当たり前にしていたケアが、実は肌を傷つけている!?
世の中には美容情報があふれていますが、「これがいい!」「効くのはこれ!」といわれているものを試しているのに、なぜか肌トラブルが絶えない…。そんな人も多いのでは。
その原因は、自分の肌に合わないケアをしているから。肌のタイプに合わないケアをすると、かえって肌にダメージを与えることに。また、ケアを頑張りすぎてしまう「やりすぎケア」も問題! 摩擦が多く、乾燥やシワ、しみを招きます。
美肌のために必要なのは、正しい知識。そこで、書籍『正しい知識がわかる 美肌事典』(高橋書店)の中から、美肌に役立つTipsをご紹介! 計5回にわたるプチ連載形式でお届けします♡
前回の記事はこちら>>敏感肌だからオーガニック化粧品! これってOK? NG? 実は…
洗顔後に冷水で引き締めるのって意味ある?
毛穴対策として冷水で引き締めているという人もいると思いますが、実はこれはほとんど意味がありません。なぜなら、高温での洗顔は肌を乾燥させますが、洗顔後に冷水を使っても、数分後には皮膚の温度は戻って毛穴も元通りに開くから。
逆に冷水での洗顔は、皮脂が固まってしまうので、一般的には汚れが落ちにくいのです。
朝はぬるま湯だけで洗顔したほうがいい?
「朝は洗顔料は使わないほうがよい」と聞いたことがある人も多いのでは。そもそもこの噂が広まった理由のひとつは、ドラッグストアなどで売っている洗浄力の高い洗顔料を使う人が多いから。
しかし寝ている間は余分な皮脂が出るうえ、夜にたっぷりつけた化粧品は一晩で酸化し、詰まりの原因に。
ぬるま湯だけの洗顔料では、空気にふれて酸化した皮脂や、余分な角質を落とすのは難しく、毛穴トラブルやニキビ、くすみなどの問題が出てくることもあります。
そのため、翌朝、肌にやさしい洗顔料で落とすのがベター。
ただし、肌に敏感な症状が出ている人や強い乾燥を感じる人は、一時的ケアとして肌負担の軽いぬるま湯で洗顔しても構いません。
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書籍では、正しい洗顔手順のほか、自分の肌タイプの診断や、タイプ別に合うスキンケア方法についても詳しく解説されています。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!
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正しい知識がわかる 美肌事典
監修/櫻井 直樹 著/永松 麻美 出版/高橋書店
肌によかれと思ってしたことが、逆に肌の負担になっていた。そんなケースが増えています。原因は、それが自分の肌タイプに合わないケアだから。自分が「敏感肌」だと思っていても、じつは肌の皮脂量によって使うべきアイテムは異なります。このため「敏感肌用」商品を使って、逆にトラブルを悪化させることもあるのです。本書は、5つの肌タイプ別に、最新美容医療に基づいたスキンケア方法を教えます。正しい知識で、あなたの肌を守りましょう。
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