アラサーOL【婚活のリアル#142】婚活疲れに現実逃避の旅はいかが?
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、「激変した既婚者男カズキとの再会」をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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休日は何もしたくない、平日も仕事終わりはどこにも行きたくない。
新型コロナと夏の暑さを理由に、私の足は全く外へ向くことはなかった。そんな2020年の夏も終わろうとしていたある日。
「ここ行ってみない?」
同居中のアラフォーゲイカップルのお兄さんたちが、引きこもっている私を見かねてある所へ誘ってくれた。
その行き先というと、『迎賓館 赤坂離宮』。
みなさんはご存知でしょうか。東京は港区赤坂にある迎賓館。海外の国家元首や国賓をお迎えし外交儀礼や晩餐会などが催される施設です。建物自体が国宝!
ってそんな場所に一般人が入れるのと思いきや、なんとガイドツアーで一般公開をしているのだそう(※)。婚活ズタボロ女の私を彼らが誘ってくれたのでした。
「う〜ん、行ってみようかなぁ…」
まだまだ暑いこの日。私たちは四谷駅からピーカンの太陽の下、迎賓館まで歩いていた。シャワー浴びたの? と言わんばかりのビッチョビチョの汗。
この暑さで気が遠くなるのを感じながら、ぼんやりと蜃気楼のように現れた迎賓館の正門。
「なにここ… 私、日本脱出したんだっけ?」と思うほど、私たちの前に現れたそれは、完全に国内に存在しているとは思えないデザインの鉄格子。
ふらふら状態のアラサー女に「ご見学の方は西門へ」と優しく声をかけてくれた係の男性。
国賓が電車で来るはずもなく、駅からでは徒歩で来るのは結構なしんどさに、ましてやこの酷暑。フラつく私はさらに西門へとお兄さんたちに支えられながら向かったのでした。
新型コロナ対策の検査をひと通り受けた私たちはやっとクーラーの効いた部屋に通され、この美しい赤坂迎賓館での束の間の現実逃避の旅が始まった。
内部は写真撮影が不可能だったが、それはそれは目が覚めるような光景ばかりで感動。私の文章力ではこの魅力をお伝えしきれないですが、ぜひ機会があれば見学してもらいたい。
1909年に建設されたネオ・バロック様式が美しい赤坂迎賓館はまさに外国の宮殿のよう。しかしよく見ると、装飾や美術品は日本の工芸から作られているものも多く、日本の迎賓館だと感じさせられる部分もあった。とは言え、豪華絢爛な様々な広間は海外ガイドツアー付の観光客気分♪
外観の写真は可能ということでツアー終わりに汗だくになりながら写真撮影。
お兄さん「どう少しは気分が晴れた?」
私「最高〜!」
お兄さんの優しい心遣いに、化粧が流れ落ちほぼすっぴんの私は少しの間、婚活疲れを癒すことができたのでした。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2021年3月21日(日)まで、迎賓館赤坂離宮の一般公開は全て中止しています。再開する場合の実施方法等につきましては、あらためてHPで告知される模様。
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在32歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪