アラサーOL【婚活のリアル#167】好きな人。既婚者妻子持ちでした(T ^ T)
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、「もしかして好きな人、できました?」をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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2021年1月末。うるおい少なかった私に突然現れたアラフォーと思しき社内の男性リーマン。
私のいる受付を通る度に話しかけてくれるモロタイプの男性に惹かれるまでそう時間はかからない。もっと彼のことを知りたい、もっと近づきたい。そう思う切羽詰まったアラサーOLの私は彼が受付に来てくれるたびにアピールしちゃう。
「私、料理が得意なんです♪」(本当は、同居するアラフォーゲイお兄さんがほぼ作ってる)
「私、本も結構好きなんですよ♪」(ちゃんと読んだのなんて中学の読書感想文のときくらい昔)
「私、今は彼氏いないんです〜♪」(実際にいないけどそれまでの男が強烈すぎw)
そんな私の圧迫アピールに、ニコニコ笑顔で聞いてくれるリーマンさん。それとなく話を合わせて私との会話を楽しんでくれているように思えた。
2月に入るとそれこそ毎日受付を通る彼。2、3分というちょっとした時間に話をしてくれたり、挨拶だけの日もあったりした。しかし、なになに? これって私に興味ありげじゃね?♡ そんな能天気思考回路がこのあとショートする。
バレンタインデーも近づいてきた2月のある日。私は同じ受付の同僚に、例の彼にチョコレートを渡そうかを話していた。
「まぁいつもお疲れ様です的なチョコならいいんじゃない?」と同僚。
そうよね! 激しいハート全開のラブラブチョコでなく、ちょっとしたものなら♪ そう思えどウキウキ気分は変わらない。なんせ今の本命は彼なのだから。
「お礼にお食事でも」なんて連絡先を交換できるかもしれないし! 私はそんなタラレバのバレンタインウィークに突入した。
どんなチョコレートを買おうか迷っているといつものように彼が受付に挨拶にきた。少し話す時間があったので、脳内バレンタイン畑になっている私はついつい彼に話しかけた。
「○○さんは今度のバレンタインはたくさんチョコもらうんじゃないんですかぁ〜♡」
なんて聞いたのが最後だった。そのあとは想像以上のショックで全く覚えていないw
数時間後一緒にいた受付の同僚が一部始終を教えてくれた。
「あぁ〜もうバレンタインなんて何年も奥さんと娘からしかもらってないよ!」
そう彼が話すとどうやら私は完全に思考回路がストップしたようだ。隣にいた同僚の彼女はそのフォローに大変だったみたい。
「もぉーつかさちゃんあの後完全に会話ストップして話繋ぐの大変だったんだから! 『へ〜ご結婚されてたんですね〜』『娘さんはおいくつなんですか〜?』って別に聞きたくない質問とかしないといけなかったんだから! つかさちゃんの目、完全に死んでたよw」
ほんと申し訳ないやら情けないやら。記憶がぶっ飛ぶくらいのショック。私けっこう彼のこと好きだったのか。
バレンタイン当日。私は彼にあげようと思って買ったチョコレートを同僚にあげた。
「ほんとありがとう、そしてちゃんと仕事します(笑)」
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在33歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪