コーヒーを美味しく淹れるコツ。それは「計る」、それだけ
カフェスタッフの方やコーヒーサプライヤーさんに美味しいコーヒーの淹れ方を聞くと、口を揃えて「計ることが大切」と話していました。その計るものはこちら。
計る1:コーヒー豆の量を計る
計る2:淹れるお湯の温度を計る
計る3:淹れる時間を計る
この3点に気をつければ、いつでもプチ贅沢気分のコーヒーが味わえちゃうんです♡
でも… 計量器とか温度計が必要だし、ちょっと面倒くさい。いえいえ、今回はそんな道具を持ってなくても大丈夫! 淹れ方と合わせて紹介します。
◆計る1:コーヒー豆の量を計る
美味しいコーヒーを淹れるコツその1。コーヒー豆の量を計ります。
コーヒーの量は… 1杯10グラムずつ。
計量器がない場合は大さじを使えば大丈夫。大さじ1杯で約10グラムになります!
◆計る2:淹れるお湯の温度を計る
その2、温度。お湯は90度前後が最適。
水を沸かし、沸騰してからケトルに入ったままの状態で一度ステイ。1杯くらいの湯量の場合は45秒程度、2杯くらいのお湯の量の時は約1分半程度待つと90度くらいまで温度が下がります。水の分量は130~150ml/杯が目安!
▲沸騰直後の温度
▲1分30秒経過した時の温度
重要なのは、沸騰したお湯がNGということ。沸騰してから少し時間をおくことがポイントです!
◆計る3:淹れる時間を計る
その3は、蒸らす時間とドリップにかける時間を計ること。
まず、豆の全体が湿る程度のお湯をさっとかけて、約2分間蒸らす。蒸らしている時に漂ってくるコーヒーの香りを楽しんで♡
蒸らしが完了したら、慌てずゆっくりとお湯を注ぎ淹れます。ドリップにかける時間は、1杯につき2分くらいが目安。
急いでお湯を注ぐと、せっかくのコーヒーの美味しさが抽出できないまま、お湯だけが通ってしまいます。コーヒー本来の味を楽しむためにも、慌てないことが重要なんです!
以上、この3つの「計る」が、コーヒーの淹れ方のポイント。すぐに始められそうでしょ? いつもより美味しくなるはずです!
少しの手間で優雅なひとときを
なんとなく毎朝飲んでいるコーヒーが、ちょっとしたことで美味しくなると、一日のスタートが気持ち良くなること間違いなし! コロナ禍で、慣れない日常を過ごしている中で、いつの間にかストレスを溜め込んでいる日々。こんな時だからこそ、心を落ち着けてユックリと注ぐコーヒーから一日を始めるのはいかがでしょうか。
余談ですが… 私Saccoは、朝が大の苦手。ギリギリまで寝ていたいため、今までの出勤前は焦燥感そのもの。だけど、朝に美味しいコーヒーを淹れるという目的ができた今は、寝覚めも良く毎朝が楽しい。相乗効果で気持ちも優雅になり、仕事の捗りも◎。
平凡な朝が、ちょっとした工夫で贅沢になり、しかも気持ちの余裕も出てきて一石二鳥ですよ! ぜひ試してみてください。
ライター sacco
IT企業に勤めるお酒ラブ(特にクラフトビールラブ)、毎晩移住を妄想するくらいオージーラブのOLライター。
お酒を片手にシュールな人間模様の観察と妄想するのが趣味。最近は国内のブルワリー情報収集も日課になりつつあるビアギーク街道まっしぐら!
ときに紛争や平和などに思いを馳せる真面目な一面を覗かせたりも。モットーは「ビールで世界平和!」