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カジュアルファッションの定番【パーカー】とは?
パーカー・フーディー… トレンドとともに呼び方が変わったり、デザインが変わったり。一体「パーカー」という言葉は、結局今何を指すの? 今回は、いつの時代もカジュアルの定番アイテムとして人気のパーカーについて、トレーナーとの違いやパーカーの種類について解説していきます。また、あわせて、大人のきれいめカジュアルに仕上げるお手本コーデや、人気のマウンテンパーカーの着こなしもピックアップ。
◆パーカーとは、一般的にフードがついているトップスのこと
パーカーとは…
・フードがついているトップス
・被るもの・ジップタイプなどいくつかの種類がある
・素材で名前が変わるものもある
パーカー・フーディ・トレーナーの違い
まずは、パーカー・フーディ・トレーナーなど、なんとなく近しいイメージのトップスアイテムについて、それぞれの言葉の意味や違いを確認していきましょう。時代によって名前が変わっただけの同意語もあるので、混乱しがちな方は必見です。
◆パーカーとフーディーの違い
パーカーは一般的に、アウターを含むフード付きのトップスのこと全般を指す言葉。一方、フーディーは英語圏でよく使われるワードで、基本的にはジッパーなどの装飾がないシンプルな頭から被るタイプのパーカーを指すことが多いです。日本ではパーカー=フーディーと認識されていることがしばしばあります。
◆パーカーとトレーナー(スウェット)の違い
トレーナーとは、襟ぐり・袖・裾がリブ編みになったデザインの、フードのついていないトップスのこと。ジャージー素材でもスウェット素材でも、一般的には「トレーナー」と呼ばれています。パーカーとトレーナーの違いは、主にフードの有無で区別されます。なお、トレーナーとスウェットはほぼ同意義語。
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パーカーの【種類】とそれぞれの【特徴】
「パーカー」と一口に言っても、意外と種類が豊富! 日常であまり細かい名前を気にすることはありませんが、ファッション好きならぜひ知っておいてほしいところ。ここでは、パーカーの種類について、それぞれの特徴とともに紹介。違いを確認していきましょう。
◆プルオーバーパーカー
「プルオーバーパーカー」は、パーカーの最もベーシックな形で、上の写真のようにファスナーなどがなく頭から被るタイプのパーカーのこと。フーディーとも呼ばれることも。一方、前にファスナーがあり、羽織ることができるタイプのパーカーは、「ジップアップパーカー」と呼ばれます。
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◆ニットパーカー
その名の通り、ニット素材で作られたフード付きのトップスを指します。デザインによらず、基本的にニット生地のものは「ニットパーカー」に分類。
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◆ダンボールパーカー
ダンボール素材をアレンジした注目のパーカー。保温性があり、ほどよい光沢感とハリがあるのが特徴です。
◆マウンテンパーカー
元々は登山用としてつくられたフード付きのアウター。メンズライクなアイテムを女性が取り入れることで、洒落感のある着こなしに。女性からも注目を集めていることから、男性らしいデザイン~フェミニンなデザインまでさまざま。
「スポーティアウター」を取り入れて! 春めきお手本コーディネート
◆アノラックパーカー
こちらも防風・防雨を目的につくられたとされ、ウィンドブレーカーのプルオーバー(かぶって着用する)タイプのフード付きトップス。フロントのハーフジップと、大きなポケットが特徴。
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パーカーを使った大人のお手本コーデ
取り入れるだけでカジュアルでスポーティな印象にまとまるパーカーは、アクティブな装いの日だけでなく、きれいめコーデの外しアイテムとしても取り入れたいところ。ここでは、トップスにパーカーを選んだ、大人のお手本スタイルを紹介。今っぽくレイヤードを取り入れることで旬っぽく仕上がります。
白パーカー×ネイビーのキャミワンピース
ラベンダーカラーのアノラックパーカー×黒フレアスカート
ニットパーカー×ジャケット×ナローフレアスカート
ネイビーパーカー×きれい色フレアスカート
イエローパーカー×きれいめパンツ
ベージュパーカー×イエローニットスカート
ブラウンパーカー×ワイドパンツ
キャメルパーカー×スリットタイトスカート
白パーカー×ネイビーのキャミワンピース
グロッシーな艶キャミワンピは、パーカーを合わせたレイヤードでカジュアルダウン。パーカーが重ための素材感だから、足元はボリュームが出せるロングブーツでバランスをとって。
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ラベンダーカラーのアノラックパーカー×黒フレアスカート
スポーティなシャカシャカ素材で、春らしい軽快な雰囲気に。淡いラベンダーは、ダークブラウンで引き締めればぐっと大人の表情が増す。
大人っぽく春めくなら絶対“パープル”! Oggi厳選アイテムでお手本コーデ
ニットパーカー×ジャケット×ナローフレアスカート
コンサバ感のあるジャケットスタイルこそ、本格スニーカーやパーカーで小粋に外すのが今の気分。
ネイビーパーカー×きれい色フレアスカート
甘めのスカートを大人のムードに引き上げるネイビーパーカー。重厚感のあるショートブーツなら、着こなしにすんなりなじんでくれる。
イエローパーカー×きれいめパンツ
発色の美しいポジティブカラーも、やさしげなペールトーンならトライしやすい。カジュアルな着こなしもきれいめ印象にアップデートしてくれる。
ベージュパーカー×イエローニットスカート
生地がボンディングされているから、フードの立ち具合が美しく、全体のシルエットがボリューミィでリッチ。丈は短めだから、厚手のきれい色スカートを合わせてももっさり感はなし。優しいベージュ×イエローで、冬ならではのスウェットコーデに。
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ブラウンパーカー×ワイドパンツ
ブラウンとベージュの上品なワントーンコーデ。足元とインナーの白で抜け感をつくり、美人度を高めて。
キャメルパーカー×スリットタイトスカート
ポンチ素材のキャメルパーカーに、スリット入りの細身タイトスカートを合わせたコーディネート。表面がツルッとした素材のパーカーだからフォルムが立体的に映え、メリハリのきいた女っぽカジュアルスタイルに! タイトスカートが全体をキレよく仕上げてくれる。
軽アウターで大人気!【マウンテンパーカー】の着こなし
軽いうえに機能性も高いことから、大人女性に人気のマウンテンパーカー。春や秋などの薄いアウターが欲しい時に重宝するアイテムです。カジュアルな印象が強いですが、あまりの機能性の高さにきれいめコーデに取り入れるMIXテイストの着こなしも大人気! Oggi世代の正解コーデを見ていきましょう。
マウンテンパーカー×黒タートルネックニット×タイトスカート
カーキのマウンテンパーカー×グレータイトスカート
マウンテンパーカー×白ロングシャツワンピース×ロゴスウェット
白マウンテンパーカー×ブルーニット×黒タイトスカート
マウンテンパーカー×黒ワイドパンツのサロペット
ベージュマウンテンパーカー×ロゴT×ネイビーのロングスカート
白マウンテンパーカー×ベージュニットパンツ
黒マウンテンパーカー×カットソーワンピース
マウンテンパーカー×黒タートルネックニット×タイトスカート
取り外し可能なボアライナーつきのショート丈のナイロンブルゾン。レイヤードしているように見える裾のデザインが新鮮! 着こなしと気温しだいでさまざまな使い方ができる一枚。
結局、秋~冬は「スポーティな軽アウター」がいちばん使える! スカート合わせのお手本コーデ5
カーキのマウンテンパーカー×グレータイトスカート
ナイロン素材のマウンテンパーカーに、スカートはもこもことしたパイル地をセレクト。真逆の素材感を合わせることで、コーデに奥行きが。ゴツめの黒ブーツは、細身タイトを好バランスに仕上げてくれる。
結局、秋~冬は「スポーティな軽アウター」がいちばん使える! スカート合わせのお手本コーデ5
マウンテンパーカー×白ロングシャツワンピース×ロゴスウェット
かわいげのあるAラインで、フェミニン派にも着やすいシャツワンピースは、ジップパーカーを羽織って、ガーリーなカジュアルを堪能して。ロゴトップスのインを重ねて、ロングブーツをオンすることで、MIXテイストの大人カジュアルに。
白マウンテンパーカー×ブルーニット×黒タイトスカート
真っ白なスポーティアウターはオーバーサイズで今っぽく、「トレンドを楽しんでいる」感じを前面に出して。鮮やか色も黒も受け止める応用力はさすが。
マウンテンパーカー×黒ワイドパンツのサロペット
アクティブで今っぽい持ち味を生かしたいから、スポーティアウターにサロペットを投入。ほかも黒でまとめれば、子供っぽくならずにクールな新バランスに着地する。
ベージュマウンテンパーカー×ロゴT×ネイビーのロングスカート
マウンテンパーカーには、サテンのとろみスカートも好相性。フェミニンとの明快なコントラストが、映える着こなしを約束する。
白マウンテンパーカー×ベージュニットパンツ
マウンテンパーカーのモード感を、首尾よく引き出してくれるリブニットパンツ。あえて白っぽいワントーンでつないで優しいムードに。
黒マウンテンパーカー×カットソーワンピース
ゆるく見えがちなカットソーワンピ。ハリのあるスポーティアウターをはおると、全身がピリッとモードな印象に引き締まる。
最後に
「どこまでがパーカー?」「トレーナーとの違いは?」など、今回はパーカーの定義や種類について解説しました。定番のパーカーについてはイメージがつかめたのではないでしょうか? 幅広い季節で大活躍のパーカーは、何枚あってもヘビロテ間違いなしです。
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