恋愛のカタチはさまざま。アラサー女子が選んだ道
私はアラサーOLライターのタケ子。恋愛に関するさまざまな情報をお届けしています。ありがたいことに連載を続けていると、私のもとにさまざまな恋愛を経験してきた女性たちが話にきてくれるようになりました。
今回は、あるひとりのアラサー未婚女性を紹介しようと思います。
結婚を夢見ていたけど、いつしか不倫関係に… 33歳会社員Y子さん
Y子は子どもの頃から、絵に描いたような結婚に憧れる根っからの婚活女子。
彼女が20代の頃はたくさんの男性とおつきあいし、別れては週末の婚活・お見合いに行っていました。しかし30代になるとデートのお誘いは少なくなり、つきあっても長続きしないことが増えたそう。
恋愛がうまくいかなくなったY子は「仕事でキャリアアップのため、趣味のゴルフを極めよう。自分の好きなことのために生きよう!」と方向転換。いつしか「絶対定年まで働いてみせる!」と思うように。
しかし彼女はゴルフレッスンを通して禁断の恋愛を見つけてしまったのです。
禁断の恋愛、それは…
ゴルフレッスンで知り合った男性は7つ年上の会社経営者の既婚男性。2人の子持ち。今まで婚活中に出会った男性とは違った大人の魅力があり、彼のゴルフ仲間からの信頼も厚い方だったそう。
出会ってからは、仕事終わりに食事に行ったり、休日にゴルフに行ったりと2人で会うことが増え、いつしか不倫関係に。
彼女は「不倫はいけないこと」と理解しつつも、仕事を優先したいからと「恋愛を楽しむ」こととして自己解決しました。
「仕事と恋愛を天秤に掛けたの。今の仕事は楽しいしやりがいもある。本気で定年まで働きたいとも思っている。お給料も不満に感じないし将来のために貯金や投資もしている。休日に彼氏と出かけるために無理にスケジュールを合わせる必要もないから好きなことができる。
結婚すれば別の幸せを感じることができるかもしれないけど、今のこの自由な幸せはどこか行っちゃうのがもったいないと思うの。だから恋愛はあくまでも楽しむ方向に、プロポーズをしてこない既婚者の男性の方を選んだわ」と話してくれました。
自由な恋愛を楽しむとは何か
最初に言っておきます。不倫や浮気は相手が良くても、その人のパートナーを傷つけます。やってはいけません。私も不倫経験があるから、他人の恋愛をどうこう言える立場ではないけれど、あくまで経験則で話しますね。
もしあなたの親が不倫をしていたらどう思いますか? あまり良くは思わないですよね。子どもが傷つくことを親はしないと思うんです。
そして、誰かを傷つけてまで恋愛したくないはずです。
今回の彼女みたいに“恋愛を楽しむ”ことには賛成します。恋愛ってそもそも色んなカタチがありますからね。だけど彼女の恋愛って、本当に自由なのかしら? とも思うのです。
だって、その不倫彼氏と堂々と手をつないで街中を歩けるわけでもない上に、一緒にいるところを自分の友人や同僚に見られたとき、なんと言って彼のことを紹介する? 反対に彼の友人などに合ったときどう振る舞うの? そこに不自由さは感じない?
私は、自分自身が不倫恋愛中に、不自由に感じた経験がいくつもあります。彼氏がいるの? 結婚しないの? と言う世間からのツッコミにどう答えるかも面倒。
だから結婚している人は避けましょ。自分の納得のいく恋愛を“独身男性”と見つける方がずっと自由な自分でいられるはず。私も婚活を続けて、納得のいく恋愛を探していくつもりよ。
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪