フレンチプレスで淹れたコーヒーはプロ並みの美味しさ♡
コーヒー大好き。だから、コーヒーの淹れ方にこだわりたい!! と思っていても、朝は時間がなくてバタバタ、仕事中も忙しくてそんな暇ない…。それでもサクッと淹れられて、美味しい本格的なコーヒーにありつきたい。
そんなワガママな悩みを、カフェスタッフの方やコーヒー豆専門店の方に話してみたら、「フレンチプレス」という器具があるとか。悩みを解消できるかどうかを試してみたら… ビックリするぐらい簡単でしかも美味しい!!
◆誰でもプロ並みのコーヒーが淹れられる!? フレンチプレス
フレンチプレス(別名、コーヒープレスとも言います)というのは、紅茶の抽出器具に似たコーヒーツールです。日本では北欧ブランドの「BODUM®」がメジャーで、大手雑貨店などでも手に入れることができます。
前回紹介したドリップコーヒーの淹れ方「お家でプロ級の美味しいコーヒーを淹れる方法」と同様、分量・時間をちゃんと計測するだけで美味しいコーヒーが作れてしまう。しかも、ドリップと比較して格段に手間が減る! つまり、フレンチプレスは「美味しい」と「簡単」を一緒に提供してくれる天才ツールなんです♪
◆フレンチプレスでのコーヒーの淹れ方
フレンチプレスを使うときのポイントはたったの3つ。これだけ守れば、誰でも上手に美味しくコーヒーを淹れることができます。
〈3つのポイント〉
1. コーヒー豆と湯量は1:10(薄めが好みの場合は1:15)
2. お湯の温度は90~95度
3. 抽出時間は4分
〈淹れ方(1杯分)〉
・挽いたコーヒー豆15グラムをフレンチプレスに投入。
・投入したコーヒー豆は平らに整える。
・お湯150mlをゆっくりと注ぎ蓋をして、4分間待つ。
・4分経過したら、ゆっくりとプレスする。
これで、おしまい! あとは、お気に入りのマグカップなどに丁寧に注ぎコーヒーを味わうだけ。美味しい上に、ドリップのときのような手間も省けてしまうフレンチプレスは、私にとっては神アイテムです。ドリップより、こっちを先に知っておきたかった… (笑)
筆者の個人的な感想ですが、肝心な味は、ドリップしたコーヒーと比較してこちらの方が、苦味・酸味・甘みすべてが濃い! そのため、濃厚なコーヒーを楽しみたい気分のときに活用しています。
実は、フレンチプレスの魅力はこれだけではないんです! プレスで抽出して淹れたコーヒーの最大の特徴は、「コーヒーオイル」。
コーヒーオイルは、フレンチプレスで淹れたコーヒーにうっすらと浮くオイルのこと。このオイルは、コーヒー本来の風味やアロマがぎゅっとつまった旨味なんだそう。
フレンチプレスは、他の淹れ方と比較してオイルを多く残すことができる抽出方法。そのため、コーヒー豆が持っている本来の味をダイレクトに楽しむことができるんだとか。
▲薄っすらとコーヒーオイルが浮いているのが確認できる
過去に、浮いているオイルが嫌厭されたこともあったため、日本の家庭ではドリップで淹れることが一般的になったそう。ですが現在は、コーヒーオイルこそコーヒーの美味しい部分という認識が広がり始め、徐々にフレンチプレスの需要が高まってきているみたい。
ちゃんと容量と方法さえ抑えれば、プロ並みのコーヒーを淹れることができるフレンチプレス。コーヒー好きさんにおすすめです!!
ライター sacco
IT企業に勤めるお酒ラブ(特にクラフトビールラブ)、毎晩移住を妄想するくらいオージーラブのOLライター。
お酒を片手にシュールな人間模様の観察と妄想するのが趣味。最近は国内のブルワリー情報収集も日課になりつつあるビアギーク街道まっしぐら!
ときに紛争や平和などに思いを馳せる真面目な一面を覗かせたりも。モットーは「ビールで世界平和!」