アラサーOL【婚活のリアル#94】不倫がはじまる? カズキPART3
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、「不倫がはじまる? カズキPART2」をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
>>【婚活上京物語】これまでの記事
既婚者にもかかわらず、私に「つき合ってほしい」と言ってきた保険会社の営業マンのカズキ。また私は不倫をはじめてしまうのか? モヤモヤを抱えながら、私は表参道へ向かっていた。
この日は、前職のテレビ局の大好きな先輩、通称まにゃたん先輩と夕食の約束をしていた。
まにゃたん先輩って私が名付けたんだけど、彼女は上京したての私のお世話をしてくれた、いわば東京のお姉ちゃん的存在なのだ。
まにゃたん先輩にカズキとの一部始終を話したいと思っていた。不倫が始まるかもしれないと。
私たちは原宿にある「エッグスンシングス」にやってきた。
料理が運ばれる前から話が止まらなかった。彼女の話題のセンスやツッコミが今も昔もツボで、ずっと面白い。注文したガーリックシュリンプがきて、私は先日声を掛けられた既婚者カズキについて話し始めた。
まにゃたん先輩は色々と提案をしてくれて、不倫なんてダメだと分かりながらも迷う私の気持ちを汲んで話してくれた。
まにゃたん先輩「まず、ひろくんという既婚者の彼と本気の不倫恋愛をしてボロボロになったでしょ。それと同じ辛い気持ちや悔しい思いをする覚悟は必要だよ。期間限定でつき合うっていうのも1つの手だけど、相手が既婚者なら、おすすめしづらいわね」
ごもっともだった。
私は何を迷っているんだろう。あんなに辛くて悲しくて、申し訳ない気持ちで恋愛をした既婚者ひろくんとの思い出を忘れたのか?
結論はわかっていた。断るしかない。
素敵な恋愛ができるかも… と、一瞬でも想像したのが恥ずかしいとさえ思えてきた。
クリーム山盛りのパンケーキを食べ終え、私たちは近くの春水堂で鉄観音ミルクティーを買い、表参道ヒルズにあるベンチへ向かった。
そこで何時間喋っただろう。仕事やプライベート、それに思い出話も。気持ちよく何でも話せる先輩がいて良かった。
店員「まもなく閉館です」
そう守衛さんに声を掛けられ、私は先輩と別れ、表参道を東に帰るのでした。
カズキのことはもう迷う理由はない。気持ちは決まっている。
>>【婚活上京物語】これまでの記事
TOP画像/(c)Shutterstock.com
つかさ
昭和最後の生まれで、現在32歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪