アラサーOL【婚活のリアル#21】初めて愛した男・ひろくん1
こんにちは、つかさです♪ 上京して今年で5年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログですが、前回は、自衛隊員との恋をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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2017年、私は29歳になっていた。お姉ちゃんが27歳で結婚したから正直焦っていた。ことごとく運のない出会いに疲れていた頃、彼と出会った。ひろくんだ。彼は、初めて愛したと言ってもいいかもしれない。でも既婚者だったのです。。
〈スペック〉
・42歳
・妻子ありの二児のパパ
・元ラガーマン110kg
・千葉在住
・大手スーパーマーケット本社勤務海外事業部
・奥さんとおよそ10年間レス
初めて食事したところは新宿の「割烹 中嶋」というお店。ランチ時は行列ができるお店で、前から気になっていた。私が新宿に着くころ、彼は先回りをしてお店の状況をレポートしてくれた♡
こんな風に男の人に優しくされちゃうと弱い。高ポイント! と思いながら、合流して一緒に列に並ぶ。彼は、体が大きくて、私の大好きなガチムチ。顔もクマさんみたいで年齢は離れてるけどすごくタイプだった。
やっとお店に入ると、案内されたのは、まさかの相席(笑)。初デートで知らないおばちゃん2人と相席するハメに。まあこれもありか、隣はわたしのガチムチくんがいるんだし(^o^)
彼は、仕事のことやプライベート、わたしのこともヨイショしつつ、楽しい会話をしてくれた。食事を終えたあと、新宿のマルイへ時計を見に行ったり、ブラブラして軽いデート。でも正直我慢できなかった。彼もそうだったみたい。
レッツホテルへ♪ ←すぐ行っちゃう=だから結婚から遠のくと学習しない私
立派でございました。←だから嫁にいけない
ベッドやソファ、お風呂場や洗面台とお部屋の隅々まで使って、アグレッシブな回でした。体が合うってこういうことよね(●´ω`●)
「結婚してるけど付き合ってくれるか?」と言われた。正直迷った。それでも私は落ち着きたかったのだ、1人のひとに。
奥さんにもお子さんにも申し訳ないと感じたし、今も思う。それに反対に私がされたら逆上する。最低な私は最低な選択をした。
「はい」
これからおよそ1年に渡って関係を持つことになった。でももちろん婚活をやめた訳じゃない。どんなに甘い言葉を掛けられたとしても、既婚者は絶対別れないと確信していたから。
ひろくんとの初デートの翌日、彼は2週間タイへ出張。寂しかったけれど、彼は毎日ラインに電話にと距離を感じさせないよう連絡をくれた。文明の発達に感謝。タイはこんなところだよとか、これ食べたよとか頻繁に写真も送ってきてくれて、まさに付き合いたてのカップルのようだった。
そう過ごしていると、2週間はあっという間。帰国日当日は、彼の誕生日だった。プレゼントは何をあげようか考えた結果、普段使いできてペアで持てる物ということで、誕生日をプリントしたお揃いのPARKERのボールペンを用意。
当日、再び新宿で再会した。彼はすっかり日焼けをしていた。ご飯をたべてホテルへ向かった。部屋に着いて、プレゼントカードを渡すと、それはそれは嬉しそうに喜んでくれた。何年も誕生日なんて祝ってもらっていなかったと彼。
「仕事で使わしてもらうな!」
私もすごく嬉しかった。翌日は、2人とも休暇を取っていたので、ゆっくりデートをした。
家電めぐりをしながら、同棲するカップルってこんな感じで家電みるんかなぁ? と妄想。カップルで家電や家具を見るって夢ありますよね(笑)
そのあと新宿駅西口にある「時屋」という和菓子屋さんへ。ここは、ドラえもんが大好きなどら焼きのモデルになったお店。大判のどら焼きには時屋の焼印が。
季節限定のかき氷も頼んで、プチお誕生日会を開いた。どら焼きをケーキに見立てて、誕生日ケーキに。
「夜は家に帰らないといけない」と言う彼を引き止める訳にはいかないから、新宿駅のホームでバイバイ。別れ際、すこし涙ぐんでしまった。この人とこの先も一緒に家路に着くことはできないんだなぁと思ったから。周りから見れば、バカみたいな不倫カップルだったと思う。
正当化しちゃいけないのに私は幸せと辛さを噛み締めた。
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在31歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪