょう♪
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【ハナウマ湾自然保護区】
開園日:水曜日〜日曜日(月曜日と火曜日、12/25と1/1は閉園)
開園時間:午前6時45分~午後4時
料金:12ドル(12歳以下のお子様とハワイ在住者は無料)
駐車料金:3ドル(在住者は1ドル)※現金のみ
予約はこちらから
アラサーライター エリ
ハワイ、ホノルル在住。現地マーケティング会社にてホテルや大手ショッピングモールなどのPRに従事した後、独立。現在はフリーランスとしてPRや翻訳業務に携わる。趣味はヨガとカイルアビーチでカヤック。