当たり前にしていたケアが、実は肌を傷つけている!?
世の中には美容情報があふれていますが、「これがいい!」「効くのはこれ!」といわれているものを試しているのに、なぜか肌トラブルが絶えない…。そんな人も多いのでは。
その原因は、自分の肌に合わないケアをしているから。肌のタイプに合わないケアをすると、かえって肌にダメージを与えることに。また、ケアを頑張りすぎてしまう「やりすぎケア」も問題! 摩擦が多く、乾燥やシワ、しみを招きます。
美肌のために必要なのは、正しい知識。そこで、書籍『正しい知識がわかる 美肌事典』(高橋書店)の中から、美肌に役立つTipsをご紹介! 計5回にわたるプチ連載形式でお届けします♡
前回の記事はこちら>>【肌をいじめる原因】3位紫外線、2位栄養・睡眠不足を抜いて1位はなんと…
保湿のために大事なのは、化粧水の量より成分!
乾燥は保湿不足によって起こるという認識が広まっていますが、これは半分正解で半分不正解。
乾燥とは、肌のうるおいをつくる・キープする機能が弱っている状態。もちろん肌の上からの保湿も大切ですが、肌本来に備わっているこのうるおい機能が衰えると、上から保湿剤を塗ってもすぐに乾燥してしまいます。
そのため、この機能をいかに落とさないか、水分を守り補うケアを行うかが重要なのです!
肌が乾燥している人の多くは、1日の水分摂取量が足りていません。体内で使用するための水分が足りないと、肌に水分をいきわたらせることもできないでしょう。
人の身体の半分以上が水分でできています。栄養を運んだり老廃物を取り去ったり、細胞を入れ替えたりすることで、肌のきれいな状態も保てます。そのためにも、水分は必要不可欠!
さらに化粧水の選び方にも注意が。化粧水を惜しみなくバシャバシャつけるという美容法がありますが、実際にはたっぷりつけること自体にはあまり意味がないことも…。化粧水は肌に水分を与えるために必要なアイテムですが、たくさん使用したところで、肌が浸透できる水分量は決まっています。
大事なのは、量をつけることよりも、うるおい成分配合のものを選ぶこと。特に乾燥が気になる人は、セラミドなど保湿成分配合の化粧水を規定量使うと効果的です。
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次回以降も、美肌に近づくために役立つヒントをお届けしていきます! また書籍では、自分の肌タイプの診断や、タイプ別に合うスキンケア方法についても詳しく解説されているので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね♡
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正しい知識がわかる 美肌事典
監修/櫻井直樹 著/永松麻美 出版/高橋書店
肌によかれと思ってしたことが、逆に肌の負担になっていた。そんなケースが増えています。原因は、それが自分の肌タイプに合わないケアだから。自分が「敏感肌」だと思っていても、じつは肌の皮脂量によって使うべきアイテムは異なります。このため「敏感肌用」商品を使って、逆にトラブルを悪化させることもあるのです。本書は、5つの肌タイプ別に、最新美容医療に基づいたスキンケア方法を教えます。正しい知識で、あなたの肌を守りましょう。
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