おでこが広い人が「前髪なし」に挑戦するときのポイントとは?
おでこの広さが気になる人は、前髪を作らないとカバーできないと思っていませんか? 実はスタイリング次第で、前髪なしの髪型でも顔悩みを解消するシルエットを作ることができるんです。
今回は、おでこが広いと悩む人に試してほしい、前髪のスタイリング術とおすすめの髪型を紹介します。以下の3つのポイントを意識しながら、一緒に確認していきましょう。
〈POINT〉
生え際にしっかりボリュームを出す
分け目がぺたんとしてしまうセンターパートは△。トップの毛をジグザグに大胆に分け、ボリュームを出しながら、ラフに分けるのがポイントです。
サイドから髪の毛を大胆に分ける
サイドから分けるときは、9:1で思い切り髪を流すとGOOD! 逆毛で丸みを出しながらタイトめに横分けすることで、おでこをカバーしながら知的な雰囲気も演出できます。
顔まわりに動きを出す
前髪を分けるからといって、何もスタイリングしないのはNG! 広いおでこを自然に目くらましするなら、全体のふんわり感とニュアンス感を大切にして。
おでこが広い人におすすめの前髪スタイリング術
髪の毛の分け目は、サイドやセンターなどさまざま。おでこが広いのをカバーしたいときにはどのようなスタリングがいいのでしょうか。ここでは、前髪なしでできる、おでこの縦ラインをカバーするセット方法を紹介します。
◆7:3のサイドバング
大胆に前髪をサイドに流すことで、おでこの縦ラインをカバー。
【How to】
[1]オイルを全体になじませた後、深めの位置から前髪を7:3くらいに分ける。
[2] 短い前髪がある場合はピンで留めて隠し、後ろから持ってきた髪をかぶせて長め前髪をつくる。
[3]コテで前髪を外巻きにする。後ろにスライドさせるようにしてコテを外すと、ゆるやかなカールに。
[4]軽く巻きをほぐし、少ないほうの前髪を耳かけする。
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◆ナチュラルなセンター分けのかきあげバング
ふんわり立ち上げた前髪なら、おでこの縦ラインを自然とカバー。
【How to】
[1]ヘアアイロンで毛先を内巻きワンカール。
[2]表面の髪をランダムに真上に持ち上げて、根元まで巻き込んでふわっと下ろす。
[3]顔まわりは内巻きとリバースを交互に巻いて、ニュアンスのある動きをプラス。スタイリング剤は、内側からシャンプーをする要領でワシャワシャとつけましょう。
※前髪が立ちにくく、ぺたんとなりやすい場合は、分け目をジグザグにしてみて!
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◆左右にカールで流すフェザーバング
左右に広がるカールが視覚効果でおでこの広さをカバー。
【How to】
[1]顔まわりと前髪はリバース巻きで、後ろ髪のレイヤーとなじませる。前髪はCカールの毛流れをつくることで、小顔効果が望めます。
[2]オイルもしくはバームを全体にもみ込みんでから、表面の髪を引き出しながら毛流れの方向へスタイリングして。毛先にスタイリング剤をなじませパサつきを抑える。
◆波巻きでニュアンスをプラスしたセンターバング
顔周りに波巻きのボリュームが出ることでおでこの広さをカバー。
【How to】
[1]ストレートアイロンまたは26mmのコテで波巻きにする。横にアイロンをはさみ、外巻きと内巻きを交互に繰り返し、毛先まですべらせて。
[2]バームをパール1粒分とり、毛先からなじませる。手に残ったオイルで前髪を軽く立ち上げるようにセットして完成。
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おでこが広い人におすすめの「前髪なし」の髪型
続いては、カット術も使いながらおでこをカバーするおすすめの髪型を紹介します。共通するポイントは、根元をがしっかり立ち上がる前髪に仕上げることと、サイドに視線が広がるようなシルエットを作ること。あなたのレングスにあうヘアスタイルでヒントを探してみて。
◆小顔効果絶大! 柔らか印象のショートボブ
下ろしもかき上げも、2wayが楽しめる長めバングのショートボブ。センターパートもポイントで、おでこをの広さをカバーしするシルエットを作りつつ、頬の長さにすることで、気になるフェイスラインを隠して小顔効果絶大。えり足の前上がりラインが首をキレイに見せる効果も!
スタイリングは、前髪の分け目がパカっとならないよう根元を立ち上げながらセンターパートで乾かし、ストレートアイロンで、ひし形をイメージしつつ中間から毛先に丸さを出します。オイルを手に取り、下から上へ手を通すようになじませ、トップに柔らかい動きを出したら完成!
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◆ふわっと揺れ感のレイヤーショート
顔まわりのエアリーなニュアンスで骨格をカバーするショートヘア。ふわっとした揺れ感をスライドカットでつくることで、今っぽい動きのあるデザインに。また、前髪をサイドから大胆に流すことで、輪郭をカモフラージュして小顔効果も望めます。
スタイリングは全体に空気を含ませるよう乾かし、オイル、もしくはワックスを手に取り、後頭部の内側から前に向かって手を通します。軽く耳にかけて、えり足はキュッとタイトに。最後に束感を整えたら完成!
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◆くびれレイヤーでクールビューティなミディアムヘア
顔周りとトップにレイヤーを入れ、軽やか印象のお洒落ミディアム。カットは、鎖骨下3cmのワンレンベースに、顔まわりとトップにレイヤーを入れます。あえて独立したレイヤーを入れることで、日本人に多いハチ張りさんにも対応。美しいくびれスタイルをつくります。
スタイリングは、32mmのアイロンで毛先を外ハネ、表面は髪を上に引き出してワンカール巻くだけ。軽めのオイルを2プッシュ手に取り、カールを崩しながらシャンプーをするようになじませ、ラフな動きを出して。前髪はかき上げでさらっとドライな質感を目指してつけたら完成!
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◆ラフな動きのかきあげミディウルフ
全体の長さを鎖骨下5cmくらいのワンレンにカット。顔まわりに似合わせレイヤーを入れ、軽い動きのある今どきのお洒落な表情に。ベースの重さを残したソフトウルフなので、派手な印象ではなく少しだけアンニュイなイメージに。骨格に合わせたレイヤーはくびれ効果もあり小顔見せも叶えます。
スタイリングは、乾かす時に髪をねじりながら簡単に乾かすだけでふわっとお洒落な動きになりますが、32mmのアイロンで毛先にCカールをつくるとより女性らしい仕上がりに。ドライが終わったら、オイルとヘアクリームを混ぜたスタイリング剤を中間〜毛先に揉み込んで完成。
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◆たっぷりレイヤーのふんわりロング
内巻きワンカールで作る、たっぷりレイヤーを施した女っぽヘア。レイヤーに加え、スライドカットを施しているので、トップにボリュームと柔らかい動きが出現。長さは鎖骨下5cmでカット。もみあげはあごのラインでカットして、骨格カバーと顔まわりのニュアンスに。
スタイリングは根元を起こしながらドライヤーで乾かし、32mmのアイロンで毛先をワンカールに。しっとり系のワックスやオイルを毛先にもみ込んで完成!
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◆軽やかな前下がりショートボブ
パーマのニュアンスを加えてスタイルアップさせた、前髪なしのショートボブ。柔らかい動きが出るので、クールなイメージのある前下がりラインも女性らしい優しい印象に。リップラインにつながるようにカットしたら、全体的にグラデーションを入れ程よい軽さをプラス。スライドカットで空気感も調整して。パーマは太めのロッドで毛先にワンカール。
柔らかさにこだわるなら、なめらかなタイプのヘアクリームでスタイリング。ハーフドライまで乾かしたら、全体にスタイリング剤を揉み込んで、セミウェットな質感にするのがGOOD。前髪にはさらにヘアクリームをクシュっとつけ、動きを出したら完成。
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◆かきあげバングのゆるめパーマヘア
ニュアンスカールとウェットな質感で鮮度をアップさせた、かきあげバングのゆるめパーマヘア。前髪はリップライン、全体は鎖骨下7cmのセミロングに。
スタイリングはバームを使ってウェットな質感と束感をキープ。バーム100円玉大を手にとったら、手のひらでしっかり伸ばしてから中間〜毛先にもみ込んで。前髪は手のひらに残ったバームをなじませながら、根元を立ち上げるようにして7:3に分ける。トップがぺたんとしてしまう場合は、一度髪を濡らしてセンターパートでブローしてからサイドにかきあげて。
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◆マッシュレイヤーの美シルエットヘア
ひし形シルエットが美しい、ハイレイヤーを入れたマッシュウルフヘア。後ろに流れやすいようにしっかりめにレイヤーを入れ、前髪は頬骨の高い位置でカット。
スタイリングはブラシを使わず、ラフにザッとドライヤーで乾かすのがポイント。頭を逆さにして下を向きながら、あえてボリュームを出しながら行う。スタイリング剤はツヤが出るようにバームとオイルをミックスさせたものを塗布。毛先〜中間までもみ込むようになじませて。最後にひし形になるよう、髪全体をボリュームをつぶさずにバランスを整えたら完成。
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最後に
今回は、前髪なしでもおでこの長さをカバーできる、おすすめのスタイリング術&髪型を紹介しました。しっかり前髪を根元から立ち上げ、ふんわりとしたニュアンス感を持たせることで縦ラインを控えめに見せられるということがわかりました。ヘアスタイルづくりの参考にしてみてください!