吉﨑かおりさんってどんな人?
今回ご紹介するのは、水の都・大阪で人気を博す遊覧船「御舟かもめ」船長の吉﨑かおりさん。
元々は真珠の養殖に使われた小さな船を寝そべってくつろげる魅力的な空間に改装。定員10名の小さな船ながら、農園直送のフルーツやパンを食べながら遊覧する「朝ごはんクルーズ」や、道頓堀のネオンを眺めながらの「バークルーズ」、水上でお茶会を行う「船上茶会」など、ユニークな企画で家族連れからカップルまで、幅広い客層からの支持を集める。
「水の上に浮かぶ小さなおうちを作りたかった」という彼女のアットホームな船からは、古い建物や高層ビルが川沿いに広がる大阪の景色が、いつもとは違った視点で楽しめる。
ーー御舟かもめの船長になった理由とは…?
大阪の工場地帯で生まれ育った彼女。子どもの頃は大阪の街が嫌いだったという。しかし大人になり、大阪の設計事務所に勤めたことで、街が川とともに発展してきた歴史を知り、改めて大阪が好きに。
小型ボートを購入し、設計事務所で働きながら、仕事終わりや週末に水上タクシーを始めた。そして結婚を機に夫と2人で「御船かもめ」を開業。
吉﨑かおりさんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 出航前は白湯を飲む
出航前に決まってすること、それは白湯を飲むこと。一日中船上にいることもあるため、体の芯から温める。
■2. ブロックの数で航路を決める
大阪の川は、1日で2m近く潮位が変動することも。そのため、岸壁のブロックの数を見て、橋をくぐれるのか確認。
■3. 船の床板は素手で確認する
船の床板は1枚ずつ素手で丁寧にチェックする。お客さんに気持ちよく楽しんでもらいたいから。
■4. おかずはワンプレートに盛り付ける
プライベートでは3人の子どもを育てる彼女。おかずはワンプレートに仕上げることで、子どもたちに食器洗いを任せる。
■5. 週に1回ご近所さんとジョギングする
週に1回はご近所さんとジョギングをするのが定番。日々子どものことも見てくれていて、絆が強いのだとか。
■6. 新企画のプレゼンは外でする
夫への新企画のプレゼンは、外でおこなうのがお決まり。気持ちいい場所で話したほうがうまく進むから。
■7. 水の上で生きる
コロナ禍で営業自粛に追い込まれ、一度は廃業も考えた彼女。しかし、だからこそ「水の上が好き」という気持ちを再確認できたという。これからも、お客さんと少しでも同じ気持ちを共有できるように水の上で生きていく。
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次回の「7ルール」の放送は、4月27日(火)よる11時00分~。主人公は、東京・足立区の下町にある家族経営の「中川学生センター」寮母補佐・稲村克子さん。
「毎日おいしいものをお腹いっぱい食べて、心も満たして幸せに」という父の教えを胸に、朝・夕食べ放題の食事で学生の東京生活を支える彼女の7つのルールとは…?
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